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スズメバチの卵ってどんなもの?特徴や見つけた時の対処法を徹底解説!
スズメバチの卵ってどんなもの?特徴や見つけた時の対処法を徹底解説!

スズメバチの卵ってどんなもの?特徴や見つけた時の対処法を徹底解説!

庭先に出現した卵らしきものの正体が分からず、不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、スズメバチの卵について解説していきます。

  • 「スズメバチの卵ってどんな見た目?」
  • 「どこに産み付けられるの?」

などの疑問に向けて、スズメバチの卵の特徴や成長の流れなどをご紹介します。卵を発見した時の対処法から予防策まで、日常に役立つ内容もまとめました。知られざるスズメバチの生態を知れば、危険の早期発見にもつながりますよ!

スズメバチの卵の特徴

スズメバチの卵の見た目やサイズ

最初に、スズメバチの卵の特徴をご紹介します。見た目やサイズ、産み付けられる場所などをチェックしていきましょう。

スズメバチの卵の見た目やサイズ

スズメバチの卵は非常に小さく、約1~2mm程度の大きさ。クリーム色から白色をしていて、微かに透明感があるので、光を当てると少し透けて見える点が特徴です。
ただし、卵は女王蜂によって巣の中に一つずつ産み付けられるので、あまり人目につくわけではありません。

卵の産み付けは巣の中

カブトムシなどの昆虫は、1カ所に多数を一気に産む「集卵型」が一般的ですが、スズメバチは、女王蜂が六角形の巣穴に1つずつ、丁寧に産み付けます。巣ができる春から初夏にかけて早いスピードで産卵し、その後の巣の拡大が速いのもスズメバチならではと言えます。
巣は、木の樹皮や土、泥などを材料にして、密集した木の枝や建物の軒下、屋根裏などの、雨風を防げる場所に作られます。

スズメバチの卵が孵化するまで

スズメバチの卵を産み付ける女王蜂

次に、スズメバチの卵が孵化するまでの経過を解説します。産卵期や孵化するまでの期間、適した環境を参考にしてください。

スズメバチが卵を産む時期

スズメバチの女王蜂は、春の暖かくなる時期に冬眠から目覚め、巣作りを開始します。具体的には、4月から5月頃にかけて活動を始め、巣の基礎を作りながら卵を産み始めます。
最初に産まれる卵は、すべて働き蜂となります。未来の働きバチが孵化して成長すると、女王蜂は巣作りや餌集めの役割を働き蜂へと引き継ぎ、産卵に専念するというわけです。
その後は、どんどん巣が拡大し、比例して産卵数も増加していきます。

スズメバチの卵が孵化する期間

スズメバチの卵は、気温や湿度などの環境条件によって多少前後する場合があるものの、平均して産卵後約5日から8日で孵化します。
孵化した幼虫は、働き蜂によって餌が与えられ、数回の脱皮を経て成長していきます。その後、繭を作ってさなぎになり、最終的に成虫へと成長します。
卵から成虫になるまでには、約3週間から1ヶ月程度の時間がかかります。

スズメバチの卵が孵化しやすい環境

スズメバチの卵が正常に孵化するためには、一定の温度と湿度が保たれた環境が必要です。最適な温度は約25度から30度、湿度は60%から80%程度。これらの条件が整うと、卵は正常に発育し、健康な幼虫が孵化していきます。
また、巣に使われる材料も、孵化に適した環境をサポートしています。木の樹皮や泥などを使って作られた巣は、内部の温度や湿度を一定に保つ効果があり、巣の内部は居心地よく整えられているのです。

スズメバチの卵が孵化したあと

スズメバチの卵が孵化するまで

孵化したあとの、幼虫の特徴や成長過程も見ていきましょう。

スズメバチの幼虫の特徴

スズメバチの幼虫は、孵化直後は白くて柔らかい体を持ち、足はなく、丸みを帯びた形状をしています。頭部には小さな目があり、大きなアゴを備えていますが、自力で餌をかみ砕くまでには至りません。
そのため、働き蜂が昆虫などを捕らえ、肉団子状にして幼虫に与えます。この肉団子は、幼虫が飲み込みやすいように細かく加工され、成虫から口移しで与えられます。

スズメバチの幼虫の成長過程

スズメバチの幼虫は、成虫のきめ細やかなケアで、孵化後約12日間で急速に成長します。幼虫が成長すると、口元から透明な分泌液を出すようになり、今度は、成虫がその分泌液を舐めて栄養源とする「栄養交換」が行われます。
その後、終齢幼虫になると、自らの口から糸を吐いて育房の入口に白い蓋を作り、さなぎになります。さなぎの期間は約10日から14日で、その間に体が硬化し、成虫の形態へと変化します。
つまり、卵から成虫になるまでの総期間は約22日から26日。この成長サイクルの速さによって、巣内では次々と新しい働き蜂が誕生して、巣も拡大していくのです。

スズメバチの卵を見つけた時の対処法

スズメバチの卵を見つけた時の対処法

実際に、スズメバチの卵や巣を見つけた時の対処法をご紹介します。スズメバチの卵は巣の中に産み付けられるので、卵のみ見かける場合は多くありません。必然的に巣自体を駆除する必要があります。

  • 自分で駆除を試みる
  • 業者に依頼する

業者へ依頼すべき状況などもあわせて参考にしてください。

自分で駆除を試みる

スズメバチの巣が小さく、初期段階である場合に限り、自分での駆除が可能です。​具体的には、巣の直径が10~15cm未満で手の届く範囲、かつ周囲に働き蜂が少ない場合が該当します。
以下の手順を参考にしてください。

  1. 防護対策を徹底する
  2. 駆除の適切な時間帯を選ぶ
  3. 適切な殺虫剤を使用する
  4. 慎重に巣を撤去する

流れに沿って見ていきましょう。

STEP1:防護効果を徹底する

スズメバチは、強い刺激に敏感で攻撃性も高いため、防護服に近い装備が必須です。厚手の長袖長ズボンを着用し、手袋・帽子・ゴーグル・マスクで肌の露出を完全に防いでください。
特に、黒い服は攻撃対象になりやすいので避けましょう。市販されているプロ用の防護服を利用するのをおすすめします。

STEP2:駆除の適切な時間帯を選ぶ

防御服が用意できたら、駆除すべき時間帯を選びましょう。
働き蜂が巣に戻っている早朝もしくは夕方以降は、スズメバチの活動が鈍るので、ねらい目の時間帯と言えます。巣の中の個体数が多く、駆除効率が高まる点もポイント。
また、視界が悪くスズメバチの活動が抑えられる雨の日も比較的安全です。つまり、雨の日の早朝か夕方以降に焦点を当てて準備してください。

STEP3:適切な殺虫剤を使用する

実際に駆除作業を実施する際は、使い勝手の良い殺虫剤を使用してください。約2~3メートルの距離から噴射できる高圧タイプが理想。必ず、「スズメバチ用」と明記された商品を使ってください。
使用前に風向きを確認し、風下に立って噴射すると、自分への逆風被害を避けられます。

もし、気付いたスズメバチがこちらに向かってくる、などの事態になったら、かなり危険と言えます。無理せずゆっくりとその場を離れましょう。騒いだり走って逃げたりすると逆効果なので、十分注意してください。

STEP4:慎重に巣を撤去する

巣の撤去作業も、危険が伴う作業です。薬剤の効果が出た後、最低でも1~2時間は時間を空け、蜂の動きが完全に止まってから巣を撤去しましょう。
巣に残った個体の反撃を避けるため、撤去時も防護対策は継続してください。取り外した巣は厚手のビニール袋に入れて密封し、自治体のルールに従って廃棄します。
撤去後も1週間程度は現場の様子を観察し、巣が再発しないように注意してください。

自力でのスズメバチ駆除のさらに詳しい情報を知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
スズメバチを駆除したい時はどうしたら良い?自力での退治方法とおすすめ駆除方法を紹介!

自分で駆除できる状況は、かなり少ないと考えるべきです。専門業者に依頼すべきケースを次に解説していきます。

業者に依頼する

以下のようなケースは、必ず業者に依頼してください。

  • スズメバチの巣が大きい
  • 手の届かない場所にある
  • 蜂の活動が収まらない

スズメバチに攻撃されると、最悪命取りになりかねません。上記以外でも、基本的に駆除はお任せするのをおすすめします。

業者に依頼する際の一般的な流れは以下の通りです。

  1. 業者へ連絡する
  2. 見積もりを確認する
  3. 駆除作業を実施する
  4. 作業後に確認・支払いする

最初に、問い合わせフォームや電話などで、巣の場所や大きさ、その他の必要事項を伝えましょう。現地調査後の見積もりに納得できたら、駆除作業を依頼します。
作業当日の天候や蜂の活発度により時間は変動しますが、高所や大型の巣を駆除する所要時間は、2時間前後が目安です。必要に応じて、忌避剤の散布などのオプションサービスを検討してください。
急ぎの場合に即日対応してくれる、キャンセル料金が無料、などのメリットがある業者を選ぶと安心。
詳しい業者の選び方は、次の項を参考にしてください。

スズメバチの卵撤去を依頼する業者の選び方

スズメバチの卵撤去を依頼する業者の選び方

スズメバチの卵や巣の撤去を依頼する業者の選び方をご紹介します。

  • 豊富な駆除事例が紹介されている
  • 安全対策が徹底されている
  • 再発時の駆除保証がある

上記3点を参考にしつつ、安心できる業者を探してください。

豊富な駆除事例が紹介されている

まず、過去の駆除実績をチェックしてみましょう。

豊富な場数を踏んでいる業者は、信頼度も高い証。サービスの質の高さはもちろん、お客様ファーストを徹底しているかも確認してください。緊急時の即日対応にも応じてくれる、見積もり後のキャンセルOK、などの体制が整っているなら、安心感も増すはずです。
口コミの評価や内容からも、業者の実態が把握できるので、参考にしてみてください。

安全対策が徹底されている

スズメバチの駆除は危険を伴うため、安全対策は必須。安全対策について、事前にしっかり説明してくれる業者を選びましょう。
実際に作業するのは業者のスタッフであるとは言え、安全対策が万全でないと、依頼主や近隣住民にも被害が及びかねません。
作業中の事故やトラブルに対する保険の有無も、あわせて確認しておきましょう。

再発時の駆除保証がある

駆除後に、再びスズメバチが巣を作るケースもゼロではありません。そのため、再発時の対応について保証がある業者を選ぶと安心です。
保証の例として、駆除後一定期間内に同じ場所に新しい巣ができた場合は、追加料金なしで再度駆除する、などがあります。​保証内容や期間は業者によって異なるため、保証の条件や範囲について事前に確認してください。

スズメバチの卵発生を未然に防ぐための日々の対策

スズメバチの卵発生を未然に防ぐための日々の対策

最後に、スズメバチの卵や巣に遭遇しないための日々の対策をお伝えします。

  • 定期的に点検する
  • 巣を見つけたら早急に駆除する
  • 巣ができやすい場所を防護する

上記3点を、詳しく解説していきます。

定期的に点検する

スズメバチは、雨風をしのげる場所に巣を作る傾向があります。軒下、天井裏、床下、通気口、庭木などを月に1~2回程度点検し、作りかけの巣がないかチェックするようにしてください。
4月~6月にかけての時期は、女王バチが単独で巣作りを始める時期なので、まだ巣が小さいのがポイント。巣を小さいうちに発見すれば、被害を未然に防ぎつつ安全に対処できます。
卵のみしか見つからない場合も安心は禁物。近くに巣がある確率が非常に高いでしょう。場所が特定できない場合は、早めに点検を依頼してください。

巣を見つけたら早急に駆除する

巣や卵を見つけたら、早急に駆除するようにしましょう。
巣が小さい段階(直径15cm未満が目安)であれば、市販のスズメバチ専用殺虫スプレーを使用して駆除してもトラブルになりづらいですが、巣が大きくなっている場合や、ハチの活動が活発な場合は、専門の駆除業者に依頼してください。

特に、夏から秋にかけては蜂の攻撃性が増すため、非常に危険と言えます。

巣ができやすい場所を防護する

スズメバチが巣を作りやすい場所には、事前に対策を施すのも効果的です。
天井裏や床下の通気口、軒下など、スズメバチの巣が発生しやすい場所に、網目の細かい金網や防虫ネットを設置すると、スズメバチの巣作りを阻止できるでしょう。
また、庭木を剪定して風通しを良くすれば、巣を作りにくい環境になるはずです。

スズメバチの卵を見つけたら蜂駆除専門クリーンライフに相談しよう

スズメバチの卵を見つけたら蜂駆除専門クリーンライフに相談

スズメバチの卵について、詳しく解説しました。
本来巣の中に産み付けられるスズメバチの卵は、もし見かけた場合は、巣がそばにあると考えるべきでしょう。巣がある以上、卵の段階でも専門業者に相談するのが安心です。
蜂駆除専門クリーンライフ』は、その名の通り蜂の駆除を専門とする実績豊富な業者。見つけにくい卵や巣も迅速に駆除してくれるので、大きなトラブルを防げるでしょう。
現地調査も見積もりも無料で対応しますので、気軽に相談してみてください。

『ハチ駆除専門クリーンライフ』に相談してみる

スズメバチの卵に関するよくある質問

スズメバチの卵はどこにあるのでしょうか?
スズメバチの卵は、すべて巣の中の六角形のセルに1つずつ産み付けられています。女王蜂が巣の内部で産卵するため、卵が巣の外に落ちていることは基本的にありませんが、もし卵を見つけた場合は、近くに巣がある確率が非常に高いと言えるでしょう。
卵のある巣は危険ですか?
卵のある巣には必ず女王蜂や働き蜂がいて、常に周囲を監視しています。女王蜂や卵を守るため、働き蜂の警戒心が強いので、巣に近づくだけでも威嚇されて大変危険。
絶対に近づかず、専門業者に相談しましょう。
スズメバチの卵だけを見つけたらどうすべきですか?
卵だけが地面に落ちていた場合、風や衝撃で巣の一部が壊れて落ちた可能性があります。その近くにまだ巣がある確率が高いので、周囲を無理に探さず、速やかに専門業者に連絡してください。
ミツバチやアシナガバチの卵と見分けられますか?
卵そのものの見た目は似ていますが、巣の構造や場所で見分けられます。スズメバチの巣は球状で閉鎖的な形状をしている反面、アシナガバチは傘状で目に付きやすい特徴があります。また、ミツバチの巣は、蜜蝋で作られている点も相違点。
卵自体ではなく、巣で判断してみましょう。
スズメバチの卵に触れてしまったら危険ですか?
卵そのものに毒性はありませんが、卵を傷つけたとみなされて、周囲の働き蜂が攻撃してくる恐れがあります。
巣全体の蜂を刺激する結果になるので、むやみに触るのは絶対にやめましょう。

危険ですので、無理せず
まずはプロに相談を!

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