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スズメバチの巣は空っぽでも危険?放置NGの理由と正しい対処法を徹底解説!
「スズメバチの巣があるけど空っぽだから大丈夫」と放置していませんか?実は、そのままにしておくとスズメバチが周囲に戻ってくる危険性や他の害獣が住みつくリスクがあるため、注意が必要です。
本記事では、スズメバチの巣が空になる時期と理由をはじめ、空っぽの巣でも放置してはいけない3つの理由を詳しく解説します。また、空っぽのスズメバチの巣を見つけた際の対処方法や業者に依頼する際のポイント・費用相場も詳しく解説します。
スズメバチの巣の撤去でお悩みの方や空っぽの巣を見つけた時の対処法が知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
スズメバチの巣が空っぽになる時期とその理由
スズメバチの巣が空っぽになる時期は、主に秋の終わりから冬にかけてです。
春から秋にかけて活動した女王バチや働きバチは冬を越せずに死んでしまうため、活動が終わることで巣の中が自然に空っぽになります。
ただし、新しく生まれた女王バチは春になると活動を始めます。また、巣の周辺や巣の中にスズメバチが潜んでいる可能性もゼロではないため、空っぽに見えるからといって安全ではありません。そのため、安易に触ったり近づいたりしないようにしましょう。
空っぽでも危険!スズメバチの巣を放置してはいけない3つの理由
スズメバチの巣が空っぽでも、以下のような3つの理由で放置することはおすすめできません。
- 再利用される可能性があるから
- 他の虫や害獣が使用する恐れがあるから
- 刺された場合のリスクが大きいから
それぞれのリスクを詳しくみていきましょう。
再利用される可能性があるから
スズメバチの巣を放置してはいけない理由は、同じ場所やその近くに再び巣を作られる可能性があるためです。
スズメバチは基本的に前年の巣を再利用することはありませんが、条件の良い場所には新たな女王バチが巣を作ることがよくあります。特に、前年の巣があった場所は住みやすく安全な場所と認識されるため、巣作りの候補になりやすいでしょう。
空になった巣をそのままにしておくとスズメバチが翌年以降も同じ場所に巣を作るリスクが高まるため、スズメバチの巣を見つけ次第、確実に撤去することが大切です。
他の虫や害獣が使用する恐れがあるから
スズメバチの巣を放置すると、他の虫や害獣が巣を再利用する可能性があるため注意が必要です。
放置されたスズメバチの巣は、他の虫や小動物にとって格好の住処となります。例えば、クモやムカデ、ゴキブリなどの害虫が巣の内部に住み着いたり、ネズミやコウモリといった害獣が出入りしたりする可能性があります。
このような二次被害は衛生面や建物の損傷にもつながりかねないため、速やかに撤去することがおすすめです。
刺された場合のリスクが大きいから
刺された場合の健康リスクが大きいことも、スズメバチの巣を放置してはいけない理由のひとつです。
スズメバチは強い攻撃性を持つため、巣の近くに残っている場合は人が近づいただけで襲ってくることがあります。スズメバチに刺されると激しい痛みや腫れだけでなく、アナフィラキシーショック(急性の全身アレルギー反応)を引き起こし、呼吸困難や血圧低下などの命に関わる危険な症状が現れることもあります。特にアレルギー体質の人や過去に刺されたことがある人は注意が必要です。
そのため、素人判断で放置せず、専門業者による確実な対応が必要です。
参考:一般社団法人日本アレルギー学会「アナフィラキシーガイドライン2022」
空っぽのスズメバチの巣を見つけたときの対処法
空っぽのスズメバチの巣を見つけた場合の対処法は、自分で撤去する方法と業者に依頼する方法があります。
それぞれの対処法を詳しく解説します。
自分で撤去する
空っぽのスズメバチの巣であれば、自分で撤去することも可能です。
ただし、万が一中に残っているスズメバチがいると危険なため、慎重に作業する必要があります。巣の周囲にスズメバチが飛んでいないか、音がしないかなど事前にをチェックしましょう。
また、巣を撤去する際は念のため長袖や長ズボン、手袋や帽子など肌の露出を避ける服装で作業を行います。巣の下にゴミ袋や虫取り網などをセットし、落とした巣をそのまま回収できるように準備しておきましょう。その後、長い棒などを使って巣を静かに落とし、巣をゴミ袋に入れてしっかり密封します。
ただし、少しでも危険を感じた場合や不安がある場合は無理をせず、専門の業者に撤去を依頼することをおすすめします。
スズメバチを自分で駆除する方法については以下記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
スズメバチを駆除したい時はどうしたら良い?自力での退治方法とおすすめ駆除方法を紹介!
プロに依頼する
スズメバチの巣を安全で確実に撤去したい場合は、専門の駆除業者に依頼するのがおすすめです。
プロであればハチの種類や巣の状態を適切に判断し、安全な方法で除去してくれます。特に高所や軒下にある巣などは素人での作業は難しいため、無理をせず任せましょう。
また、プロに依頼することで再発防止のアドバイスも受けられるため、長期的に安心できるメリットもあります。スズメバチに刺されると健康リスクも大きいため、無理をせずプロにお任せするのがおすすめです。
スズメバチの安全駆除なら『ハチ駆除専門クリーンライフ』にご相談ください。
空っぽになったスズメバチの巣の撤去をプロに依頼する場合の費用相場
空っぽのスズメバチの巣をプロに撤去してもらう場合、費用は10,000円〜50,000円程度が相場です。
ただし、撤去費用は巣の大きさや場所、作業の難易度によって変動します。例えば、高所作業が必要な場合や屋根裏・天井裏など手の届きにくい場所にある巣は、料金が高くなる傾向にあります。
また、夜間や緊急対応には追加料金がかかることもあるため複数の業者に見積もりを取り、納得したうえで依頼できるようにしましょう。
空っぽのスズメバチの巣をプロに依頼するときの業者の選び方
空っぽのスズメバチの巣を撤去する際、業者選びは非常に重要です。
本章では、信頼できる業者を選ぶためのポイントを以下の3つに分けて紹介します。
- 費用相場を確認する
- 口コミや評価を確認する
- サービス内容をチェックする
それぞれ詳しくみていきましょう。
費用相場を確認する
スズメバチの巣を業者に撤去してもらう際は、事前に費用相場を確認することが重要です。
一般的な費用相場は10,000円〜50,000円程度ですが、巣の大きさや場所などのさまざまな要因をはじめ、業者によっても料金が変動することがあります。
また、見積もりを依頼する際は出張費や高所作業費、巣が複数ある場合の追加料金などを事前に確認しておくことが大切です。はじめから1社に絞らず複数社に見積もりを依頼し、納得したうえで業者を選びましょう。
口コミや評価を確認する
スズメバチの駆除業者を選ぶ際は、口コミや利用者の評価を確認しておくと安心です。
実際にサービスを利用した人の体験談から、対応の丁寧さや作業の速さ、トラブルの有無などが分かります。Googleマップや比較サイト、地域の掲示板などで簡単に確認できるため依頼前に必ず確認し、信頼できる業者なのかを判断しましょう。
ただし、あまりにも評価が高すぎる場合はサクラの可能性もあるため、極端な意見には注意が必要です。信頼性と実績を兼ね備えた業者選びを心がけましょう。
サービス内容をチェックする
サービス内容のチェックも、業者選びには重要です。
スズメバチの駆除といっても業者ごとに対応しているサービス内容には違いがあります。例えば、再発防止のためのアフターケアや予防施工、作業後の清掃まで対応しているかなどは重要なチェックポイントです。
また、空の巣でも対応可能なのか、夜間や緊急対応はできるのかといった点も確認しておくと良いでしょう。価格だけでなく、サービスの質も比較して選ぶことが業者選びで失敗しないコツです。
空っぽのスズメバチの巣を自分で撤去する際の注意点
空っぽのスズメバチの巣を自分で撤去する際は、以下のような点に注意が必要です。
- 夜間や明け方などの時間を選んで撤去する
- 防護服を着用する
- 完全に空か確認する
事前に注意点を把握し、スズメバチの巣を安全に撤去できるように準備しておきましょう。
夜間や明け方などの時間を選んで撤去する
スズメバチの巣を自分で撤去する際は、夜間や明け方の肌寒い時間帯に行いましょう。
スズメバチは昼間に活発に活動しますが、夜間や気温の低い時間帯は動きが鈍くなるため、この時間帯に作業するのが比較的安全とされています。空っぽに見えても内部にハチが残っている可能性もゼロではないため、スズメバチが動きにくい時間帯などに撤去作業を行うことで刺されるリスクを減らせます。
ただし、暗い中での作業は足元が見えにくく転倒などの危険もあるため、懐中電灯などでしっかりと周囲や足元を照らし、安全を確保しながら慎重に作業を進めましょう。
防護服を着用する
スズメバチの巣を自分で撤去する際は、防護服を必ず着用しましょう。
防護服を着用することで、内部にスズメバチが残っていたときに刺されるリスクを軽減できます。専用の防護服がない場合は厚手の長袖や長ズボン、帽子や手袋を着用し、首元もタオルなどでしっかり覆いましょう。また、黒い服はスズメバチを刺激しやすいので、白や明るい色の服を選ぶことが大切です。
ただし、防護服は刺されるリスクを下げるためのものであり、完全に防げるわけではありません。そのため、隙間をテープでふさいだり服を重ね着して厚みを持たせるなどの工夫をしながら、安全に撤去できるようにしましょう。
完全に空か確認する
スズメバチの巣の撤去前には、必ず中にハチが残っていないかを確認しましょう。
しばらく巣を観察し、ハチの出入りや羽音がないかをチェックします。念のため、棒などで巣を軽くつついて反応がないかを確かめるのも有効です。
ただし、自身での撤去が不安な場合は無理をせず、プロの駆除業者に依頼することも大切です。
スズメバチの巣の再発を防ぐ方法
スズメバチの再発を防ぐためには、以下のような対策が必要です。
- 忌避スプレーや木酢液を使用する
- 捕獲器やトラップを設置する
- 巣を作りやすい場所をふさぐ
- 早期発見できるように点検する
スズメバチの巣の再発を防ぐには、複数の対策を組み合わせることが効果的です。
まずは市販の忌避スプレーや木酢液を巣が作られやすい場所に散布し、近寄らせない工夫をしましょう。さらに、捕獲器やトラップを設置することで女王バチの侵入を防ぐことが可能です。また、屋根裏や軒下などの巣を作りやすい隙間はネットや金網でふさぐことも有効です。
スズメバチが活動する春先からは定期的に点検を行い、早期発見・早期対処を心がけましょう。
空っぽのスズメバチの巣はプロに依頼して早めに撤去しよう
スズメバチの巣が空っぽだからといって、油断は禁物です。放置することで再利用や害虫の侵入リスク、残ったハチによる刺傷被害などさまざまなトラブルが発生する可能性があります。
そのため、空っぽのスズメバチの巣を見つけた際は素早い撤去が必要ですが、自力で撤去する方法は難しいと感じる方が多いでしょう。安全性や確実性を重視するなら、プロへの依頼が安心です。
ハチ駆除専門クリーンライフでは、ハチ駆除のプロがスズメバチの巣を安全に撤去いたします。最短30分で駆けつけ、再発防止や駆除後のアフターサービスも徹底して行います。
リーズナブルな料金設定で現地調査やキャンセル料も無料で行っているため、安全な暮らしを守るためにも、まずはご相談ください。
空っぽのスズメバチの巣に関するよくある質問
- スズメバチの巣が空っぽかどうかはどうやって見分ければいいですか?
- ハチの出入りがまったくなく、羽音も聞こえない状態が数日以上続いていれば空になっている可能性があります。
ただし、内部に数匹残っていることもあるため、慎重に確認しましょう。
- 空っぽのスズメバチの巣の撤去は自分でもできますか?
- 自分での撤去自体は可能です。
しかし、万が一スズメバチが残っていた場合に刺される危険があるため注意が必要です。防護服の着用や安全な時間帯の選定など、安全対策を十分に行ったうえで作業しましょう。
- 冬に見つけたスズメバチの巣は安全ですか?
- 冬はスズメバチの活動が停止しており、巣の中にスズメバチがいない可能性が高い時期です。
しかし、完全に安全とは限りません。中に越冬しようとしている女王バチが残っていることもあるため、念のため注意して対処しましょう。
危険ですので、無理せず
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