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スズメバチの巣は自分で駆除できる?リスクや駆除する際の手順を解説
スズメバチの巣は自分で駆除できる?リスクや駆除する際の手順を解説

スズメバチの巣は自分で駆除できる?リスクや駆除する際の手順を解説

本記事では、スズメバチの巣の駆除が自分でできるかについて徹底解説します。

スズメバチは攻撃性が高く、巣の駆除はそれなりの危険性が伴うため注意が必要です。一般の方が駆除できる範囲には限度があり、しっかりと見極めたうえで、自分でも対応できるかを判断しなければなりません。

また、自分で駆除する場合にはおさえておきたいポイントがあります。安全にスズメバチを駆除するためにも、本記事を参考に正しい知識を身につけておきましょう。

スズメバチの巣を自分で駆除するのはリスクが高い

スズメバチの巣を自分で駆除するのはリスクが高い

スズメバチは攻撃性が高く、毒性が強いことで知られるハチです。自分で駆除できないこともありませんが、基本的にはリスクが高いと考えておきましょう。

なお、巣を自分で駆除できるかはハチの種類によっても変わるため、まずはハチの種類を特定しなければなりません。以下に主なハチの特徴をまとめました。

スズメバチ ミツバチ アシナガバチ
特徴 腰にくびれがあり、胴体がオレンジ色をした個体が多い 全体が丸みを帯びたフォルムで、毛に覆われている個体が多い。 胴体が長く、黄色の鮮やかな縞模様が特徴。腰にくびれがあり、細身のフォルムをしている。
体長 17~40mmくらい 12mmくらい 21~21mmくらい
攻撃性 高い 低め
巣の形状
  • 球状
  • 茶色く、マーブル模様
  • 入り口は基本的に一つ
  • 平べったい板状
  • 何層も重ねてつくることがある
  • 作始めは白いが、徐々に蜜色になる
  • シャワーヘッドのような形状
  • 巣穴が表面に露出している
  • 灰色や薄い茶色
巣の大きさ 10~40cmが多いが、1mほどの巨大なものもある 巣によって大きく異なる 10~15cm程度

 

ハチの巣を見つけたら、上記を参考にまずはハチの種類を特定しましょう。ミツバチであれば、スズメバチよりも比較的リスクが少ないといえます。

スズメバチの巣を自分で駆除できるかを判断する方法

スズメバチの巣を自分で駆除できるかを判断する方法

スズメバチの巣が自分で駆除できるかを判断するには、以下にある2つのポイントをチェックしましょう。

  • 巣の大きさ
  • 巣がある場所

巣の大きさ

スズメバチの巣を自分で駆除するか判断するには、はじめに巣の大きさをチェックしましょう。小さめの巣なら自分で駆除できますが、10cmを超えるような大きな場合は、自分で駆除するのはおすすめしません。

巣内にいるスズメバチの数が多いことが予想され、多数のスズメバチから襲われる可能性があります。スズメバチは、毒性が強いことでも知られるハチです。

アナフィラキシーショックをはじめ、重篤な症状を引き起こす恐れがあります。

巣がある場所

巣がある場所も、自分で駆除できるかを判断する重要なポイントです。以下のような場所にあるときは、自分での駆除は避けたほうがよいでしょう。

  • 軒下や木下など高所
  • 地中・床下・屋根裏などの視認がしにくい場所
  • 建物の壁の中

高所は、作業時に落下する恐れがあるため危険です。巣が小さい場合でも、業者に依頼するのがよいでしょう。また、視認がしにくい場所も自分では駆除しないほうが無難です。

巣や周辺の状態が見えないため、思わぬトラブルが生じる可能性があります。

なお、スズメバチは建物の壁の隙間に巣を作ることがあります。このような場所は建物を損傷させてしまう恐れがあるため、一般の方が自分で駆除するのは難しいでしょう。

スズメバチの巣を自分で駆除する際の手順

スズメバチの巣を自分で駆除する際の手順

スズメバチを自分で駆除する際は、大まかに以下の手順で進めましょう。

  1. 事前準備
  2. スズメバチの駆除
  3. 巣の撤去

事前準備

スズメバチの巣の駆除は危険性が高いため、しっかりと準備をしてから臨みましょう。以下は、スズメバチの巣の駆除で準備しておくべき道具です。

  • 防護服
  • 殺虫スプレーや捕獲器
  • のこぎりまたは枝切ばさみ
  • 脱脂
  • ビニール袋(除去した巣が入るサイズのもの)
  • 懐中電灯(巣が暗い場所にある場合)
  • 虫取り網(高い場所の巣を駆除する場合)

防護服は必ずハチ用のものを準備しましょう。袖や裾に隙間がある場合には、スズメバチが服内に入ってこないようにテープでしっかりとふさいでください。

昨今では防護服の種類も豊富になっていますが、「高密度生地」や「厚手」のものを選ぶのがおすすめです。

そのほか、巣を切り取る際ののこぎりや除去した巣を入れるビニール袋が必要となります。

スズメバチの駆除

スズメバチの巣の駆除作業では、はじめに出口に向かってスプレーを噴射します。噴射距離が長い商品であれば、巣にあまり近づかなくて良いので便利です。羽音がしなくなるまで、スプレーを噴射し続けます。

スプレーが足りないとすべてのハチを駆除できないため、巣の大きさに応じて多めの本数を準備しておくことが大事です。

また、他の場所に穴を開けたり、壊したりすると中のスズメバチが逃げ出す可能性があります。集団で襲われることになりかねないため、作業時は巣を壊さないように注意しましょう。

巣の撤去

スズメバチの動きがしなくなったら、巣の入り口に脱脂綿を詰めて出口を塞ぎましょう。あとはのこぎりや枝切ばさみを使って巣を切除し、用意したビニール袋に入れます。

巣の処分方法は自治体によって異なるため、自治体に確認したうえで処分しましょう。

スズメバチは動かなくなったあとでも、反射的に攻撃してくる場合があります。駆除してしばらくの間は、スズメバチには触れないようにしましょう。

なお、スズメバチの駆除作業時には、見守ってくれる人を確保しておくことが大事です。一人で駆除作業をした場合、万が一の事態が発生した際に対応ができません。

もう一人その場にいれば刺されたり、作業中に事故が発生したりした際に迅速に対応ができます。

ただし、近くにいるとその人もスズメバチから襲われる可能性があるため、離れた安全な場所から見守ってもらいましょう。

スズメバチの巣を自分で駆除するときの注意点

スズメバチの巣を自分で駆除するときの注意点

スズメバチの巣を自分で駆除するときは、以下の5つの点に注意しましょう。

  • 駆除は日没後の時間帯におこなう
  • スズメバチを刺激するような行動をしない
  • 駆除中に攻撃してきても冷静に行動する
  • 刺されたときは適切に処置をする
  • 戻り蜂に注意する

駆除は日没後の時間帯におこなう

スズメバチの巣の駆除は、暗い時間帯に実施するのがおすすめです。日中はスズメバチの活動が活発なため、襲われる危険性が高くなります。

夜間はスズメバチの活動がおとなしくなるのでリスクが少なく、作業をスムーズに進めやすいでしょう。

また、夜間はスズメバチが巣内にとどまっているため、まとめて駆除できるのもメリットです。

スズメバチを刺激するような行動をしない

巣を駆除するときは、スズメバチを刺激するような行動を避けましょう。刺激を受けると攻撃性が高くなり、襲われる可能性があります。

スズメバチを刺激しないようにするには、以下のポイントをおさえておきましょう。

  • 黒のような濃い色の物は身に付けない
  • 整髪料・香水・汗などの香りや臭いがしないようにする
  • 激しい動作をしない

スズメバチは、濃い色・匂い・動きに敏感です。巣を駆除するときは濃い色の物を身に付けるのは避け、整髪料や香水は使用しないようにしましょう。

汗の臭いに反応することもあるので、事前にシャワーで洗い流しておくのもおすすめです。ただし、シャンプーやボディソープは香りを発する可能性があるため、使わないようにしましょう。

駆除中に攻撃してきても冷静に行動する

先述したようにスズメバチは、動作に敏感に反応する傾向です。激しい動きをするとより攻撃性が増す恐れがあるため、攻撃してきたとしても冷静に行動する必要があります。

もし作業の継続が困難なときは、一旦静かにその場所を離れましょう。

また、スズメバチは大きな音にも反応することがあります。大きな声はスズメバチを刺激する恐れがあるため、攻撃されたとしても大声を出すのは控えましょう。

刺されたときは適切に処置をする

もしスズメバチに刺されたら、慌てずに適切な処置をおこなうことが大切です。スズメバチに刺されたときはその場を静かに離れ、まずは刺された場所を洗い流しましょう。

このとき、口で毒を吸い出すのはNGです。口の中にも毒が広がり、被害が拡大する可能性があります。

なお、スズメバチに刺された場合、アナフィラキシーショックに注意しましょう。アナフィラキシーショックはアレルギー反応のひとつで、場合によっては命にかかわります。

スズメバチに刺されたあとに、はきけ・呼吸困難などの刺された場所以外に症状が出たときは、速やかにクリニックを受診しましょう。

また、スズメバチに刺された場所は腫れることがありますが、腫れがなかなか引かないときには一度皮膚科を受診するのがおすすめです。

戻り蜂に注意する

スズメバチの巣を駆除したあとは、「戻り蜂」に対する対策を講じましょう。巣を駆除したあとは、外に出ていたスズメバチが巣のあった場所に戻ってくることがあります。

このようなハチは戻り蜂と呼ばれますが、巣がないため攻撃的になっているケースも少なくありません。

攻撃されるリスクが高いので、駆除後1週間程度は巣があった場所に殺虫スプレーをしたり、捕獲器を設置したりするのがおすすめです。

以下の記事でもスズメバチ駆除について解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
スズメバチを駆除したい時はどうしたら良い?自力での退治方法とおすすめ駆除方法を紹介!

スズメバチの巣を自分で駆除する以外の選択肢

スズメバチの巣を自分で駆除する以外の選択肢

スズメバチの巣の駆除は危険性を伴うため、外注を検討のするのも選択肢です。ハチ駆除のプロに駆除を依頼することで、安全に巣を取り除けます。

主なハチ駆除の外注先としては、以下の2パターンが挙げられます。

  • 市役所に相談する
  • 業者に依頼する

市役所に相談する

スズメバチの駆除は、市役所などの自治体に依頼できる場合があります。以下は、スズメバチの駆除を自治体に依頼するメリットです。

  • 補助金を受けられる場合がある
  • 業者を手配してもらえる
  • 道具の貸出がある

提供されているものは自治体によって異なるため、住まいの自治体へ確認してみましょう。

自治体によっては、補助金の支給や業者の手配などをやってくれる場合があり、コストを抑えつつスズメバチの巣を駆除できます。

業者に依頼する

スズメバチの巣を駆除したいなら、ハチ駆除専門の業者へ依頼するのもおすすめです。自治体へ依頼する場合、返答や対応までに時間がかかるケースも少なくありません。

ハチ駆除専門業者には当日対応をしているところもあり、迅速な対応が見込めます。ハチ駆除専門の業者を探すときは、以下のポイントをおさえておきましょう。

  • 料金は高くないか
  • 見積もりに不明な点がないか
  • 対応が丁寧か
  • 口コミの評判は良いか

ハチ駆除においては、業者とのトラブルも発生しています。業者選びでは、上記をチェックしましょう。

スズメバチの巣の駆除を業者に依頼するときの料金相場

スズメバチの巣の駆除を業者に依頼するときの料金相場

スズメバチの巣の駆除費用は、1~5万円ほどが相場です。ただし、費用は業者・巣の大きさ・巣がある場所によって大きく異なるため、具体的な費用は見積もりを取らないとわかりません。

費用が気になるときは、はじめに見積もりを取りましょう。

なお、費用を抑えたいときは、複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです。複数社から見積もりを取れば適正価格がわかるため、安い業者を見つけやすくなります。

スズメバチに巣を作らせないための対策

スズメバチに巣を作らせないための対策

スズメバチの巣を駆除したあとは、新たな巣を作らせないための対策を講じましょう。主な対策としては、以下のようなものが挙げられます。

  1. 軒下・木下などの巣が作られそうな場所に定期的に殺虫スプレーを噴射する
  2. 巣が作られそうな場所に捕獲器やトラップを設置する
  3. 油や木酢液などスズメバチが苦手な臭いがするものを散布する
  4. 防虫ネットを活用する

スズメバチの活動期間は、4~11月ごろです。期間中は上記のような対策を講じることで、巣が作られる可能性を軽減できるでしょう。

スズメバチの巣を自分で駆除する際のよくある質問

スズメバチの巣を自分で駆除する際のよくある質問

以下に、スズメバチの巣を自分で駆除する際のよくある質問をまとめました。事前にチェックしておくと、巣の駆除がスムーズに進めやすくなるでしょう。

小さい巣なら自分で駆除しても安全?

小さい巣なら自分で駆除もできますが、必ずしも安全とはいえません。スズメバチは攻撃性が高く毒性も強いため、数匹でも危険です。小さくても巣を駆除するときは、十分な安全対策を講じる必要があります。

また、巣が高い場所にあるときは業者へ依頼するのがおすすめです。高所の作業はスキルが必要となり、落下するとケガをする恐れがあります。

スズメバチの巣は冬なら安全に駆除できる?

スズメバチは女王蜂しか越冬をしません。女王蜂は冬になると、安全な場所で冬眠するため巣は空っぽです。冬であれば、比較的安全に撤去できます。

なお、スズメバチは同じ場所で巣を作る場合があります。古い巣があるとそれをもとに新たな巣を作る可能性があるため、冬のうちに撤去しておくのがおすすめです。

スズメバチの駆除は自分と業者への依頼どっちがいい?

スズメバチは危険性が高いため、基本的には業者へ巣の駆除を依頼するのが無難です。とくに巣のサイズが大きかったり、高い場所にあったりする場合、自分で駆除するのはリスクが大きいでしょう。

費用は掛かりますが、業者へ依頼すれば安全にスズメバチの巣を駆除できます。

スズメバチの巣の駆除にベストな時間帯はある?

スズメバチの巣を駆除する際は、夜間がベストな時間帯です。夜間は活動がおとなしめなので攻撃されるリスクを軽減でき、駆除がスムーズに進めやすくなります。

ただし、夜間だからといって安全というわけではありません。刺激を与えると巣を守るために攻撃をしてきます。あくまでも「日中よりもややリスクが下がる」と認識しておきましょう。

なお、まとめて駆除するという点からも夜間はベストな時間帯です。夜間は巣内に多くのスズメバチがとどまっているので、まとめて駆除できます。

スズメバチの巣の駆除ならハチ駆除専門クリーンライフにお任せください

スズメバチの巣の駆除なら蜂駆除専門クリーンライフにお任せください

スズメバチの巣は、サイズや場所によっては自分で駆除することもできます。しかし、危険性が高いため、しっかりと準備を整え、正しい知識に基づいて作業を実施することが大切です。

もしも自分での駆除が難しいと感じたら、無理をせずに業者へ依頼をしましょう。業者へスズメバチの巣の駆除を依頼するときは、「ハチ駆除専門クリーンライフ」の利用をご検討ください。

クリーンライフでは、ご連絡をいただいてから最短30分で現場へお伺いいたします。現地調査・見積り・駆除をそのまま依頼していただくこともできますので、お急ぎのときにも便利です。

相談や見積もりは無料で承っておりますので、「依頼すべきか判断が難しい」というような場合でもお気軽にお問い合わせください。

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