ミツバチの巣を見つけたら早めの処理を！巣の特徴やおすすめの駆除方法を徹底解説

庭やベランダ、軒下などでミツバチの巣を見つけると驚く人も多いのではないでしょうか。刺されると痛みやアレルギー反応のリスクがあるため、放置すると住宅や周囲に被害が及ぶ可能性があります。

本記事では、ミツバチの巣の特徴や習性、安全に駆除する方法について解説します。

【本記事で解決できるお悩み】

• ミツバチの巣を見つけた時の適切な対処法が分からない
• ミツバチの特徴や習性を知りたい
• 巣を放置した時のリスクについて知りたい
• 自力で駆除する際の注意点を知りたい
• 安全かつ確実な駆除方法を知りたい

ぜひ、本記事を参考にしてミツバチの適切な駆除に役立ててください。

ミツバチの特徴・習性

ミツバチは自然界で重要な役割を担う昆虫です。しかし、生活圏内に巣を作られると人に危害を与える可能性があります。ミツバチの特徴・習性は以下の通りです。

• 性格は比較的温厚
• 一度刺すと死んでしまう
• ミツバチの活動時期は11月頃まで続く

ここでは、ミツバチの特徴や習性について解説します。まずは性格や活動の特徴を理解し、巣を安全に対処するための基礎知識を押さえておきましょう。

性格は比較的温厚

ミツバチは基本的に温厚な性格です。そのため、人間に対して攻撃的になることは、こちらから攻撃しない限り滅多にありません。

しかし、巣を刺激すると防衛本能が働き、集団で襲ってくる可能性があります。特に、子どもやペットのいる場所では注意を払い、むやみに巣に近づくのは避けましょう。

一度刺すと死んでしまう

ミツバチは、一度人を刺すと死んでしまう習性を持っています。これは、一度針を刺すと抜けない構造になっているためです。

そのため、刺して飛び立つ際にお尻がちぎれてそのまま死んでしまいます。この習性ゆえに「刺す」という防衛行動は、巣や仲間を守るために限定されているのです。

つまり、ミツバチにとって刺す行為は命をかけた行動と言って良いでしょう。

ミツバチの活動時期は11月頃まで続く

スズメバチやアシナガバチなどは女王蜂のみが越冬し、働き蜂は死んでしまいます。一方、ミツバチは群れ全体が越冬できます。

そのため、他のハチよりも活動開始時期が早いのが特徴です。その上、活動終了時期も遅いため、警戒を怠ってはいけません。具体的には、2月くらいから活動開始し、11月頃まで活動すると言われています。

巣の特徴・巣営場所

ミツバチの巣を早期発見するためには形状や巣営場所も理解しておきましょう。巣の構造を理解することで、危険を避けつつ適切に対応できる可能性が高まります。

ここでは、巣の特徴と主な巣営場所について解説します。

巣は板が垂れ下がったような形状

ミツバチの巣は薄い板が連なって垂れ下がった形状をしているのが特徴です。巣穴は、ミツバチの腹部から分泌される蜜蠟(みつろう)によって作られています。

巣が大きくなると板の大きさが1m以上になることも珍しくありません。その上、板の枚数が10枚以上になる可能性があります。規模が大きくなると駆除作業が難航するため、早期発見が重要です。

巣穴の形は六角形

巣穴は「ハニカム構造」で形成されています。

ミツバチの巣がハニカム構造であることで、蜜や幼虫を効率よく収納できます。また、強度が高いため、巣全体を支える役割も持っているのもメリットです。

巣営されやすい場所

ミツバチは外敵から身を守るため、人目に付きにくく、雨風を凌げる場所に巣営する傾向にあります。

巣営されやすい代表的な場所は以下の通りです。

• 屋根の軒下
• 屋根裏
• 床下
• 倉庫の中
• 壁の隙間
• 木の内部にできた空洞

など

ただし、軒下やベランダ、木の枝など、人目に付きやすい場所に巣営する可能性もゼロではありません。中でも、屋内や人通りの多い場所に近いと危険性が増すため、早めに巣の位置を特定し、然るべき処理をしましょう。

ミツバチの巣を放置するのが危険な理由4選

ミツバチの巣をそのままにしておくと、思わぬ被害や危険が生じる可能性があります。放置するのが危険な理由は以下の4つです。

• 害虫を引き寄せる可能性があるから
• 刺された時のリスクが大きくなるから
• 住宅がダメージを受ける可能性があるから
• フンや蜜で汚される可能性があるから

たとえ、巣が小さいうちは目立たなくても、時間が経つにつれて蜂の数が増え、さまざまなリスクが高まるため注意してください。ここでは、巣を放置すると危険な理由を4つ解説します。

害虫を引き寄せる可能性があるから

ミツバチは花から蜜を収集し、巣の中に貯める昆虫です。そのため、人間にはニオイを感じなくても、他の昆虫がニオイを嗅ぎつけて集まってくる可能性があります。

特に、アリやスズメバチ、ゴキブリなどが巣に集まると、二次被害が発生しやすい傾向にあるため注意してください。中でも、スズメバチはミツバチの巣を襲うため、より一層危険度が増すと言われています。

その上、スズメバチが襲った後はミツバチの死骸が大量に残ります。すると、ミツバチの死骸を求めて別の害虫が引き寄せられるリスクも発生するため、巣を見つけたら早めに対処しましょう。

刺された時のリスクが大きくなるから

ミツバチに刺されると強い痛みが伴うだけでなく、アレルギー反応を起こす場合があります。巣が大きくなると蜂の数も増え、その結果、刺されるリスクが高まるのです。

特に、子どもや高齢者、ペットが近くにいる場合、命に関わる重篤な症状を引き起こす可能性もあるため注意してください。

このように、巣を放置してしまうとミツバチの防衛行動が活発になるため、ちょっとした刺激でも集団で攻撃してくるかもしれません。

住宅がダメージを受ける可能性があるから

ミツバチの巣は床下や屋根裏など住宅内部に作られるケースがあります。もし、巣板や蜜が木材や断熱材に付着すると、シミや腐敗の原因となり、その結果、建物の劣化につながるかもしれません。

その上、巣を作るために壁や隙間を拡張されてしまうと修繕工事が必要になることもあります。そのため、巣を見つけても決して放置してはならないのです。

フンや蜜で汚される可能性があるから

ミツバチは巣の周辺を移動しながらフンをする昆虫です。そのため、家屋や洗濯物に付着する可能性があることを覚えておきましょう。

特に、白い物上でフンをする傾向にあるため、白い衣類や白い壁を汚してしまうかもしれません。

また、巣から垂れる蜜はベタつきやカビの発生を招きます。もし、水漏れしていないのにシミを見つけた場合、それはミツバチの蜜かもしれません。

ミツバチの巣を駆除する方法4選

ミツバチの巣を安全に取り除くには、駆除方法も重要です。主な駆除方法は以下の4つです。

• 養蜂場に引き取りを依頼する
• 自力で退治する
• 自治体に相談する
• 専門業者に依頼する

状況に応じた方法を選べば、危険を最小限に抑えながら処理できるでしょう。ここでは、代表的な駆除方法を4つ紹介します。

養蜂場に引き取りを依頼する

益虫であるミツバチの命を守りたいと思っている人は、養蜂場に引き取りを依頼してみてはいかがでしょうか。養蜂家は殺虫剤を使わず生きたままミツバチを保護し、巣を安全に移動できる技術を持っています。

そのため、ミツバチの命を無駄にせず処置できるのです。この方法は、自然や環境に配慮しながら巣を取り除ける点がメリットです。

ただし、場所によっては養蜂場が対応できないケースもあるため、事前に相談することをおすすめします。

自力で退治する

市販のスプレーや防護服を使用すれば自力で巣を退治することも可能です。ただし、蜂に刺されるリスクが高まる上、蜂の数や巣の位置によっては怪我をするおそれがあります。

特に、高所にある巣を退治する際は、落下する危険性も伴います。ですから、経験や知識がない場合、自力での退治はおすすめできません。

それでも自力でおこなう場合、周囲の安全を確保し、十分な防護対策をしておきましょう。

自治体に相談する

自治体によっては、ミツバチやスズメバチの巣の駆除に関する相談窓口を設けています。東京都新宿区では業者に委託し、ハチの巣の除去を受け付けています。

そのため、住んでいる地域の自治体に相談すれば、駆除業者の紹介や補助金の有無などの情報を得られるかもしれません。ただし、駆除業者の紹介や補助金交付がない可能性もあるため、必ず窓口で確認しておきましょう。

専門業者に依頼する

安全性や確実性を重視する場合、専門業者に依頼する方法がおすすめです。なぜなら、専門業者は防護服や専用器具を使用し、巣や蜂の数に応じて安全に処理できるためです。

さらに、駆除後も再発防止のアドバイスもしてくれるため、長期間安心を確保できるでしょう。

専門業者選びにお悩みの人は『ハチ駆除専門クリーンライフ』にお任せください。経験豊富なスタッフが迅速かつ丁寧に巣を駆除いたします。ぜひ、身の回りの安全を守るために利用してみてはいかがでしょうか。

ミツバチの巣を自力で退治するのは危険！

巣を見つけた際、費用面から自力で駆除したいと考える人もいるかもしれません。しかし、知識がない状態で退治しようとすると下記のような危険が伴います。

• 集団で襲われる可能性がある
• 閉所での作業で怪我をするおそれがある
• 完全に駆除できない可能性がある

安全に巣を取り除くためには、自力での退治がどのようなリスクを伴うか理解しておくことが重要です。ここでは、上記3つのリスクについて解説します。

集団で襲われる可能性がある

ミツバチは巣を守る防衛本能が強いため、刺激を受けると集団で攻撃してくる可能性があります。複数の蜂から同時に刺されると、アレルギー反応や重篤な症状を引き起こす可能性が高まるため、自力での退治はおすすめできません。

特に、子どもやペットが近くにいる場合、被害が深刻になる傾向にあるため注意してください。

閉所での作業で怪我をするおそれがある

屋根裏や軒下、庭木の間など狭い場所で巣を駆除しようとすると、落下や打撲などの事故を引き起こすリスクが高まります。蜂は急に襲ってくることもあるため、バランスを崩して転倒する可能性があるのです。

このように、蜂の巣駆除は安全な作業環境を確保することが困難であるため、自力での退治は避けましょう。

完全に駆除できない可能性がある

自力で巣を取り除いても、ミツバチがまだ生きていたり、幼虫を完全に排除できないケースもあります。ミツバチの巣は大きくなると、約5万匹のミツバチが中で生活していると言われています。

ですから、退治が大変だからと言って不完全な作業で済ませると、時間や労力を無駄にするだけでなく、再び刺されるリスクがつきまとうのです。

ミツバチの巣を見つけたら専門業者に依頼しよう

ミツバチの巣を安全に取り除くには、専門業者に依頼するのが最も安全で確実な方法です。専門業者に依頼するメリットは以下の4つです。

• 最短即日作業してくれる
• 刺されるリスクがない
• 道具の準備をしなくて済む
• 益虫として然るべき処置をしてくれる

専門業者は巣の規模や場所にかかわらず、迅速かつ確実に対応してくれます。ここでは、専門業者に依頼するメリットを4つ解説します。

最短即日作業してくれる

専門業者は依頼を受けると、最短で即日現地に駆けつけて作業してくれます。そのため、巣の発見から駆除までの時間を短縮できるのがメリットです。

発見から駆除までの時間が短いと、蜂の数が増えて危険性が高まる前に安全を確保できます。また、即日作業できることは、近隣への被害や二次被害のリスクも抑えられるでしょう。

刺されるリスクがない

専門業者は防護服や専用器具を用いて作業をおこなうため、依頼主が刺されるリスクがありません。個人で退治する場合、蜂からの攻撃による痛みやアレルギー反応のリスクがありますが、蜂のプロである専門業者に任せれば安全に巣を取り除けます。

特に、巣が大きくなると、個人で退治する難易度が一気に高まるため、ぜひ専門業者を利用しましょう。

道具の準備をしなくて済む

一般的に、蜂の巣を駆除するためには防護服や長靴、専用の器具などが必要です。しかし、個人宅にはそういった道具が揃っていないことが多く、個人で退治しようと思うと、予想外のコストがかかるケースがあります。

専門業者に依頼すれば、これらを自分で用意する必要はありません。このように、専門業者は基本的な道具や高所や狭所でも安全に作業できる道具を持っているため、安心して任せられるのです。

益虫として然るべき処置をしてくれる

ミツバチは刺されるリスクがあるものの、自然界で重要な役割を担う益虫として知られています。

例えば、ハチミツや蜜蝋を有用な資源として利用できているのはミツバチがいるおかげです。さらに、植物や農作物の受粉を助ける役割も果たしているため「見つけ次第駆逐すべき」とは言い切れないのです。

専門業者なら、駆除の際に可能な限り蜂を保護し、養蜂場への引き取りを依頼してくれたり、安全な場所に移動してくれたりなど、環境に配慮した処置をおこなってくれます。

このように、巣や蜂を無駄にせず、自然環境や生態系への影響を最小限に抑えられるところも大きなメリットと言えるでしょう。

ミツバチの巣を見つけたら『ハチ駆除専門クリーンライフ』にお任せください

ミツバチの巣を放置すると、刺されるリスクが高まるだけでなく、住宅や庭が汚れたり害虫を引き寄せたりなど、二次被害にもなりかねません。そのため、早めに巣を特定して駆除しましょう。

ただし、自力での駆除は、集団で襲われる危険性や作業中の怪我、完全に駆除できないリスクがあるため非常に危険です。ですから、安全に巣を取り除くには、専門業者に依頼するのがおすすめです。

『ハチ駆除専門クリーンライフ』では、最短即日対応できるハチ駆除専門です。依頼主様が刺されるリスクを抑えつつ、益虫としてのミツバチを然るべき方法で処理いたしますのでご安心ください。巣を見つけたら、住宅や周囲の安全を守るためにも決して放置してはいけません。見つけ次第、当社へお気軽にご相談ください。