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アシナガバチの巣ガイド!基本情報から駆除方法・予防策まで徹底解説
アシナガバチの巣ガイド!基本情報から駆除方法・予防策まで徹底解説

アシナガバチの巣ガイド!基本情報から駆除方法・予防策まで徹底解説

庭やベランダに突然現れるアシナガバチの巣。「スズメバチほど危なくないのでは?」と思って放置していませんか?
本記事では、アシナガバチの巣について詳しく解説します。
実は、アシナガバチも、攻撃力の強いスズメバチに劣らず油断大敵。そこで、巣の特徴や作られる場所、駆除する時の安全な方法をご紹介します。
記事の後半では、巣を作らせないための予防策もお伝えしますので、アシナガバチの習性をしっかり踏まえて、日常を安全に守りましょう。

アシナガバチの巣の基本情報

アシナガバチの巣
最初に、アシナガバチの巣について、基本情報を解説していきます。

  • 見た目の特徴
  • 巣ができやすいところ
  • 巣ができる季節

上記3点のポイントを、押さえていきましょう。

見た目の特徴

アシナガバチの巣は、お椀を逆さにしたようなシャワーヘッド型。
軒下や木の枝にぶら下がる形状で、幼虫の部屋となる育房が六角形で並んでいます。灰色から茶色の紙細工のような質感で、和紙のように軽くて丈夫に仕上がっているのが特徴です。初期は直径数センチの小さなサイズですが、成長すると10〜15cmほどにまで広がります。
外壁で覆われていて中を目視できないスズメバチの巣と異なり、アシナガバチの巣は、中の六角形の巣穴がそのまま見える開放的な構造。つまり、中身がむき出しで活動が見える巣は、アシナガバチと言えるでしょう。

巣ができやすいところ

アシナガバチは、雨や直射日光を避けつつも、開放的な場所に巣を作ります。
代表的な場所として、住宅の軒下やベランダ、庭の木の枝などが挙げられます。人間の生活圏内にも作られるケースが多く、エアコンの室外機の裏や窓枠、物置の隙間なども巣ができやすいポイントです。
見落としやすい場所ながら、人の出入りがある場所に巣を作るため、気付かずアシナガバチを刺激している恐れも出てきます。

巣ができる季節

アシナガバチの巣作りは、春から秋にかけて活発に行われます。
冬を越した女王蜂が4月ごろから活動を始め、単独で最初の巣を作り始めます。働き蜂が羽化して数が増える6月ごろから、巣の規模は急激に拡大し、7〜8月ごろが巣の最大期に。10㎝を超える大きさになる巣が多く、夏季は最も刺されるリスクが高い時期と言えるでしょう。
その後、9月以降は巣作りは停滞していきます。女王蜂を除いた蜂は命を終え、翌年に同じ巣は使用しません。

アシナガバチの巣はスズメバチより安全なのか

アシナガバチの巣はスズメバチより安全かどうかの疑問
さて、アシナガバチの巣は、スズメバチと比べて安全と言えるのでしょうか。
アシナガバチは、巣に近づかず静かにしていれば、大きな危険は少ない傾向にあります。また、毒性はスズメバチに比べると弱め。毒性が非常に強く攻撃性も高いスズメバチと比べて、比較的おとなしいと言えます。
ただし、刺されるとアナフィラキシーショックを起こす恐れも充分にあり得ます。誤って近づいたり刺激したりすると、重大な事故につながりかねないので、油断は大敵。
アシナガバチの巣を見つけたら、放置したり安易に触ったりせず、安全に駆除を検討してください。

アシナガバチの巣と他の蜂の巣の見分け方

アシナガバチの巣と他の蜂の巣の見分け方
では、アシナガバチの巣と他の蜂の巣の見分け方を見ていきましょう。

蜂の種類 巣の形状・特徴
アシナガバチ 紙のような質感
シャワーヘッド状で巣穴がむき出しになる
スズメバチ ボール状で外皮に覆われている
出入口は1つ
ミツバチ 六角形の蜜蝋の巣板が重なり、内部に蜂蜜を蓄える

上記の表をもとに、スズメバチ、ミツバチそれぞれの巣の違いを解説します。

スズメバチの巣との違い

アシナガバチの巣は、シャワーヘッドを逆さにしたような形で、六角形の巣穴がむき出しになっているのが特徴です。一方、スズメバチの巣は、丸いボール状で外側が紙のような層に覆われています。
また、スズメバチの巣にある入口は1ヵ所のみで、内部の巣穴は外からは見えません。攻撃性が高いので、巣に近づくと積極的に威嚇や攻撃態勢に入ります。一方で、アシナガバチは、巣や自分たちが直接脅かされない限り攻撃しません。
見分け方を知っていると、遭遇時の判断に役立つでしょう。

ミツバチの巣との違い

ミツバチの巣は、アシナガバチの巣とは見た目もできる場所も全く異なります。
アシナガバチの巣は紙のような素材で作られ、六角形の巣穴が露出しているのに対し、ミツバチの巣は蜜蝋で作られた板状の構造。複数の巣板が平行に並び、その中で蜜や花粉を貯蔵し、幼虫を育てます。
また、ミツバチの巣は内部の巣箱や木の空洞に隠されるケースが多いですが、巣の中ではかなり多くの個体が生活して、採蜜や育児を分担する社会性が強いのが特徴です。
比較的目に留まりやすい場所に巣を作り、小規模な群れで生活するアシナガバチとは、大きく違うと言えるでしょう。
蜂の巣の種類は、以下の記事で詳しく解説しています。

アシナガバチの巣を見つけたときの対処法

アシナガバチの巣を見つけたときの対処法
続いて、アシナガバチの巣を見つけた時の対処法を解説します。蜂を刺激しない行動や、万が一刺された時のケースを参考にしてください。

蜂を刺激しない行動を取る

アシナガバチの巣を見つけたら、まずは刺激しないのが大前提です。
急に動いたり大きな音をたてたりすると、アシナガバチが刺激され、攻撃をしかけてくるので、巣に近づきすぎず、静かにその場を離れてください。
また、強い香水や派手な服装は、蜂を引き寄せるきっかけになるので、控えたほうが安全です。どうしても出入りを制限できない庭や軒下などに巣がある場合は、家族や周囲の人にも知らせ、早急に除去対策を取りましょう。
ただし、無理に巣を取り除こうとすると逆に危険なので、専門の駆除業者に相談するのをおすすめします。
巣の駆除方法は、次の「アシナガバチの巣の駆除方法」で解説しています。

刺されたら応急処置する

万が一、アシナガバチに刺された場合は、まず刺し口を確認して、もし毒針が残っていれば慎重に取り除きます。その後、流水でしっかり洗い、冷やして腫れや痛みがひくか様子を見てください。市販の抗ヒスタミン剤を使用すると効果的です。
症状がひどい場合や、呼吸困難・めまいなどが起きるようなら、アナフィラキシーショックの恐れがあるので、すぐに医療機関を受診してください。
刺された直後だけでなく、あとからアレルギー反応が起こるケースもあります。自己判断で放置するのは大変危険と言えるでしょう。

アシナガバチの巣の駆除方法

アシナガバチの巣の駆除方法
では、アシナガバチの巣の駆除方法を解説していきます。
アシナガバチの巣の状態によって、自分でも駆除可能か、もしくは業者に依頼すべきか、判断する必要があります。それぞれのケースと方法をまとめました。

自分で駆除する

まず、自分で駆除できるケースをご紹介します。

  • 巣が数センチ程度で初期段階
  • 蜂の活動が少ない
  • 早朝や夜間に作業できる
  • 安全確保ができる場所に巣がある
  • 防護服や防護具を用意できる

巣がまだ小さく、蜂の動きが活発でないなら、自分で駆除できるケースもあります。安全第一を大前提としたうえで、以下手順を参考にしてください。

<手順>

  1. 長袖・長ズボン、手袋、帽子、マスクなど防護具を着用する
  2. 市販の蜂駆除スプレーを用意し、巣に直接噴射する
  3. 駆除スプレー後、蜂の動きがなくなるまで待つ(10~15分程度)
  4. 巣の動きがなくなったら、再度駆除スプレーを撒き、一晩置く
  5. 翌朝巣を確認し、死骸やかけらが残らないように除去する
  6. 巣のあった場所を水洗いや掃除で清掃する
  7. 忌避剤を撒き、再発防止対策する

必ず、夕方以降、蜂の出入りが落ち着く時間帯にスプレーを散布しましょう。
ただし、視界の暗い時間帯に除去して取り残しがあると、アシナガバチが再度戻ってくるケースも否めません。除去作業は、翌朝明るくなった時に実施してください。
自力で巣を駆除する時の注意点は、以下の記事にまとめています。少しでも不安がある場合は、専門業者に連絡してください。

業者に依頼する

以下のようなケースは、必ず専門業者に依頼してください。

  • 巣のサイズが大きい
  • 蜂の数が多い
  • 高所や狭い場所など、自分で安全に作業できない場所にある
  • 防護服や道具を持っていない
  • 過去に刺された経験がある

巣が大きい、蜂の数が多い、または家族や近所の安全に影響が出そうな場合は、無理に自分で除去するのは大きなリスクを伴います。
危険度は巣の大きさに比例します。特に、過去に刺された経験がある場合は、アレルギー症状が重症化しやすいため、迷わず専門業者に依頼しましょう。

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アシナガバチの巣駆除を業者に依頼するメリット

アシナガバチの巣駆除を業者に依頼するメリット
では、アシナガバチの巣を専門業者に駆除してもらうメリットをお伝えします。

  • 安全に駆除できる
  • 自力駆除が難しい場所でも駆除してくれる
  • 再発予防効果が強い

上記3点を、それぞれ参考にしてください。

安全に駆除できる

専門業者に依頼する一番のメリットは、安全性が守られる点。
スズメバチよりおとなしいとは言え、アシナガバチも危険性が高い蜂なので、刺激を受けると攻撃してくるうえ、刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こします。
場数を踏んでいる専門業者に依頼すれば、防護服や専用の器具を使い、蜂を刺激せずに安全に巣を取り除きます。蜂の動きを予測しながら迅速に作業ができるため、依頼主だけでなく、近隣への安全対策もぬかりないでしょう。

自力駆除が難しい場所でも駆除してくれる

アシナガバチの巣は、狭い軒下や室外機の裏など、素人には届きにくい場所にできるケースが多く見られます。自力での駆除が困難な場所は、蜂からの攻撃だけでなく、落下などの二次被害にもつながりかねません。
高所作業や複雑な構造の場所に慣れている業者に依頼するのが得策と言えるでしょう。

再発予防効果が強い

業者は巣の駆除だけでなく、巣が再びできにくい再発防止対策も実施します。
一度巣ができた、ということは、蜂が居心地よいと認識した場所。駆除したからといって、その後再発する確率は意外に高いのです。
つまり、巣のあった場所から痕跡をなくす徹底的な清掃や、忌避剤散布などの対策を実施してくれるのは、とても安心できるメリット。
自分で予防策を講じても、持続性ははるかに専門業者の方が長く強力でしょう。見落としのリスクも減るため、駆除後のトラブルも少なくなるはずです。

アシナガバチの巣を作らせない予防策

アシナガバチの巣を作らせない予防策
最後に、アシナガバチの巣を作らせないための予防策をご紹介します。

  • ダミーの巣を設置して蜂を近づけない
  • 忌避スプレーをまく
  • 定期的に業者に点検してもらう

すぐにでもできる上記3点を、ぜひ参考にしてください。

ダミーの巣を設置して蜂を近づけない

アシナガバチは縄張り意識が強く、他の蜂の巣がある場所には新たに巣を作りにくい習性があります。この特性を利用してダミーの巣を設置すると、新しい巣の予防につながるでしょう。
ダミー巣は、ネット通販やホームセンターで、1000円前後で購入できます。完全な予防策とは言えませんが、軒下やベランダの目立つ場所に吊るすだけで効果が期待できます。

忌避スプレーをまく

アシナガバチが嫌う成分を含む忌避スプレーは、巣作りを防ぐ効果があります。巣ができやすい軒下や物置の隙間などに定期的に散布すれば、蜂の接近を抑えられるでしょう。
ただし、市販の忌避スプレーの効果は一時的なため、こまめな使用が必要です。
人体やペットに害がない製品を選び、使用時は風向きや安全に注意して散布しましょう。

定期的に業者に点検してもらう

自分で予防対策しているつもりでも、見落としや新たな巣の発生リスクはゼロにはなりません。
一番の予防策は、やはり定期的に専門業者の点検を依頼すること。巣作りの兆候や蜂の活動状況をチェックしてもらえれば、早期発見につなげます。駆除が早期に済めば、その分、リスクも駆除費用も抑えられるでしょう。日常生活の安心感にも直結しますね。
蜂の巣を作らせないための対策は、以下記事で詳しく解説しています。

アシナガバチの巣を安全に駆除するなら『ハチ専門駆除クリーンライフ』がおすすめ

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アシナガバチの巣について、特徴や危険性、おすすめの駆除方法などをご紹介しました。
スズメバチと比べて攻撃性が低いイメージのあるアシナガバチも、油断は禁物。刺されると大事に至るため、安全な方法で早めに駆除しましょう。
ハチ駆除専門クリーンライフは、蜂の巣や蜂自体の駆除実績の豊富な優良業者です。蜂の巣の種類にあわせて迅速に駆除を実施してくれるので、まずは相談してみましょう。

アシナガバチの巣に関するよくある質問

アシナガバチの巣はどんな形ですか?
アシナガバチの巣は、シャワーヘッドを逆さにしたような開放的な形が特徴です。
巣の表面は薄い紙のような素材でできていて、六角形の巣穴が外側からはっきり見えます。軒下や木の枝、ベランダの隅など、人間の生活圏にも巣ができやすい傾向にあります。
アシナガバチの巣は危険ですか?
アシナガバチは、スズメバチに比べて攻撃性は低いものの、油断は禁物。普段はおとなしくても、巣に危険が及ぶと判断すると攻撃態勢に入ります。
刺されると痛みや腫れが起こり、場合によってはアレルギー反応を引き起こすため、十分注意が必要です。
ダミーの巣は効果がありますか?
アシナガバチは縄張り意識が強く、すでに巣がある場所には新たに巣を作りにくい習性があります。
市販のダミー巣を軒下などに吊るしておくと、巣作りを予防する効果が期待できるでしょう。ただし、完全な予防策とは言えないため、ほかの予防策と併用するのがおすすめです。
大きいアシナガバチの巣はどうすればいいですか?
巣が大きくなり蜂の数が増えると、刺されるリスクが高まります。自力での駆除は非常に危険なので、早めに専門業者に依頼して安全に駆除してもらいましょう。
専門業者なら、適切な装備と技術で駆除してくれるだけでなく、再発防止策も提案してくれます。
自分でアシナガバチの巣を駆除してもいいですか?
まだ巣が小さな段階で、蜂の活動も落ち着いている早朝や夜間なら、自分で駆除できる場合もあります。
ただし、小さい巣でも危険が伴う点には変わりないので、防護服の着用や駆除用スプレーは必須。大きな巣や難所にある場合は、専門業者に依頼してください。

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