- トップ
- スズメバチのオスを見分ける方法は4つ!メスとの違いや遭遇した後の対処法も紹介

スズメバチのオスを見分ける方法は4つ!メスとの違いや遭遇した後の対処法も紹介
スズメバチのオスはどのように見分けるのか、疑問を思う方もいるはずです。結論からいうと、腹部の先端が平らになっていたり、触覚が長く先端が太かったりするとオスです。
本記事では、スズメバチのオスとメスを見分ける方法に加えて、オスの特徴について解説します。スズメバチに遭遇した後の対処法も紹介するので、スズメバチを見かけた方はぜひ参考にしてください。
Contents
スズメバチのオスを見分ける方法
スズメバチのオスとメスは外見がよく似ているため、ぱっと見では区別が難しいものの、以下のポイントを押さえることで見分けることが可能です。
- 腹部の先端が平らになっている
- 触覚が長く先端が太い
- 顔が小さく複眼が大きい
- おしりの裏側に黒い紋がある
特に、腹部の形状や触角、顔つきなどを観察することで、オスかメスかを判断できます。
ただし、スズメバチはハチの中で特に攻撃的であり、見分けるために近づくのは大変危険です。安全のため、スズメバチを見かけた場合は無理に接近せず、必要であれば専門業者に相談しましょう。
腹部の先端が平らになっている
腹部の形状を確認することで、スズメバチのオスかメスかを見分けられます。オスは毒針を持たないため、腹部の先端が平らになっています。
一方、メス(女王蜂や働き蜂)は産卵管が変化した毒針を持っており、腹部の先端が尖っているのが特徴です。もし、腹部の先が尖っていればそれはメスなので、むやみに近づかずにゆっくりと離れましょう。
触覚が長く先端が太い
オスのスズメバチは触角が長く、先端が太くなっているのが特徴です。それに対して、メスは触角がやや短く、先端が細い傾向にあります。
ただし、個体によって多少の違いがあるうえに、飛んでいるスズメバチの触角をじっくり観察するのは困難です。オスとメスを見分ける際は、腹部の形状をはじめ、総合的に判断する必要があります。
顔が小さく複眼が大きい
スズメバチは、顔つきの違いや複眼の大きさも見分けるポイントになります。オスは顔が小さく、複眼が大きいのが特徴です。また、オスの口は短く、顎もメスに比べて発達していません。
一方、メスは顔が全体的に大きく、丸みを帯びています。そのため、メスの方が顔の大きさが大きい傾向です。
ただし、大きさを比べたいからといって、至近距離で観察するのは危険なので注意が必要です。
おしりの裏側に黒い紋がある
オスのスズメバチは、おしりの裏側に黒い紋があるのが特徴で、メスにはこの黒い紋がありません。
ただし、自然下ではメスと出会うことが多く、遠目で見分けるのは困難なため、スズメバチを見かけたら、無理に近づかないようにしましょう。そして、スズメバチがいることをハチ駆除の専門業者に相談するのが最善です。
スズメバチのオスの特徴
スズメバチのオスは、メスと異なり以下のような特徴があります。
- 子孫を残す役割だけを担っている
- 多くても全体の1割ほどしか誕生しない
- 毒針がない
それぞれ順を追って解説します。
子孫を残す役割だけを担っている
スズメバチのオスは、繁殖のためだけに存在しています。秋の繁殖期に女王蜂と交尾し、子孫を残す役割のみを担っています。普段は巣の中で過ごし、交尾を終えるとその役目を終えて短い生涯を閉じるのです。
一方、メスは女王蜂や働き蜂として、巣作りや子育て、エサ集めといった労働をおこなっています。そして、群れの中で働き蜂が増えると、交尾した女王蜂は産卵に専念します。
このように、スズメバチのオスとメスでは役割が大きく異なるのです。
多くても全体の1割ほどしか誕生しない
スズメバチのオスは、必要最低限の数しか生まれず、群れ全体の0.5〜1割程度と少ないです。
また、秋の繁殖期が近づいてから誕生し、新女王となる蜂が飛び立つまで待ちます。新女王蜂が飛び立つと一斉に追いかけるように飛び立ちます。
その後、交尾の有無にかかわらず生き残ったオスは、巣にとどまることはありません。群れに必要ないため働き蜂に追い出されてしまい、エサを捕ることも敵と戦うこともできずにそのまま一生を終えます。
毒針がない
スズメバチのオスには毒針がありません。ハチの毒針は本来メスの産卵管が変化したもので、産卵管を持たないオスには針が備わっていないのです。
オスは攻撃された際にお腹の先を向けて刺す真似をしますが、実際に刺すことはありません。お腹の先に、針の代わりとなる交尾器がついているだけです。
また、巣の防衛や外敵への攻撃はすべてメス(女王蜂や働き蜂)の役割であり、オスは針がないためそのような仕事には関与しません。
スズメバチのオスはまだしも、メスは基本的に1匹が何度でも針を刺せるため、危険性が高いです。もし、スズメバチの危険性について詳しく知りたいという方は、以下の記事を参考にしてください。
オオスズメバチの特徴と危険性を徹底解説!適切な退治方法も紹介!
スズメバチに遭遇した後の対処法
スズメバチに遭遇した際は、以下の対処法を実践するのが効果的です。
- むやみに近づかずにゆっくりと離れる
- 黒い服や光沢のあるものは着用しない
- 香水や整髪料など香りの強い製品は使用するのを避ける
- 大声を出さない
- 刺されたらすぐに医療機関を受診する
- 専門業者にスズメバチの駆除を依頼する
スズメバチとのトラブルを避けるためにも、1つずつ確認しましょう。
むやみに近づかずにゆっくりと離れる
スズメバチを見かけた際は、決して不用意に近づかず、静かにその場を離れることが重要です。スズメバチが近くに飛んでいる場合は、手で振り払うような激しい動きをせず、姿勢を低くして後ずさりしながらゆっくりと距離を取りましょう。
また、巣の近くでは警戒心が強まり、攻撃的になるため、刺激を与えると襲われる危険性が高まります。その際、カチカチという警戒音やホバリングを見受けられるスズメバチは、巣が近くにある可能性が高いです。
もし、スズメバチを見かけたら余計な刺激を与えずに、落ち着いて行動してください。万が一、攻撃を受けそうになった場合は、できるだけ速やかにその場から離れましょう。
黒い服や光沢のあるものは着用しない
スズメバチは黒い色や光沢のあるものに対して、攻撃性を示す傾向があります。これは、クマをはじめとした天敵を警戒する本能によるものです。
庭の手入れやバーベキューなど野外活動をおこなう際は、黒や濃い色の服装や帽子、リュックなどの装備品は避け、白や明るい色を選ぶと刺されにくくなります。
また、光沢のあるアクセサリーや金属製品も、敵と見なして攻撃するため、できるだけ避けるようにしてください。特に、夏場の夕方は活発に飛び回るため、外出時は身につける装備品に気を付けましょう。
香水や整髪料など香りの強い製品は使用するのを避ける
香水や整髪料など強い香りがする製品は、スズメバチを引き寄せる原因となります。特に、甘い香りにはよく反応する傾向にあるため、外出前に香りの強い製品の使用を控えましょう。
虫除けスプレーを使う場合も、無香料タイプを選ぶと安心です。加えて、整髪料は使わず、帽子やヘアゴムで髪を整えることも大事です。
また、食品の匂いにもスズメバチは反応するため、外で食べ物を持ち歩く際は、香りが強い食べ物は入れない、密閉容器に入れるといった工夫が必要です。
大声を出さない
スズメバチは大きな音や振動に対して敏感に反応するため、大声や激しい動きは避けましょう。もし、スズメバチに遭遇した場合は、刺激を与えないよう静かに行動しましょう。
遭遇するとパニックになるおそれがありますが、冷静にその場を離れることが安全につながります。
刺されたらすぐに医療機関を受診する
もし、スズメバチに遭遇して刺されてしまった場合は、すぐに傷口を水道水でよく洗い流し、毒液を指で絞り出すようにしましょう。その際、口で毒を吸い出す行為はやめてください。口から体内に毒液が入る可能性があります。
傷口を洗い流したら、抗ヒスタミン成分を含む軟膏を塗りましょう。昔からアンモニアは、効果があるといわれていますが、実際に毒が中和されることはないため、使用しないようにしてください。(参照元:日本医師会「虫に刺された場合」)
そして、患部を氷や保冷剤で冷やしておくと、血管が収縮されて毒液が体内に巡るスピードを抑えられるため、腫れや痛みの緩和に役立ちます。
一通りの応急処置が終えたら、速やかに皮膚科をはじめとした医療機関を受診してください。特に、全身症状やアレルギー反応が出た場合は、救急車を呼ぶといった迅速な対応が必要です。
専門業者にスズメバチの駆除を依頼する
スズメバチの巣を見かけた場合は、放置せず早めの駆除をしましょう。その理由として、巣が大きくなるほど巣が大きくなり、ハチの数が増えるためです。特に、自宅や学校、職場といった日常生活の近くに巣があると、刺されるリスクが高まります。
その際、自力で駆除を試みるのは非常に危険です。安全に駆除するためにも、防護服や専用の道具を備えたハチ駆除の専門業者に依頼するのが最善です。
そのときは、ぜひ『ハチ駆除専門クリーンライフ』に駆除を依頼してみてください。現地調査・キャンセルは無料で、ハチの巣が見つからない場合であっても調査可能です。
オスやメスにかかわらずスズメバチに遭遇したら「ハチ駆除専門クリーンライフ」に依頼するのがおすすめ!
スズメバチのオスは、腹部の形状や触角、顔つきなどに着目することで見分けられます。ただし、スズメバチが飛び回っている中、オスとメスを見極めるのは困難です。
安全面を考慮すると、オスやメスにかかわらずスズメバチに遭遇したら、静かにその場を離れましょう。そして、専門業者である『ハチ駆除専門クリーンライフ』に駆除を依頼しましょう。
『ハチ駆除専門クリーンライフ』では、経験豊富なスタッフが専用の防護服や最新の駆除技術を用いて、迅速かつ安全にスズメバチの駆除をおこないます。そのうえ、周囲への影響を最小限に抑える方法を取り入れており、近隣の方々にも安心していただけます。
もし、スズメバチに遭遇したら自力で駆除しようとせず、『ハチ駆除専門クリーンライフ』へご相談ください。メールやLINEから無料でお問い合わせを受け付けています。
スズメバチのオスに関するよくある質問
- スズメバチのオスは刺しますか?
- オスのスズメバチには毒針がないため、刺すことはないです。
毒針はメスの産卵管が変化したもので、オスには産卵管がありません。
ただし、オスも威嚇のためにお腹の先を向けて刺すふりをすることがあります。
- スズメバチのオスはどんな役割を持っていますか?
- オスのスズメバチは、繁殖のためだけに生まれてきます。
秋の繁殖期に女王蜂と交尾し、子孫を残すことが唯一の役割です。
巣作りやエサ集め、子育てなどの仕事には一切関与しません。
これらの仕事は、女王蜂やメスだけで構成させた働き蜂がおこないます。
- オスのスズメバチはどのくらいの割合で生まれますか?
- オスのスズメバチは、群れ全体の0.5〜1割程度しか誕生しません。
秋の繁殖期が近づくと生まれます。
そして、交尾が終わるとそのまま落下して一生を終えるか、交尾できなかった場合は巣から追い出されて、短い生涯を終えます。
- オスとメスのスズメバチはどうやって見分けられますか?
- オスは腹部の先端が平らで太く、おしりの裏側に黒い紋があるのが特徴です。
また、顔が小さくて複眼が大きく、触角が長い点も見分けるポイントです。
一方、メスは腹部の先が尖っており、その中に毒針を持っています。
- オスのスズメバチに遭遇した場合も注意が必要ですか?
- オスは毒針がないため刺さないものの、見た目はメスとほとんど変わらないため、区別がつきにくいです。
安全のため、スズメバチを見かけたらオスやメスにかかわらず近づかず、静かにその場を離れるのが最善です。
その際、カチカチという警戒音が聞こえたり、ホバリングしていたりする場合、巣が近くにあるので特に注意しましょう。
危険ですので、無理せず
まずはプロに相談を!
- お支払い方法
-
- 現金払い
- 各種クレジットカード対応
- コンビニ後払い
- 銀行振込
- QR決済