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夜のスズメバチ対策を解説!夜行性のモンスズメバチの危険性、安全な駆除方法も紹介!
夜間にスズメバチの羽音を聞いたり、姿を見かけたりすると、日中よりも不安を感じる方が多いかもしれません。通常、多くの昆虫は夜間には活動性が低くなります。ズメバチバチもほとんどの種は活動が低くなり、駆除するには夜間が適切です。
しかし、スズメバチの中には夜間に活動性が高まるモンスズメバチもいます。ここでは、夜間にスズメバチに遭遇したときの対処法、夜行性のモンスズメバチの特徴や危険性、安全な駆除方法について解説していきます。
Contents
夜間にスズメバチに遭遇!緊急時の正しい対処法
予期せず夜間にスズメバチと遭遇してしまった場合、パニックにならず冷静に対処することが最も重要です。
ここでは、夜間にスズメバチに遭遇したときの正しい対処法を下記の2つの場合に分けて解説します。
- 屋外で遭遇した場合
- 室内に入ってきた場合
屋外で遭遇した場合は静かにその場を離れる
夜間に屋外でスズメバチに遭遇したら静かにその場を離れることが必須です。慌てて大声を出したり、走り出したりするとスズメバチを刺激してしまい危険です。
また、静かにその場を離れたあとは、室内へ避難して、安全を確保してください。
室内に入ってきた場合は安全に外へ誘導する
スズメバチが室内に入ってきた場合は、安全に外へ誘導してください。安全に追い出すための手順は下記の通りです。
- 暗くする
- 窓を開けて出口を作る
- ライトなどで誘導する
- スズメバチが室内に入ってきても冷静に対応するように心がけてください。
夜間にスズメバチに刺されたときの応急処置
夜間にスズメバチに刺されるリスクはあります。万が一刺されたときは、すぐに適切な応急処置をしてください。ここでは、適切な応急処置に関して解説していきます。
Step1: 安全な場所に移動する
夜間にスズメバチに刺された時はすぐに安全な場所に移動してください。その場に留まると複数回刺されるリスクがあります。また、移動する際には、慌てず静かに動くようにしてください。
Step2: 流水で洗って、毒を吸い出す
次に、刺された部位を流水で洗い、毒を吸い出すようにしてください。また、スズメバチの針が残っている場合には、取り除いてください。
注意点として、口で吸い出す際には、口の中に傷がない場合に限るようにすることが重要です。可能な限り、手や吸出器で毒を吸い出すようにしてください。
Step3: 抗ヒスタミン軟膏を塗り、冷却する
刺された部位から毒を吸い出したあとは、抗ヒスタミン軟膏を塗り、患部を冷却することが必要です。スズメバチの毒による腫れや赤みを抑えるために行ってください。
Step4: 医療機関を受診する
応急処置をした後は、医療機関を受診してください。特に、息苦しさや口の乾き、冷や汗、めまい、血圧低下、しびれ、嘔吐、じんましんなどのショック症状が現れた際にはすぐに受診することが重要です。
参考:大阪府医師会
夜のスズメバチについて知っておきたいこと
通常、スズメバチはは夜間には活動を控えるため、「スズメバチが夜にいるのは普通なのか?」「何か特別な危険があるのではないか?」といった疑問が浮かぶのは自然なことです。
ここでは、夜のスズメバチについて知っておきたいことについて解説します。
通常のスズメバチは夜間活動しない
通常、多くのスズメバチは、夜間に活動性が鈍くなり、行動しません。これは、夜間にスズメバチが巣に戻って休息するためです。
また、スズメバチは太陽の光を目印に活動するため、暗くなると視界が利かず、また気温の低下により活動が鈍る習性があることも関連しています。しかし、この習性が当てはまらない例外のスズメバチも存在します。
モンスズメバチだけが夜行性
スズメバチの中で、モンスズメバチだけが夜行性です。モンスズメバチは、他のスズメバチが活動を終える日没後も、餌を求めて飛び回ることがあります 。
もし夜間に活発に動くスズメバチを見かけたら、それはモンスズメバチである可能性が高いと考えられます。夜間に活動するモンスズメバチは、夜間でも攻撃性が高いため、刺される危険が高いスズメバチです。
モンスズメバチの見分け方:外見と巣の特徴
モンスズメバチの外見は、腹部の波を打った黄色い模様が特徴的です。また、モンスズメバチの女王蜂は体長3センチ前後、働き蜂は2.5センチ前後の大きさで、スズメバチとしては小型~中型の種類です。
モンスズメバチの巣の特徴は、釣鐘型で巣の底部が開放しており、表面には波模様があります。モンスズメバチの巣は地中や木の幹の中、家屋の屋根裏などの閉鎖的な空間に作られることが多く、発見が難しいです。
モンスズメバチが夜も活動できる理由
モンスズメバチは特殊な生態的適応により夜間でも活動が可能とされています。モンスズメバチは薄暗い環境下でも比較的よく見える特殊な視覚能力を持っているためです。
また、モンスズメバチは体内に脂肪を蓄積し、それをエネルギー源として筋肉を動かすことで体温を維持する能力にも長けていると考えられています 。
これにより、気温が下がる夜間でも活動に必要な体温を保つことが可能です。
モンスズメバチに関しては、下記の記事でも詳しく解説しています。
夜のスズメバチがもたらす危険性
夜間にスズメバチと遭遇することは、日中とは異なる種類の危険性を伴います。特にモンスズメバチのような夜行性のスズメバチの場合、その危険性はさらに高まる可能性があります。
ここでは、夜のスズメバチがもたらす危険性について解説します。
モンスズメバチは攻撃性が高く毒性が強い
モンスズメバチは攻撃性が高いスズメバチであり、オオスズメバチやキイロスズメバチに次いで危険性が高い種であるとされています。モンスズメバチの性格は好戦的で、巣に近づくなど刺激を与えると執拗に攻撃してくる習性があります。
また、モンスズメバチの毒は、毒性が強く、多数刺されると命の危険にも関わります。
誤認、転倒、不適切な対処で刺激する可能性がある
夜間という環境は、スズメバチとの遭遇においてさらなるリスク要因となります。夜間にスズメバチに遭遇した時には下記のようなリスクが想定されます。
- スズメバチの認識が難しい
- 巣の発見が遅れる
- 暗い中逃げる際に転倒するリスクがある
- 暗闇のより、手で払ったりしてスズメバチを刺激する
刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こすリスクがある
夜間にスズメバチに刺されてもアナフィラキシーショックを起こします。また、夜という環境はアナフィラキシーショックを引き起こすリスクを上げます。アナフィラキシーショックを起こした場合には、すぐに受診してください。アナフィラキシーショックの症状には下記のような症状があります。
- 息苦しさ、呼吸困難
- 唇や舌の腫れ
- 全身のじんましん、かゆみ
- めまいや意識障害
以前にスズメバチに刺されたことがある人は特に気を付けるようにしてください。また、エピペンを保持している場合には、直ちに使用してください。
夜間のスズメバチ駆除のポイント
スズメバチの駆除を考えたとき、夜間は危険性が低い選択肢として挙げられます。しかし、その判断はスズメバチの種類や状況によって大きく異なり、特に夜行性のモンスズメバチが関わる場合は慎重になる必要があります。
ここでは、夜間のスズメバチ駆除のポイントについて解説します。
一般的なスズメバチ駆除は夜間に行う
一般的にスズメバチは、日没後2から3時間後に活動が鈍くなるため、この時間帯に駆除を行うことが推奨されます。日没後のスズメバチ駆除は、危険性が低い中での駆除が可能です。
モンスズメバチの夜間駆除は避ける
モンスズメバチの夜間駆除は非常に危険です。モンスズメバチは、夜行性で夜でも活動が鈍らない習性があるためです。
また、モンスズメバチはそもそも好戦的で攻撃性や危険性が高いため、特に夜の暗闇では刺されるリスクが高いと言えます。
自分で状況確認する際には最低限の安全対策をする
やむを得ず夜間にスズメバチの駆除のために状況確認をする場合には最低限の安全対策をするようにしてください。下記のような対策が必須です。
- 白い服を身につける
- ライトを適切に使う
- 距離を十分に取る
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夜間のスズメバチ駆除をハチ駆除業者に任せるべき理由
夜間にスズメバチの活動が見られる場合、特にそれがモンスズメバチである可能性が高い状況では、自力での駆除は極めて危険です。
安全を最優先に考え、速やかにハチ駆除業者に相談することを強く推奨します。ここでは、夜間のスズメバチ駆除をハチ駆除業者に任せるべき理由について解説します。
確実な駆除が可能
ハチ駆除業者は、安全性を確保した上で、確実な駆除が可能です。ハチ駆除業者は、専門知識や装備を持ち、スズメバチの生態や危険性を把握しており、巣の場所が特定できない場合でも確実な駆除が可能です。
安全に駆除するための装備を持っている
ハチ駆除業者は、安全に駆除するための専門装備を持っており、安全な駆除を実現します。防護服やハチを吸い上げる専用の掃除機、ハチ専用の殺虫剤などを備えています。
モンスズメバチなど危険種への専門知識がある
ハチ駆除業者は、モンスズメバチなどの危険なスズメバチにも安全に対処できる専門知識を備えています。特に、夜行性のモンスズメバチへの対処は正確な専門知識のもと確実に駆除可能です。
再発防止策の実施
再度スズメバチの巣が作られないように防止策をしてくれる点もハチ駆除業者に依頼するメリットです。スズメバチは、戻りバチとして巣を駆除したあとでも戻ってくる個体がいます。
また、戻りバチに女王蜂が含まれている場合には、再営巣のリスクがあります。
戻りバチに関しては下記の記事で詳しく解説しています。
夜間にスズメバチを寄せ付けないための予防策
夜間にスズメバチに遭遇しないためには、スズメバチを寄せ付けない予防策が重要です。
ここでは、夜間にスズメバチを寄せ付けないための予防策として下記の点について解説します。
- 家屋への侵入経路を塞ぐ
- 照明を工夫する
- 巣を作らせないための早期対策を施す
家屋への侵入経路を塞ぐ
スズメバチはわずかな隙間からでも屋内に侵入することがあります。そのため、網戸やエアコンのホース、排気口などの入り口になる場所を塞ぐことが重要です。
定期的に網戸の補修やエアコンのホースへのキャップなど物理的にスズメバチの侵入を防ぐ対策を施すようにしてください。また、夜間に窓を開ける際には、網戸を使用してください。
照明を工夫する
スズメバチを惹きつける照明を使用しないことも実施可能な予防策です。一般的に紫外線や青白い光に集まる傾向が昆虫にあるためです。
そのため、LED電球に切り替えるなどの対策は予防策として有効です。また、不必要な屋外照明は消灯することも予防策となります。
巣を作らせないための早期対策を施す
女王蜂が巣を作り始める春先に、巣ができやすい場所を確認して早期駆除につとめることも有効な予防策です。
この時期に巣を作りやすい軒下や屋根裏、庭木などを確認して、巣が小さいうちに発見・駆除することが最も効果的です。
また、予防策としてハチ専用の殺虫剤を事前に散布しておくのも一つの対策です 。
夜間にスズメバチを見かけたらハチ駆除専門『クリーンライフ』にお任せください
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夜間にスズメバチと遭遇しても慌てず冷静に行動することが重要です。また、夜間に活動性が鈍くなるスズメバチの中でも、モンスズメバチは夜行性で夜に遭遇すると身の危険があります。モンスズメバチの夜間駆除はとても危険であるため、自力で駆除することは避けるべきです。安全にスズメバチの巣を駆除するなら、ハチ駆除業者に依頼することが最も安全です。ハチ駆除業者なら『ハチ駆除専門クリーンライフ』にお任せください。
『ハチ駆除専門クリーンライフ』なら、最短30分で駆けつけてスズメバチの巣を駆除してくれます。また、出張費や見積りは無料で、明朗会計であるため安心して依頼できます。
夜間のスズメバチに関するよくある質問
- スズメバチは夜も活動しますか?
- 一般的に多くのスズメバチは夜間活動しません。しかし、「モンスズメバチ」は夜行性で、夜間も活発に活動することが知られています 。餌を求めて深夜まで飛び回ることがあります 。 そのため、夜間にスズメバチが飛んでいるのを見かけたら、それはモンスズメバチである可能性が高いです。モンスズメバチの外見は、腹部の波を打った黄色い模様が特徴で、女王蜂は体長3センチ前後、働き蜂は2.5センチ前後です。
- 夜にスズメバチを見つけたらどうしたらいいですか?もしも刺されたらどうしたらいいですか?
- 夜にスズメバチを見かけたら、まず冷静に、大声を出したり手で払ったりせず、静かにその場を離れてください 。室内に入ってきた場合は、部屋を暗くして窓を開け、外を明るくして自然に出ていくのを待ちましょう 。決して刺激しないことが重要です。もしも、スズメバチに刺されたら、安全な場所に移動して、患部を洗い流し、毒を吸い出してください。その後、ヒスタミン軟膏を塗り、冷却してください。症状によっては医療機関を受診してください。特に、アナフィラキシーショックの症状には注意してください。
- 夜行性のモンスズメバチは特に危険ですか?
- モンスズメバチは他のスズメバチと同様に攻撃性が高く、毒性も強いとされています 。夜間は視界が悪いため巣に気づきにくく、不用意に刺激してしまうリスクがあります 。夜の暗闇は、モンスズメバチの認識が難しく、スズメバチの種の見分けが難しいです。
- 夜間にスズメバチの巣を自分で駆除しても安全ですか?
- 一般的なスズメバチの場合、夜間は活動が鈍るため駆除に適した時間帯とされており、スズメバチの巣が初期段階にある場合には、自力での駆除もリスクが低い中で実施可能です。しかし 、夜行性のモンスズメバチの場合は夜間も活動が活発なため、自力駆除は非常に危険です 。専門知識や適切な装備なしでの駆除は絶対に避けるべきです。モンスズメバチの駆除は、ハチ駆除業者に依頼することが適切です。
- 夜間のスズメバチ駆除をハチ駆除業者に依頼するメリットは何ですか?
- ハチ駆除業者はスズメバチの生態を熟知し、適切な防護服や機材を用いて安全かつ確実に駆除を行います 。特に夜間作業や危険なモンスズメバチの駆除には専門知識が不可欠です。再発防止策やアフターフォローもしっかりしているため安心です。
危険ですので、無理せず
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