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蜂の巣の安全な駆除方法!自力でできる対処法や安心の駆除サービスを紹介
庭やベランダに蜂の巣を見つけて、まずどうすべきか途方にくれていませんか?
本記事では、蜂の巣の駆除に関して詳しく解説していきます。
蜂の種類や巣の場所によって、危険度や駆除方法は大きく異なります。刺されるリスクを避けるためにも、正しい知識は必須。
そこで、蜂の巣を安全に駆除するための自力でできる対処法と、プロに依頼するメリットや費用相場まで詳しく紹介します。
蜂の巣を見つけても慌てずに済む知識を、しっかり身に付けておきましょう!
Contents
自分で駆除できる蜂の巣の条件
自分で蜂の巣を駆除できれば手軽、かつ節約できると考える方も少なくないはず。では、自分で駆除できる蜂の巣の条件を確認していきましょう。
- ミツバチの巣なら可能
- 手が届く高さなら可能
- 巣の一辺が15cm未満なら可能
それぞれ、詳しく解説していきます。
ミツバチの巣なら可能
蜂にはさまざまな種類が存在しますが、巣がミツバチのものであれば、比較的安全に駆除できるでしょう。
ミツバチは性格が穏やかで、刺激を与えない限り攻撃してこないのが特徴。ただし、人目につかない場所に巣を作る習性から、建物内部など手の届きにくい箇所に巣ができると、完全に駆除するのは難しいケースもあります。
手が届く高さなら可能
蜂の巣に手が届く高さにある場合も、自分で駆除しやすいと言えます。高所にある巣は脚立を使う必要があり、駆除中に蜂が襲ってきた場合に、バランスを崩して転倒するリスクも否めません。
その点、自分の目線かそれ以下の高さにある巣なら、落ち着いて作業できるだけでなく、万が一蜂が飛んできてもすぐに逃げられるでしょう。
巣の一辺が15cm未満なら可能
蜂の巣の大きさも、自分で駆除できるかどうかの判断基準になります。
巣の大きさに比例して、攻撃されるリスクも大きくなりますが、一辺15cm未満の小さい巣なら、自力での駆除でも比較的スムーズでしょう。
小さい巣は、巣にいる蜂の数もまだ少ない初期の状態です。巣が作られ始めたばかりの初期段階であれば、防護対策と適切なタイミングさえ守れば安全に作業できる確率が高いのです。
ただし、巣が小さくても、スズメバチの巣は危険性が上がります。蜂の数が少なくても攻撃力は強いので、蜂の巣の種類をしっかり見極めてから判断してください。
次の項で、蜂の巣の種類の見分け方を解説します。
駆除したい蜂の巣の種類の見分け方
では、駆除対象の蜂の巣が、どの蜂のものなのか、見分け方を紹介します。代表的な種類の蜂の巣の特徴を見ていきましょう。
順に解説していきます。
スズメバチの巣の特徴
危険度の高いスズメバチの巣を、まずチェックしていきましょう。
スズメバチの巣は、スズメバチの種類によって形や作られる場所が異なります。たとえば、キイロスズメバチは球形でマーブル模様の巣を作り、軒下や屋根裏など人の生活圏にもよく現れます。巣の拡大が早く、攻撃性も高いため注意が必要です。
一方、コガタスズメバチの巣は、やや縦長で、庭木や軒下など比較的低い場所に作られるケースが多く見られます。気付かずに巣に近づいてしまうリスクがあるでしょう。
オオスズメバチにいたっては、地中に巣を作るため発見が難しく、知らないうちに刺激を与えて攻撃される確率が上がります。
どのスズメバチも、場所の違いこそあれど巣の構造は閉鎖型で、外敵から守るための工夫がされています。
日本に生息するスズメバチの特徴は、以下の記事で詳しく解説しています。
アシナガバチの巣の特徴
アシナガバチの巣は、シャワーヘッドのような見た目で、スズメバチと違って、巣の内部が外からも丸見えなのが特徴です。
六角形の小部屋が集まった構造で、傘のように上部からぶら下がっています。巣自体は比較的小さく、直径10〜15cm程度がほとんど。軒下やベランダ、室外機の裏側など、人の生活圏に近い場所にもよく作られます。
巣の大きさに比例して、アシナガバチの体長も2cmほどと小さく、動きも比較的穏やかです。攻撃性も毒性もあるものの、刺激しない限り襲ってくることは少なく、小さい巣であれば自分で駆除できるでしょう。
室外機に作られる巣は、アシナガバチであるケースが多く見られます。詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
ミツバチの巣の特徴
ミツバチの巣は、淡い黄色から茶色の蝋(ろう)でできた、板状の構造が並んでいるのが特徴です。
蜂蜜や幼虫を収納する六角形の小部屋がびっしり並び、自然な曲線で連なった板がいくつも垂れ下がっている形をしています。
木の穴や建物のすき間、屋根裏など、閉鎖された空間に好んで巣を作るため、外からは気付きにくいケースも多く見られます。
ミツバチの性格は穏やかで、こちらから刺激しない限り攻撃されにくいですが、巣の中には、他の蜂に類を見ないほどの多数のミツバチが暮らしているため、油断せず慎重な対応が必要です。
蜂の巣を自分で駆除する方法
小さくて危険性の少ない蜂の巣は、自分で駆除できるとお伝えしました。とはいえ、さまざまなリスクと隣合わせなので、事前準備や正しい手順をしっかり確認しましょう。
用意すべきものや失敗の少ない手順を解説していきます。
用意するもの
蜂の巣駆除は、事前に万全の体制を整えてから実施してください。準備すべきものを、以下に挙げました。
<事前に揃える道具>
- 蜂用の殺虫スプレー(2~3本)
- 防護服、もしくは厚手の長袖・長ズボン・レインコート・帽子
- マスク・ゴーグル
- 軍手
- 長靴
- 脚立・踏み台・高枝切りバサミ(高所用)
- トング
蜂用殺虫スプレーは、一般的なドラッグストアで購入できますが、強力な分、中身がなくなるのも早いため、複数本用意しておくのをおすすめします。
服装に関しては、防護服、もしくはそれに代わる厚手の衣類を着用してください。蜂を刺激する黒は避け、白色を意識しましょう。
そして、蜂の巣が高所にあるなら、脚立などを準備して足場を固定する必要があります。脚立や高枝切りハサミなどを使用して使用しても届かない場所は、刺傷だけでなく転倒などのリスクが出てくるので、専門業者に依頼してください。
手順
では、実際の駆除手順を解説していきます。以下の手順を参考にしてください。
<手順>
- 香水などは避け、防護服でしっかり素肌や目を保護する
- 適度な距離を保ち、殺虫スプレーを噴霧する
- 蜂の動きがなければ、巣の出入り布巾から再度殺虫スプレーを噴射する
- 翌日、日中に蜂の動きがないか確認する
- 巣の中の蜂が全滅していたら巣を叩き落す
- 巣と蜂の死骸をゴミ袋に入れる
- 蜂の巣があった場所に再度念入りにスプレーして再発を予防する
殺虫スプレーでかなり攻撃力を弱められますが、巣の中の蜂が出てくる恐れも否めません。驚いて脚立などから落ちないよう気を付けてください。
殺虫スプレーをかけるタイミングは、蜂の動きが鈍る夕方から夜にかけてからが良いですが、巣や死骸を回収するのは、取り残しのないように翌日の明るい時間帯に実施してください。
駆除時の注意点は、次の項で解説します。
蜂の巣駆除を自分で実施する時の注意点
では、蜂の巣駆除を自分でやる時の注意点を解説します。
- 夕方から夜間の時間帯に駆除する
- 香りや黒い衣類ははNG
- 死骸にも油断しない
- 1週間程度継続的に殺虫剤を撒く
安全に駆除するための重要な点なので、事前にしっかり確認してください。
夕方から夜間の時間帯に駆除する
蜂の巣を駆除するのは、蜂の活動が落ち着く夕方から夜にかけてが安全とされています。
日中は、働き蜂が活発に出入りするため、巣に近づくとすぐに攻撃される恐れがありますが、夕方以降になると蜂たちは巣に戻り、動きも鈍くなるため、比較的安全、そして効率的に駆除できるでしょう。
駆除作業後一晩置いて、明るい時間帯に巣の状態を確認してから回収してください。
香りや黒い衣類はNG
蜂はにおいに敏感な昆虫です。
巣に近づく時は、蜂を刺激する香水や整髪料、芳香剤などの強い香りを避けてください。花の香りにも、エサと勘違いして寄ってくるケースがあるので、柔軟剤や洗剤の残り香にも注意する必要があります。
香りだけでなく、刺激色となる黒色の衣類は避け、髪の毛も白い帽子で覆いましょう。
死骸にも油断しない
巣を駆除したあとも、油断は大敵です。
中には気絶しただけでまだ生きている蜂がいるので、うっかり触ると反射的に刺されるリスクも否めません。
また、死骸であっても、仲間を呼び寄せるフェロモンを出しているので、死骸はゴミ袋に入れて密閉しましょう。毒針の毒も残っているので、回収作業には厚手の手袋を使用し、素手では絶対に触れないようにしてください。
1週間継続的に殺虫剤を撒く
蜂の巣を駆除・回収した後は、再度殺虫剤を撒くのを忘れないようにしましょう。
蜂は、同じ場所に巣を作る習性があるので、再発する確率は低くありません。また、戻り蜂と呼ばれる働き蜂が数日後に巣に戻ってくるケースもあります。
そのため、駆除後1週間程度は、巣があった場所を中心に殺虫スプレーを撒く、などの再発防止対策が重要になってくるのです。
蜂の巣の駆除サービス
スズメバチの巣や大きく成長した巣は、自分で駆除せずに駆除サービスを依頼する必要があります。
そこで、自治体の駆除サービス、蜂駆除専門業者の駆除サービスをそれぞれ解説していきます。
自治体の駆除サービス
蜂の巣の駆除に、サービスや補助を実施している自治体もあります。
内容は自治体ごとに異なりますが、自ら駆除できない高所の巣やスズメバチの巣など、危険性が高い駆除作業のみに限定しているケースが多く見られます。
自治体の提携する業者を紹介したり、駆除費用の一部を補助したりする例が一般的ですが、すべての自治体が蜂の巣対策のサービスを提供しているわけではないので、事前にチェックしてみてください。
専門業者の駆除サービス
自治体の駆除サービスが限定されている一方、蜂駆除を専門としている業者は、作業内容も徹底しています。
蜂の種類や巣の位置、周囲の環境に応じて最適な方法を使い分ける点も、プロならでは。単なる撤去にとどまらず、戻りバチ対策・再発防止対策も実施してくれるので、長期的に安心できると言えるでしょう。
専門業者ならではのメリットは、次の項で解説していきます。
蜂の巣駆除は専門業者がおすすめ
危険を伴う蜂の巣駆除は、専門業者に依頼するのが断然おすすめです。特にメリットの大きい3点を挙げていきます。
- 難所でも駆除できる
- 残っている蜂がいても安心
- 再発の危険性が低い
それぞれ、参考にしてください。
難所でも駆除できる
蜂の巣は屋根裏、換気口の奥、エアコンの室外機内部など、手の届きにくい場所に作られるケースが多く見られます。難所にある巣の駆除は、転落やケガのリスクが高くなるうえ、取り残しが発生して結局再発するケースも少なくありません。
専門業者なら、高所作業用の機材や専用の工具、防護装備を使って安全かつ効率的に駆除できます。また、狭所であっても蜂の習性を理解したうえで対処してくれるでしょう。
残っている蜂がいても安心
完全に死滅したと思っても、巣の内部に生き残った蜂が潜んでいる恐れは捨てきれません。また、駆除後に巣に戻ってくる「戻りバチ」も、一定期間出現する可能性があります。
専門業者は、残った蜂がいるリスクまで見越して、専門的な技術と器具で念入りに駆除するので、飛散した蜂や生き残りの蜂も徹底駆除してくれるでしょう。
再発の危険性が低い
巣ができる、ということは、巣が作りやすい構造の家や環境である証拠。蜂の巣は、一度作られた場所に再発する確率が高くなります。
専門業者の心強い点は、駆除だけでなく再発防止対策まで実施してくれるところと言えるでしょう。
駆除後に蜂が嫌がる忌避剤をまいたり周辺の環境を点検したりするなど、再び同じ場所に巣を作らせないように対策してくれるので、駆除後の安心感が違うはずです。
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蜂の巣駆除の費用相場
最後に、蜂の巣駆除を業者に依頼する際の費用相場をご紹介します。需要の多いメニューと費用相場を、以下の表にまとめました。
蜂の種類・巣の状態 | 駆除費用相場(税込) | 備考 |
---|---|---|
アシナガバチ | 6,000円〜30,000円 | 比較的穏やかな種類で、作業負担が少ない場合が多い |
ミツバチ | 約10,000円〜40,000円 | 巣の場所によって変動幅が大きい |
スズメバチ(小〜中サイズ) | 約10,000円〜50,000円 | 攻撃性が高く作業難度が上昇するケースが多い |
オオスズメバチ(高リスク) | 20,000円〜50,000円以上 | 最大級サイズ、危険性・対応難度とも高いため高額になる傾向 |
高所・狭所作業・複数巣の場合 | +3,000円~50,000円程度 | 高所作業車や脚立使用、複雑な撤去作業が加算される |
蜂の巣の種類や条件によって価格は変動します。早期に駆除依頼するのが、一番の節約と言えるでしょう。
以下の記事では、蜂の巣だけでなく、蜂自体の駆除相場なども解説しています。
蜂の巣駆除は『蜂駆除専門クリーンライフ』にお任せしよう!
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蜂の巣の駆除方法について、詳しく解説しました。
蜂の巣と一言で言っても、種類や大きさなどさまざま。たとえ小さい蜂の巣でも危険は潜んでいるため、見つけたらすぐに対処してください。
特に、スズメバチの巣や大きく成長している巣などは、プロの専門業者に駆除を依頼するのがおすすめです。
『ハチ駆除専門クリーンライフ』は、蜂の巣や蜂自体の駆除実績の豊富な優良業者。年中無休で最短即日対応も可能なので、蜂の巣を見つけたらまずは相談してみましょう。
蜂の巣の駆除に関するよくある質問
- 小さな蜂の巣なら自分で駆除しても大丈夫でしょうか?
- 小さくても、スズメバチの巣など危険な巣もあります。
種類が把握できないなどの不安があるなら、専門業者に相談するのが安心です。
- 蜂の巣を見つけたらすぐに駆除しないとダメですか?
- 春先から夏は、蜂の巣は日増しに大きくなります。放置すると攻撃性が増し危険度が高まるため、早めに駆除しましょう。小さいうちに駆除したほうが、手間も費用も少なくすみますよ。
- 蜂の巣を駆除した後に再発を防ぐ方法を教えてください。
- 蜂の巣の再発を防ぐには、巣の痕跡を消すのが大切。また、忌避剤をスプレーすると予防効果があります。
定期的に周囲を点検するのも、再発防止につながります。
- 蜂の巣駆除を自治体に相談できますか?
- 自治体によって、蜂の巣に関する相談を受け付けていますが、スズメバチの巣に限る限定的なサービスが多いのが現実。
専門業者もあわせて検討しましょう。
- 蜂の巣の見分けがつかない場合でも相談に乗ってもらえますか?
- 蜂の巣の見分けがつかない場合でも、専門業者は相談に応じてくれます。
写真を送って判断してもらえる場合もあるため、不安があるなら無理に近づかず、まずは問い合わせて確認しましょう。
危険ですので、無理せず
まずはプロに相談を!
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