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自分で蜂の巣を駆除するときの注意点を解説!安全対策や安全な駆除方法を紹介!
「自宅にできた蜂の巣、自分で駆除できないだろうか…」そうお考えではありませんか?しかし、蜂の駆除は生態や習性を知らないまま行うと、非常に危険です。特にスズメバチの巣であった時には命の危険が伴います。この記事では、自分で蜂の巣駆除を考えてる人に向けて具体的な手順や自力駆除が可能か見極める基準について解説します。
また、安全に駆除するための対策やハチ駆除業者に依頼する方法についても紹介します。
Contents
自力での蜂の巣駆除が可能な状態
自力で蜂の巣を駆除できるケースはごく限られています。蜂の巣を安全に駆除するには、まず「自分で対処できる巣かどうか」を見極めることが大切です 。
一般的に、以下の条件を満たす場合にのみ、自分での駆除を検討してください。
巣の大きさが15cm以下
巣の直径が15cm以下で、大人の手のひらに収まる程度であれば、まだ働き蜂が生まれておらず女王蜂1匹だけの初期段階と考えられます 。
この段階なら蜂の数が少なく比較的安全に駆除可能です。一方、巣の直径が15cmを超えると既に大量の働き蜂が孵化しており非常に危険です 。
スズメバチの巣は直径15cmを超えないうちに駆除するのが鉄則で、手のひらサイズを超える巣はプロに任せるべきです。
巣の場所が開放的かつ手が届く低い場所
巣が軒下や庭木の枝先など開けた場所にあり、脚立を使わず地上から手が届く高さにある場合は自力作業のハードルが下がります 。
逆に屋根裏や床下、エアコン室外機の内部、壁の中など閉鎖空間にできた巣、高所にある巣は素人には困難です。
狭所では逃げ場がなく危険ですし、高所では作業中に蜂に襲われて墜落するリスクもあります。このような手の届かない場所の巣は自分で駆除しようとせずハチ駆除専門業者に相談しましょう。
蜂の種類がスズメバチでないと断言できる
日本で屋内周辺に巣を作る蜂は主にスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの3種類です 。スズメバチの巣であれば自力駆除は非常に危険なので避けてください。
スズメバチ類(オオスズメバチなど)は攻撃性・毒性ともに極めて強く、刺されれば重篤な症状やアナフィラキシーショックで命の危険もあります 。
一方、アシナガバチはスズメバチより危険度は下がりますが、それでも刺激すれば集団で襲ってくるため油断は禁物です。ミツバチ(ニホンミツバチ等)は比較的おとなしく、人から刺激しない限り攻撃してこないと言われます 。
巣の形状を見ると種類をある程度見分けられます。スズメバチの初期の巣は球形でマーブル模様の外皮があり、フラスコを逆さにしたような独特の形状です 。
対してアシナガバチの巣は外皮がなく、中の巣穴がむき出しでお椀を逆さにしたようなシャワーヘッド型をしています 。
ミツバチの巣は六角形の巣板がむき出しで垂直に垂れ下がる板状です 。スズメバチの丸い巣(模様あり)なのか、アシナガバチの傘状の巣なのかを見極め、スズメバチの巣であれば自力駆除は諦めて専門業者に任せましょう。
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駆除する時期が春である
巣を発見した時期も重要です。4~6月の春先は巣が作られ始めたばかりで安全に駆除しやすい時期とされています 。
多くの蜂は冬眠明けの女王蜂が春に単独で巣作りを開始し、この段階では巣に女王蜂しかおらず幼虫がいるだけです 。働き蜂が成虫になる前であれば、蜂の数が少ないため比較的安全に巣ごと駆除できます 。
逆に7~10月の夏~秋は巣が最大規模になり、数百匹規模の働き蜂が巣を防衛しています 。この時期の巣を素人が駆除するのは非常に危険で、刺傷事故も秋に集中しています 。
特に秋のスズメバチは攻撃性が高まっているため、自力駆除は避け、発見したら速やかにハチ駆除業者に依頼すべきです。
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自分で蜂の巣を駆除する方法
蜂の巣を自分で駆除する際には、必要な道具をしっかり準備して、適切な手順で駆除するようにしてください。ここでは、自分で蜂の巣を駆除する方法について解説していきます。
必要な道具
蜂の巣を自力で駆除する際に必要な道具は下記の通りです。安全に駆除するためにはこれらの道具を揃えることは必須です。
- ハチ専用ピレスロイド系殺虫スプレー
- 防護服
- ゴーグル
- 手袋・長靴
- 懐中電灯
- 長い棒
- ゴミ袋
駆除する手順
実際に蜂の巣を駆除する手順を下記のように挙げました。安全を第一に行うことが重要です。
- 駆除作業は夕方~夜(できれば日没後2~3時間経過した午後9時頃)に開始する
- 巣から数メートル離れた位置からスプレーを噴射する
- 巣に近づき、巣の出入口にスプレーを吹き込む
- 棒を使って巣を叩き落とす
- 巣と死骸を袋に密封して廃棄する
- 巣があった場所を後片付けする
蜂の巣を自分で駆除するときの注意点
自分で蜂の巣を駆除する際は、作業前から作業後まで一貫して細心の注意を払う必要があります。ここでは、蜂の巣を自分で駆除する時に気を付けるべきポイントを解説します。
蜂の巣は夕方から夜の時間に駆除する
蜂の巣駆除は日没後、蜂が巣に戻って落ち着いている時間帯に行うのが基本です 。もっともおすすめの時間帯は夕方から夜で、目安として日没後2時間ほど経った午後9時前後です 。
昼間は働き蜂の多くが巣の外で餌集め等に活動しており、日中に巣を駆除すると不在だった蜂が後から戻ってきてしまいます 。
夜間であれば蜂は全員巣に帰っているため、一度の作業で殲滅でき戻りバチも発生しにくくなります 。
また、夜は気温が下がり蜂の動きが昼間より鈍くなる利点もあります。ただし懐中電灯の強い光は蜂を刺激するため、赤いセロハンで光を弱める工夫を忘れないでください 。
強い香りや黒い服は身につけない
蜂は視覚と嗅覚が非常に発達しており、濃い匂いや黒っぽい色に敏感に反応します 。巣の駆除作業時には、以下の点に注意して蜂を刺激しないようにしましょう。
- 香水やヘアスプレーは厳禁:蜂は巣や女王蜂由来の匂い以外は「敵」とみなし攻撃すると言われます 。香りの強い香水や整髪料、柔軟剤の香りが染み付いた衣類などは蜂を興奮させる原因になるため使用しないでください 。
- 黒っぽい服装は避け白系で揃える:蜂は動く黒いものに攻撃的になる習性があります 。そのため作業時は帽子や靴、手袋に至るまで可能な限り白っぽい色で統一するのが安全策です 。特に夕方以降の薄暗い環境では、白以外の暗色は蜂にとって際立って見え格好の標的になります 。
服装は明るい色+無臭を心掛け、蜂を刺激しないようにしましょう。
死骸でも気をつける
駆除作業が終わった後も油断は禁物です。地面に落ちた蜂の死骸にも注意しましょう。蜂は死んでいても24時間ほどは神経反射で針が動く場合があり、うっかり触ると刺される危険があります 。
実際、駆除直後の蜂の死骸を素手で掃除しようとして刺されたケースも報告されています。後片付けの際は必ず厚手の手袋を着用し、死骸には直接手で触れないようにしてください 。
床や地面に残った死骸の破片も含め、箒やピンセットを使って丁寧に回収しましょう。また、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、誤って死骸に触れないよう十分注意し、駆除作業後はしばらく現場に近付けない配慮も必要です。
再発防止策や戻りバチ対策を必ず行う
せっかく巣を駆除しても、何もしないと再び同じ場所に蜂が巣を作り直す恐れがあります。また、駆除の際に巣から逃げ延びた蜂や不在だった蜂があとから戻ってくることもあります 。
駆除した場所に殺虫スプレーを散布することや忌避剤を使用するなどの対策を徹底し、蜂の再来を防ぎましょう。
自分で蜂の巣を駆除することがおすすめできない理由
蜂の巣の自力駆除には上述したように多くの危険と困難が伴います。ここでは、専門知識のない人が無理に駆除しようとすることがおすすめできない主な理由を解説します。
蜂の種類を見誤ると危険
蜂の種類の判別は素人には難しく、もし危険なスズメバチの巣を安全な蜂の巣だと誤認して近づけば重大な事故につながります 。
例えば、巣の見た目が小さいからと「アシナガバチだろう」と油断して駆除しようとしたら、実は凶暴なスズメバチだったというケースもあり得ます。
スズメバチは巣を刺激されると猛烈に集団攻撃してきて、刺されればアナフィラキシーショックを起こして命に関わる危険性もあります 。日本では毎年蜂に刺されたことによるショックで亡くなっており、その多くがスズメバチによる被害です 。
一度目は平気でも二度目に刺された際に重篤なアレルギー症状が出る場合もあります。
専門の道具が必要
蜂の巣駆除には専用の防護服や強力な噴射器具、長いはしご等が必要になる場合があります。一般の人がこれら専門の道具を全て揃えるのは難しく、不十分な装備で挑めば刺傷事故のリスクが極めて高まります 。
たとえば防護服ひとつ取っても、完全防備でないと蜂の針は簡単に衣類を貫通してきます。肌が露出していれば確実に刺されますし、蜂の群れに囲まれた状況ではパニックになって対処できなくなるでしょう。
ハチ駆除業者は防護服や専用機材を用い、適切な手順で安全に作業する術を心得ています。
高い場所や閉鎖された空間は駆除が難しい
蜂の巣が屋根の高所や床下・壁内部など手の届きにくい場所にある場合、素人にとって物理的な作業難易度が跳ね上がります。
脚立やはしごを使って高所の巣を駆除しようとすると、蜂に攻撃された際に身を避ける余裕がなく、転落事故につながる危険があります。
実際、自力駆除を試みて蜂に刺され驚いて足を踏み外しケガをする例も報告されています。また、天井裏や物置の奥など閉ざされた空間では逃げ場がなく、蜂に囲まれたらパニックに陥りやすいです。
専門業者であれば高所作業車や特殊な防護具を用いて、手の届かない場所の巣でも安全に駆除できます 。高所・難所の巣に手を出すのは極めてリスクが大きいため、そのような場合は最初から業者に依頼するのが安全です。
他の蜂の巣駆除方法
自分での駆除が難しい場合、自治体の駆除サービスやハチ駆除専門業者に依頼するといった方法があります。それぞれ費用や対応範囲、メリット・デメリットが異なるため、順に解説します。
自治体の駆除サービス
お住まいの自治体(市区町村)によっては、蜂の巣の駆除を住民向けに無料または安価で行ってくれるサービスを提供している場合があります 。まずは市役所・区役所のホームページや生活衛生課などに問い合わせて、蜂の巣駆除の制度があるか確認してみましょう 。
自治体の対応は地域によって様々ですが、傾向として「スズメバチなど危険性の高い蜂の巣」に限定して無料駆除や補助金交付を行っている自治体が多いです。
スズメバチの巣関連の補助金に関しては下記の記事にまとめています。詳しくはこちらをご覧ください。
ハチ駆除専門業者の駆除サービス
蜂の巣駆除を専門とする業者に依頼する方法です。費用は自腹になりますが、その分確実性と安全性が非常に高いのが特徴です 。
業者にもよりますが、最近は24時間受付・即日対応可能な蜂駆除業者も多く、電話すれば早ければ当日中に駆けつけてくれるところもあります 。
自力では場所が特定できない巣でも、プロなら蜂の飛行ルートや環境から巣の位置を的確に見つけ出してくれるので安心です 。
屋根裏や壁の中、木の内部など一般の人では発見が難しい場所でも、業者は徹底的に調査・対応してくれます 。
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蜂の巣駆除はハチ駆除業者への依頼がおすすめ
蜂の巣駆除の専門業者に依頼すると、素人にはない多くのメリットがあります。ここでは、ハチ駆除業者に依頼するメリットについて解説します。
専門の道具を持っている
ハチ駆除業者は、蜂の巣を駆除するプロであり、蜂の巣駆除のための専門の道具を持っています。防護服1つでも、厚手の頑丈なもので、高所や難所で巣を確認するためのファイバースコープなどの道具も備えています。
これらの専門的な道具をわざわざ揃えるのは、素人にとっては難しいでしょう。
手が届かない場所でも確実に駆除してくれる
自分では届かない高所の巣や壁の内部など、素人には手出しできない場所の蜂の巣も業者なら対応可能です 。
高所作業車や特殊な長尺ポール、内視鏡カメラなど機材を駆使して、あらゆる場所の巣を発見・除去してくれます 。巣の場所が分からない場合も、蜂の動きをプロの目で観察して巣を特定してもらえるので安心です 。
「蜂はよく見るのに巣が見当たらない」という場合でも、一度ハチ駆除業者に相談すれば隠れた巣を見つけ出してもらえるでしょう。
巣の場所が分からなくても特定してくれる
蜂駆除のプロは豊富な知識と経験を持っており、女王蜂も含め巣を根こそぎ完全に取り除いてくれます 。素人では見落としがちな初期の小さな巣や、壁の中に隠れた巣であっても徹底的に対処可能です 。
さらに再発防止のための薬剤散布や巣穴の封鎖などもセットで実施してくれる業者が多く、駆除後のアフターケアまで任せられるのは心強いポイントです 。
安全に蜂の巣を駆除できる
ハチ駆除業者に依頼する最大のメリットは何と言っても安全性です 。プロの蜂駆除業者は防護服や専用の器具を使用し、蜂の習性を踏まえた適切な手順で駆除を行います 。
十分な装備と経験を持つプロに任せれば、依頼者自身が蜂に刺されるリスクはゼロになります。ご自身で駆除を試みる場合と比べ、圧倒的に安心して作業を任せられるでしょう。
自分で蜂の巣を駆除するのが危険な時は「ハチ駆除専門クリーンライフ」にご依頼ください
「ハチ駆除専門クリーンライフ」にお気軽にご相談ください!
自分で蜂の巣を駆除することには危険が伴います。自分で蜂の巣を駆除することが可能な状態もありますが、素人では完璧に見分けることが困難です。
『ハチ駆除専門クリーンライフ』では、巣の場所や規模を問わず、安全で丁寧な駆除作業をおこなっております。自力での蜂の巣駆除が危険なスズメバチの巣でも確実に駆除します。
また、再発防止策やアフターサポートも万全であるため安全を長期に渡って保障いたします。
もし、蜂の巣を見つけたら、危険を冒さずお気軽にご相談ください。経験豊富なプロが安心と安全をお届けいたします。
自分で蜂の巣を駆除する際によくある質問
- どんな蜂の巣なら自分で駆除することができますか?
- 目安としては、巣の大きさ・場所・蜂の種類・時期の4点がポイントです。 でも述べられているように、直径15cm未満の小さい巣で、地面から手が届く開放的な場所にあり、蜂の種類がミツバチ(比較的おとなしい種類)で、発見した時期が春先であれば、自分で駆除できる可能性があります 。逆に巣が大きかったり、高所・閉所にあったり、スズメバチや大型のアシナガバチの巣だった場合は、無理をせず専門業者に依頼することを強くおすすめします 。「小さい蜂の巣だから大丈夫」と油断しがちですが、働き蜂の有無など素人には判断が難しい点も多いため、少しでも不安があればプロの力を借りるのが安全です。
- 蜂の巣を自分で駆除するときに注意することは何ですか?
- 注意点はいくつもありますが、特に重要なのは「いつ・どんな格好で・どのように作業するか」です。まず、駆除は蜂が巣に戻って活動が鈍る夕方~夜に行うようにしましょう 。夜間であれば蜂が巣に集結しているため一網打尽にしやすく、日中のように戻りバチが発生するのを防げます 。次に服装や匂いにも配慮が必要です。肌を完全に覆う防護服を着用し、露出部がないようにすることが大前提ですが、服の色は黒っぽいものを避け白系統にします 。また香水やヘアスプレーなど強い香りは厳禁です 。最後に、駆除後の後片付けと戻りバチ対策も注意点です 。死んだ蜂でも針が動くことがあるので素手で触らず、巣を除去した場所には1週間程度定期的に殺虫剤を撒いて、逃れた蜂や新たな女王蜂が再び巣を作らないよう予防してください 。
- 蜂の巣を自分で駆除するために必要な道具は何ですか?
- 必要な道具は主に防護服、手袋と長靴、帽子、ゴーグル、強力な蜂用殺虫スプレー、懐中電灯(赤色フィルター推奨)、ほうき等の長い棒、ゴミ袋と虫取り網です 。防護服は自治体で貸し出しがある場合もあります 。殺虫剤は市販のハチ専用スプレーを用意しましょう
- 自分で駆除する以外に蜂の巣を安全に駆除する方法はありますか?
- 自分で蜂の巣を安全に駆除する方法としては、自治体の駆除サービスを利用するか、ハチ駆除専門業者に依頼する方法があります。自治体の駆除サービスでは、蜂の巣の駆除を無料または安価で提供している場合があります。ハチ駆除専門業者の駆除サービスでは、費用はかかりますが、確実性と安全性が非常に高いのが特徴です。
- ハチ駆除業者に蜂の巣駆除を依頼するメリットは何ですか?
- ハチ駆除業者に依頼するメリットは4点あります。まずは、蜂の巣駆除をするための専門の道具を持っていることです。次に手が届かない場所でも確実に駆除してくれる点です。さらに、巣の場所が分からなくても特定してくれます。最大のメリットは、安全に蜂の巣を駆除できる点です。
危険ですので、無理せず
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