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屋根裏にできた蜂の巣を駆除する方法を徹底解説!注意点や対策法も紹介
屋根裏に蜂の巣ができてしまうと、気づかないうちに巣が大きくなり、家族の安全を脅かす深刻な問題に発展します。なぜなら、屋根裏は閉鎖的で見えにくいためです。
そのため、発見が遅れることも多く、住人が気づいた時には巣が巨大化していることも少なくありません。本記事では、屋根裏にできた蜂の巣駆除方法について解説します。
Contents
屋根裏にできた蜂の巣を自力で退治するのは困難
屋根裏に蜂の巣が作られると、限られた空間で蜂と向き合わなければならないため、自力での駆除は非常に困難です。
困難だと言われている要因は以下の3つです。
- スズメバチの巣の可能性がある
- 巣の状態を確認しにくい
- 作業に危険が伴う
ここでは、上記3つの要因について解説します。
スズメバチの巣の可能性がある
屋根裏にできたスズメバチ蜂の巣だった場合、駆除作業は困難です。なぜなら、スズメバチの巣は攻撃性が強いためです。
さらに、スズメバチは防衛本能が強い昆虫であるため、近づいただけで威嚇してくる可能性もあります。ですから、駆除しようと巣に近づいただけで襲ってくる可能性があるのです。
特に、屋根裏のように逃げ場がない環境では被害が拡大しやすく、一度に複数の蜂に刺されると命に関わるケースもあります。
巣の状態を確認しにくい
屋根裏は光が入りにくく狭い場所が多いため、蜂の巣の大きさや蜂の数を正確に確認するのが難しい環境です。そのため、思った以上に巣が成長していたり、準備不足から予想外のリスクに直面したりなど、思わぬトラブルに発展する可能性があるのです。
さらに、巣が梁や断熱材に隠れていて完全に駆除できなかった場合、再び巣営業される可能性もあるため注意が必要です。
作業に危険が伴う
屋根裏での駆除作業は、逃げ場を確保しにくいのも自力での駆除を困難にしている要因の1つです。
例えば、殺虫剤を使うと空気の流れが悪い屋根裏に薬剤が充満し、作業者自身が吸い込んでしまう可能性があります。さらに、巣を攻撃された蜂が狭い空間で一斉に飛び回ることで、複数回刺されるリスクも高まります。
また、慣れない作業で屋根裏の天井を踏み抜いたり、バランスを崩して転落したりする事故の可能性も否定できません。このように、屋根裏での蜂の巣駆除は非常に危険性が高い行為なのです。
屋根裏に蜂の巣ができやすい理由3選
そもそもなぜ屋根裏に蜂の巣ができやすいのでしょうか。その理由は以下の3つです。
- 雨風をしのげるから
- 外敵から身を守れるから
- 巣作りに必要な資材を確保できるから
屋根裏は上記の条件が重なるため、蜂にとって格好の巣営場所と言って良いでしょう。
雨風をしのげるから
屋根裏は外気に直接さらされないため、蜂にとってはとても安全な環境です。雨や強風にさらされる心配がないため、巣が壊れにくく日に日に成長を続けます。
つまり、人間が住む家は蜂にとっても過ごしやすい環境なのです。
外敵から身を守れるから
人間や鳥、その他の昆虫による攻撃から巣を守れるのも屋根裏に巣を作る理由の1つです。屋根裏は外からの視線が届きにくく、侵入経路も限られているため、外敵の影響を受けにくいと言われています。
そのため、蜂は安心して巣を拡大できるのです。特に、女王蜂が卵を産み始める春先には注意してください。
巣作りに必要な資材を確保できるから
蜂が巣の主な材料は植物の枝や木の皮でできています。屋根裏には梁や柱があるため、蜂は巣営材料に困りません。
中でも、スズメバチやアシナガバチは木質の繊維を唾液で練り上げて巣を作るため、屋根裏は資材を得やすい環境なのです。
さらに、通気性が良く、巣を長期間維持するのに適しています。こうした条件がそろうことで、蜂は屋根裏を営巣地に選んでいるのです。
自力でも退治できるケース3つ
屋根裏に蜂の巣ができた場合、自力での駆除は困難ですが、条件が揃えば自力で退治できるケースもあります。
- スズメバチ以外の巣ができている
- 巣の大きさが直径15cm以下である
- 作業スペースを十分に確保できる
ここでは、上記3つのケースについて解説します。
スズメバチ以外の巣ができている
巣を作っている蜂の種類が比較的おとなしい場合、自力で駆除できる可能性があります。例えば、アシナガバチやミツバチはスズメバチほど攻撃的ではないため、適切な防護具を用意し、慎重に作業を進めれば駆除できるかもしれません。
ただし、おとなしい蜂でも巣を刺激すると攻撃してくるため、油断せず慎重に作業することが重要です。また、蜂の種類を見誤ると重大な事故につながるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
巣の大きさが直径15cm以下である
蜂の巣の大きさが直径15cm以下であれば、まだ巣が初期段階で蜂の数も比較的少ないため、自力で駆除できるかもしれません。大きく育った巣では蜂の数が増え、攻撃性も強まるため素人が近づくのは非常に危険ですが、巣が小さいうちなら安全性を確保しやすいでしょう。
大きさの目安は、テニスボールからサッカーボールくらいが自力で駆除できるサイズです。もし、サッカーボール以上の大きさだった場合、他の方法を検討することをおすすめします。
ただし、たとえ小さな巣でも準備を怠ってはいけません。殺虫剤や防護服、ゴミ袋など駆除から処分まで滞りなくできるようにしておきましょう。
作業スペースを十分に確保できる
蜂の巣を安全に駆除するためには、作業スペースが確保されていることも大切です。屋根裏は狭く動きにくい環境であるため、無理な体勢で作業すると転倒や転落のリスクが高まります。
そのため、周囲に梁や断熱材が密集していないか事前に調査し、蜂に刺されそうになったらすぐに退避できる動線を確保しておきましょう。
駆除時の注意点
屋根裏にできた蜂の巣を駆除する際、下記3つの項目に注意しながら進めましょう。
- 必要な物の準備を怠らない
- 殺虫スプレーをしっかり噴射する
- 蜂が動かなくなったか確認する
適切な手順と安全対策を徹底しなければ、思わぬ事故や被害につながるおそれがあります。ここでは、駆除時の注意点を3つ解説します。
必要な物の準備を怠らない
蜂の巣を駆除する前に、防護服や厚手の手袋、長靴、ゴーグルなど、体を守るための装備を必ず準備しておきましょう。これらを準備せずに作業を始めると、蜂に刺されるリスクが高まるため注意が必要です。
また、殺虫スプレーや懐中電灯、脚立など、駆除に必要な道具のチェックも怠らないようにしましょう。なぜなら、屋根裏は暗く足場が不安定であるため、明かりを確保できるようにしておく必要があるためです。万が一これらの準備を怠ると、予期せぬ事態に対応できず、作業中に大きな危険にさらされる恐れがあります。ですから、事前にチェックリストを作り、準備に不備がないか確認できるようにしておきましょう。
殺虫スプレーをしっかり噴射する
蜂を駆除する際、殺虫スプレーを噴射しますが、蜂を確実に駆除できる量が必要です。そのため、巣の入り口だけでなく内部にもしっかり殺虫剤を噴射しましょう。
薬剤が不十分だと生き残った蜂に攻撃される可能性があります。ただし、屋根裏は換気が悪いため、作業時には必要以上に吸い込まないよう注意しながら、確実に巣へ薬剤を浸透させてください。そして、噴射後はすぐに近づかず、しばらく時間を置いてから次の工程に進みましょう。
蜂が動かなくなったか確認する
殺虫スプレーを噴射した後は、蜂が完全に動かなくなったことを確認してください。なぜなら、薬剤の効果が不十分なまま巣に近づくと、生き残った蜂が突然襲ってくる恐れがあるためです。
特に、屋根裏のように狭い空間では逃げるのが難しく、被害が拡大しやすいため、確認を怠怠ってはいけません。ですから、巣の様子を観察し、動きがなくなったのを確認した後に、ゆっくりと巣を取り除きましょう。
屋根裏に蜂の巣を作らせない対策法4選
蜂の巣の駆除作業をしなくて済むように、対策を施しておくことも重要です。おすすめの対策法は下記の4つです。
- 侵入経路を塞ぐ
- 忌避剤を散布する
- ダミーの蜂の巣を置く
- 蜂が寄ってきやすい物を置かない
蜂は春先から初夏にかけて活発に営巣場所を探し始めるため、この時期に対策法を施しておき、被害を未然に防ぎましょう。複数の方法を組み合わせるのもおすすめです。
侵入経路を塞ぐ
外から侵入できる隙間が少しでもあると、蜂が入り込んでしまいます。そのため、屋根瓦のずれや通気口の網目の破損、軒下の小さな穴などを定期的に点検し、必要に応じて補修しましょう。
これらは蜂の侵入経路になりやすい箇所です。もし、隙間を見つけたらコーキング剤や防虫ネットを用いて隙間を塞ぎましょう。
忌避剤を散布する
蜂が嫌がる成分を含む忌避剤を屋根裏や軒下に散布しておくことも、営巣予防に効果的です。市販の忌避スプレーやハッカ油などを使用すれば、蜂がその場所を避ける傾向があります。
ポイントは、女王蜂が巣を作る前である春先から初夏にかけて散布しておくことです。ただし、効果は時間とともに薄れるため、シーズン中は定期的に散布しましょう。
ダミーの蜂の巣を置く
ダミーの蜂の巣を設置するのもおすすめの方法です。なぜなら、蜂は自分たちの縄張りに他の群れが入り込むことを嫌う習性があるためです。
そのため、市販のダミー巣を軒下や屋根裏の入り口付近に吊るすと、蜂がすでに他の群れが営巣していると勘違いし、その場所を避ける可能性があります。ダミーの蜂の巣は既製品として販売されている他、手作りすることも可能です。
手作りする場合、新聞紙や布、ガムテープなど、身近な物で作れます。時間のある人はぜひチャレンジしてみてください。
蜂が寄ってきやすい物を置かない
蜂は甘い匂いや花の香り、木材の繊維など巣作りに利用できるものに引き寄せられる傾向にあります。そのため、屋根裏付近に不要な木片や段ボールを置いたままにすると、蜂が資材を集めるために寄ってくることがあります。
また、屋根裏へ通じる場所に食べ物の残りや花を置かないようにすることも重要なポイントです。ですから、日頃から屋根裏周辺を整理整頓し、清潔に保ちましょう。このように、蜂が近寄るきっかけを減らすことで、屋根裏に巣を作られるリスクを下げられるのです。
屋根裏で蜂の巣を見つけたら『ハチ駆除専門クリーンライフ』へご相談ください
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屋根裏に蜂の巣を見つけた場合、自力で駆除をおこなうのは非常に危険です。特にスズメバチは攻撃性が高く、刺されると重症化する可能性もあります。
さらに、屋根裏は逃げ場が少なく、殺虫剤を吸い込む危険性もあるため、専門の知識と装備が必要です。
『ハチ駆除専門クリーンライフ』では、経験豊富なスタッフが安全かつ迅速に駆除をおこない、駆除後は再発防止のためのアドバイスもおこなっています。安心して暮らすためにも、蜂の巣を発見したら早めに弊社へご相談ください。
屋根裏の蜂の巣に関してよくある質問
- 屋根裏に蜂の巣ができているか判断するポイントは何ですか?
- 屋根裏に蜂が頻繁に出入りしている、羽音が聞こえるといった兆候がある場合、巣が作られている可能性があります。もし、こうした変化に気づいたら早めに専門業者へ相談してください。
- 市販の殺虫スプレーで駆除できますか?
- 市販の殺虫スプレーは初期段階の巣であれば効果を発揮する可能性がありますが、規模が大きくなると、すべての蜂を駆除するのは困難です。無理せず専門業者に駆除を依頼しましょう。
- 屋根裏にできた蜂の巣を素人が退治するリスクを教えてください
- 屋根裏は逃げ場がなく、蜂に刺激を与えると集団で襲われるリスクがあります。また、殺虫剤が充満しやすいため健康被害を受けたり、作業中に転倒や転落したりなど、事故のリスクもあるため注意してください。
- 屋根裏に蜂の巣を作らせないためのポイントを教えてください
- 侵入経路となる隙間を塞ぎ、定期的に点検しましょう。また、忌避剤を使用したり、ダミーの巣を設置したりすることで蜂が営巣しにくい環境を作るのもおすすめです。
- 駆除後に蜂が戻ってくる可能性はありますか?
- 蜂は一度巣を駆除しても、環境が変わらなければ再び同じ場所を営巣地に選ぶケースがあります。再発を防ぐには、駆除後に巣があった周辺をしっかり清掃し、侵入経路を塞ぎ、必要に応じて忌避剤を散布しましょう。
危険ですので、無理せず
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