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蜂の巣はベランダにもできる!巣営される理由や予防策について解説!
蜂が巣を作る場所は庭や軒下だけではありません。実は、マンションや一戸建てのベランダにも巣を作るのをご存じでしょうか。
ベランダに巣を作られると、住んでいる人にとって大きな不安が付きまといます。蜂は防衛本能が強い昆虫であるため、不用意に近づくと集団で襲われ、最悪の場合命に関わることもあるのです。では、なぜベランダに巣を作るのでしょうか。
本記事では、ベランダに蜂の巣ができる理由や種類ごとの特徴、予防策について解説します。
【本記事で解決できるお悩み】
- ベランダに蜂の巣ができる理由を知りたい
- 蜂の種類ごとに巣の特徴を見分けたい
- 蜂の巣を放置した場合のリスクを知りたい
- 安全に対処するための注意点を知りたい
- 蜂の巣を作らせないための予防策を知りたい
ぜひ、本記事を参考にして安全に対処するための知識を身につけましょう。
Contents
ベランダにできた蜂の巣の見分け方
ベランダで蜂の巣を見つけたら、まず種類を見極めましょう。巣の形や色合い、出入りする蜂の姿や時間帯を観察すると種類を見極められるはずです。ここでは、以下4種類の特徴について解説します。
- スズメバチ
- アシナガバチ
- ミツバチ
- ドロバチ
スズメバチの場合
スズメバチは攻撃性が非常に強い昆虫です。そのため、ベランダに巣を作った場合は特に注意を払わなくてはなりません。
初期の巣はフラスコを逆さまにしたような形ですが、大きくなると徐々に丸みを帯びてきます。色はマーブル模様で巣穴は1箇所です。
初期の段階ではテニスボールほどの大きさですが、放置するとあっという間に大きくなり、中には数百匹の働き蜂が生活するようになります。非常に攻撃性が高く、巣に近づいただけでも威嚇してくることがあり、人間を追いかけて刺してくることも珍しくありません。
刺されると強い痛みや腫れが生じ、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあるため、早急に駆除することをおすすめします。
下記記事では、スズメバチの巣について詳しく解説しています。スズメバチに巣を作られてお困りの人は合わせて参考にしてください。
アシナガバチの場合
アシナガバチはスズメバチほど攻撃性が高くないものの警戒を怠ってはいけません。巣はシャワーヘッドを逆さにしたような形で、六角形の部屋がむき出しになっているのが特徴です。
色は灰褐色で、スズメバチ同様、放置すると数十匹のアシナガバチが出入りします。刺されると強い痛みがありますが、スズメバチほどの攻撃性はありません。
とはいえ、巣を大きく成長させると危険度が増すため、早めに駆除しましょう。駆除する場合、くれぐれも刺激を与えないように注意してください。
アシナガバチの巣について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
ミツバチの場合
ミツバチは集団で暮らす性質を持ち、女王蜂を中心に数千〜数万匹で巣を形成します。巣は板が垂れ下がったような形状で、規則的に並んだ六角形の巣穴が特徴的です。
ミツバチは壁の隙間や床下の空間など、閉鎖的で守られた場所を好む傾向があるため、ベランダは格好の巣営場所です。ミツバチはおとなしい性格ですが、刺激すると一斉に群れで襲いかかってきます。
また、ミツやフンがベランダに干している洗濯物に付着したり、壁や床を汚したりと二次被害にも注意しなくてはいけません。
ただし、ミツバチは自然環境に役立つ存在でもあります。そのため、駆除するのが最適とは限りません。
下記記事では、ミツバチの巣について詳しく解説しています。ミツバチを然るべき方法で対処したいと考えている人はぜひ参考にしてください。
ドロバチの場合
ドロバチは蜂の中でも珍しい単独で行動する昆虫です。そのため、他の蜂に比べて攻撃性が低いと言われています。
巣は泥でできており、大きさは3〜4cmほどと小さく、中には幼虫と幼虫を育てるために捕まえた昆虫を閉じ込めています。見た目が地味であるため気づかないまま近づいてしまうケースも少なくありません。
ドロバチは比較的危険度の低い蜂ですが、刺激を与えると刺してくる可能性があるため、安易に刺激するのは避けましょう。もし、ベランダで見つけたら他の蜂と同様、早めに駆除してください。
ベランダに蜂の巣が作られやすい理由3選
蜂は環境に応じて安全かつ効率的に営巣できる場所を選びます。その中でもベランダは構造的に蜂にとって都合の良い条件がそろっているため、巣作りの対象になりやすいのです。蜂がベランダに巣営する理由は以下の3つです。
- 雨風から巣を守れるから
- 外敵から身を守れるから
- エサを確保しやすいから
ここではベランダに巣営されやすい上記3つの理由について解説します。
雨風から巣を守れるから
ベランダは屋根や庇(ひさし)に覆われているため、蜂が巣を守る上で理想的な環境です。中でも、スズメバチやアシナガバチは紙状の巣を作るため、水に弱い構造を持っています。
そのため、雨に直接当たらず、風の影響を受けにくいベランダの天井や角は営巣場所として選ばれているのです。
このように、蜂にとってベランダは安全な住処となるため、一軒家だけではなく、ベランダ付きのマンションに住んでいる人も注意してください。
外敵から身を守れるから
蜂にとってベランダは外敵から身を守るのに適しています。なぜなら、ベランダは高い位置にあるためです。ですから、鳥などの天敵に襲われにくいのです。
また、人間の目線より上にあることで、気づかれにくいのもメリットです。特に、アシナガバチやスズメバチは防衛本能が強いため、敵からの干渉を避けられる場所としてベランダを選びやすいと言われています。
このように、ベランダは蜂にとって好条件が重なるベストスポットなのです。
エサを確保しやすいから
ベランダ周辺は蜂にとって餌場が近い環境であることが多く、営巣に有利な条件が整っています。特に、住宅地やマンション周辺には庭木や花壇が多いため、花の蜜や花粉を求めるミツバチにとっては絶好の採餌場所です。
さらに、アシナガバチは昆虫を餌にするため、ベランダ近くの植木鉢や草花に集まる虫を捕らえるのに適しています。
また、洗濯物から漂う柔軟剤の匂いや食べ物の匂いも、蜂を引き寄せる原因の1つです。このように、エサを効率的に得られる点からも、ベランダは蜂にとって魅力的な営巣場所となっています。
ベランダに蜂の巣を作らせない予防策3選
蜂の巣は一度作られてしまうと駆除に大きな労力や危険が伴うため、事前に予防をおこなうことをおすすめします。主な予防策は以下の3つです。
- ベランダをこまめに掃除する
- 定期的に忌避剤を散布する
- 防虫ネットを張り巡らせておく
ベランダは屋根や壁に守られているため、営巣しやすい環境ですが、ちょっとした工夫で巣を作られにくい環境を整えられます。ここでは、日常生活の中で実践しやすい3つの予防策について解説します。
ベランダをこまめに掃除する
蜂は食べ物の残り香がする場所や、樹液を採取できる場所を好みます。そのため、ベランダをこまめに掃除し、清潔に保ちましょう。
落ち葉や生ゴミを放置してしまうと、蜂が寄ってくる原因となるため注意してください。また、ベランダが綺麗でも、洗濯物に付いた柔軟剤の匂いも蜂が寄ってくる原因の1つです。ですから、ベランダに干す洗濯物には無香料の柔軟剤を使用しましょう。
定期的に忌避剤を散布する
蜂は特定のにおいを嫌う性質を持っています。そのため、市販の忌避スプレーを活用すると予防効果が期待できます。
特に、春先は蜂が新しい巣を探す時期であるため、このタイミングでベランダに忌避剤を散布しておくと営巣防止に効果的です。ただし、忌避剤は時間の経過とともに効果が薄れるため、定期的に噴霧してください。
また、散布する際は手すりの裏や柵の側面など、見落としやすい部分にも散布することでより効果を実感できるでしょう。
防虫ネットを張り巡らせておく
蜂の侵入を物理的に防ぐ方法として、防虫ネットの設置もおすすめです。
その際、網目の細かいネットを選ぶのがポイントです。なぜなら、網目が大きいと、蜂がすり抜けてしまうためです。
防虫ネットを張り巡らせておけば、蜂だけではなく蚊やハエといった他の害虫対策にも役立ち、快適な生活環境を維持することにつながります。取り付ける時は隙間ができないように注意してください。
ベランダに巣を作られた時の駆除方法3選
ベランダに蜂の巣ができてしまった場合、放置すると被害が拡大する恐れがあります。そのため、早急に駆除の手段を検討してください。
主な駆除方法は以下の3つです。
- 自力で退治する
- 自治体を通して駆除してもらう
- 蜂駆除専門業者に依頼する
蜂の種類や巣の大きさ、巣を作られた場所によって適切な方法は異なります。ですから、それぞれのメリットと注意点を理解し、最適な駆除方法を選びましょう。ここでは、代表的な3つの駆除方法について解説します。
自力で退治する
自分で駆除をおこなう方法は費用を抑えられる一方、大きなリスクを伴うことを覚悟しておかなくてはなりません。特に、スズメバチを相手にする場合、攻撃を受けるリスクが非常に高いため、専門的な知識や装備がない状態での作業は非常に危険です。
ただし、まだ小さな巣で働き蜂の数が少ない段階であれば自力で退治することも可能です。その際は防護服や厚手の手袋を用意し、蜂の活動が鈍い時間帯である夜間や早朝に退治するのがおすすめです。
しかし、一度でも蜂に刺激を与えると反撃に遭う可能性があるため、少しでも危険を感じた場合は無理をせず作業を中断してください。
下記記事では、蜂の巣駆除に必要な道具や具体的な作業手順について解説しています。自力で退治しようと考えている人はぜひ参考にしてください。
自治体を通して駆除してもらう
一部の自治体では蜂の巣駆除をサポートしてくれる可能性があります。東京都中野区では、スズメバチの巣を除去する取り組みを実施しています。
ただし、スズメバチ以外の巣は駆除できないため、巣の種類を見極めなくてはなりません。
このような取り組みは、すべての自治体が対応しているわけではなく、対象となる蜂の種類や巣の規模に制限があることも念頭に置いておきましょう。ですから、事前に自治体の公式ホームページや窓口で蜂駆除に関する情報を確認しておくことをおすすめします。
蜂駆除専門業者に依頼する
蜂の巣を最も安全かつ確実に駆除する方法は、蜂駆除専門業者に依頼することです。専門業者であれば種類や巣の状態を的確に判断し、専用の防護服や薬剤を用いて迅速かつ安全に駆除してくれます。
さらに、自力で退治できない大規模な巣や高所にできた巣でも、業者であれば対応可能なのも嬉しいポイントです。また、駆除後の再発防止策や予防アドバイスを受けられる点も大きなメリットです。
確かに、費用は発生しますが、刺されるリスクやトラブルを避けられる安心感を考えると然るべき金額と言えます。『ハチ駆除専門クリーンライフ』では巣の大きさに応じた料金設定で、多くのお客様からご好評をいただいております。
業者選びにお困りの人はぜひご利用ください。
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ベランダに蜂の巣ができたら専門業者に駆除してもらおう
ベランダに蜂の巣が見つかったら、まず安全確保を最優先にしてください。そのため、自力での駆除は避け、専門業者へ連絡するのがおすすめです。専門業者に駆除を依頼するメリットは以下の通りです。
- 蜂の種類や巣の大きさに関わらず駆除してくれる
- 安全性を確保しながら駆除してくれる
- 再び巣営されないように予防策も施してくれる
ここでは、専門業者に依頼するメリットを3つ解説します。
蜂の種類や巣の大きさに関わらず駆除してくれる
専門業者はスズメバチやアシナガバチ、ミツバチなど種類を問わず対応できる知識と技術を持っています。そのため、ゴルフボール程度の小さな巣から数十センチにもおよぶ大きな巣まで、規模に関係なく駆除できるのです。
また、蜂の種類や巣の成長段階を正しく見極めて作業してくれるため、効率性が高いのも嬉しいポイントです。
安全性を確保しながら駆除してくれる
蜂の巣駆除は一歩間違えると大きな事故につながりかねません。そこで専門業者に依頼すれば、徹底した安全対策を講じながら作業を進めてくれます。
蜂専用の防護服や道具を使用し、最も効果的なタイミングで駆除を実施するため、人や周囲へのリスクを最小限に抑えられるのです。さらに、近隣住民への配慮や作業後の安全確認も徹底してくれるため、安心して任せられるでしょう。
再び巣営されないように予防策も施してくれる
専門業者は単に巣を取り除くだけではなく、再発を防ぐための予防策も施してくれます。例えば、巣があった場所や周辺を念入りに清掃してくれたり、蜂を寄せ付けにくくする薬剤を散布してくれたりなど、再び巣営されにくい環境を整えてくれるのです。
また、さまざまなアドバイスももらえるため、住人自身が今後注意すべきポイントも分かります。このように、予防まで含めた対応をしてもらえることで、蜂の巣トラブルを長期的に防げる点は、専門業者ならではの強みと言って良いでしょう。
『ハチ駆除専門クリーンライフ』ならベランダにできた蜂の巣も迅速に駆除いたします
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ベランダに蜂の巣ができると、刺されるリスクや生活への支障が大きくなるため、放置すると被害が拡大する可能性があります。駆除するにしても蜂の種類や巣の大きさによって対処法が異なるため、自力で駆除するのは非常に危険です。
ですから、蜂の巣を見つけたら専門業者に駆除を依頼しましょう。『ハチ駆除専門クリーンライフ』では、スズメバチやアシナガバチ、ミツバチなど種類を問わず、ベランダにできた巣を安全に除去いたします。
さらに、再発防止策まで実施しているため、長期的な安全も確保いたします。ご相談は無料ですので、蜂の巣を見つけたらお気軽にご相談ください。
ベランダの蜂の巣に関してよくある質問
- なぜ巣営場所としてベランダを選ぶのですか?
- ベランダは雨や風を避けやすく、外敵から身を守れるためです。また、花や昆虫などの餌が周囲にあると餌を確保しやすいため、ベランダに植木鉢を置いている人は注意してください。
- 小さい蜂の巣なら自分で駆除しても大丈夫ですか?
- たとえ蜂の巣が小さくても、刺激すると攻撃されるリスクがあります。そのため、知識がない状態での退治は避けましょう。安全性を考えると専門業者に依頼するのがおすすめです。
- 蜂駆除の費用はどのくらいかかりますか?
- 駆除費用は巣の種類や大きさ、設置場所によって異なります。小規模な巣であれば1万円前後ですが、大型の巣や高所作業が必要な場合、数万円かかる可能性があります。いくらか知りたい場合は前もって現地調査を依頼しましょう。
- 蜂の巣を放置するとどうなりますか?
- 巣を放置すると蜂の数が増え、刺される危険性が一気に高まります。被害拡大を防ぐためにも早めに駆除してください。
- 専門業者に依頼するメリットを教えてください
- 専門業者は蜂の種類や巣の規模に関わらず安全に駆除できるのがメリットです。人や周囲へのリスクを抑えつつ巣を完全に取り除いてくれる上、再発防止策まで施してくれるため、安心して任せられるでしょう。
危険ですので、無理せず
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