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スズメバチの退治にかかる時間やベストな時間帯、条件を解説
スズメバチの退治にかかる時間や効果的な時間帯、自力駆除の手順、そして業者に依頼する際のポイントまで、わかりやすく解説します。
突然ベランダや庭先にスズメバチが現れた場合や巣ができていた場合、そのまま放っておくと危険が高まる一方です。
そこで、蜂駆除業者に依頼したらどれぐらいで対応してもらえるのか?や、何時ごろ退治するのが安全なのか?など疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事を参考に、焦らず安全に、正しい方法でスズメバチ対策を進めましょう。
Contents
スズメバチの退治にかかる時間
スズメバチを安全に退治するには、状況に応じた適切な手順が必要です。
ここでは、駆除にかかるおおよその時間と、それに影響する要素について解説します。
巣の駆除だけなら15分~1時間程度
巣の場所がわかりやすく、障害物がないような環境であれば、短時間で安全に駆除できます。
スズメバチの巣を専門の駆除業者が処理する場合なら、作業自体は15分〜1時間程度で完了することが一般的です。
駆除後の死骸処理や再発防止の処置も含めても、1時間ほどで済むケースが多いでしょう。
また、市販のスズメバチ専用殺虫スプレーを使って自力で対応する場合でも、1回の噴射でかかる時間は意外と短く、約45秒でスプレー缶を1本使い切る製品も出ています。
なお、スズメバチにはピレスロイド系成分は即効性があり、飛んでいる蜂であれば2〜3秒で動きが止まることもあります。
ただし、大きな巣や入り口が狭く奥まった形をしている巣の場合は複数本必要になることも多く、準備・確認・後処理を含めるとトータルでの作業時間は業者と同様、1時間前後を見ておくと安心です。
巣の大きさや場所で時間が増える
スズメバチの巣が天井裏、換気口の奥、床下、軒下の狭い隙間、樹木の高所、物置の裏側などにある場合は、視認性が悪く作業が難航します。
こうしたケースでは、巣の正確な位置を把握するために事前調査が必要になることもあり、準備や安全確保に時間を要するため、1時間以上かかることが多いです。
また、巣が直径30cm以上に成長している場合や、土の中に広がっているケースでは、蜂の数も非常に多く、奥まで殺虫剤が届きにくくなります。
このような状態では、1方向からスプレーをかけるだけでは駆除しきれず、巣の構造を把握した上で複数方向から慎重にアプローチする必要が出てきます。
さらに、巣の位置が高所の場合は脚立や安全ロープの使用、地中の場合は掘り起こし作業なども加わり、危険度も作業時間も上がります。
駆除作業そのものに加えて、巣の発見から報告・作業準備・駆除後の撤収や再発防止の処置まで含めると、2時間以上かかるケースも十分に考えられます。
自力対応の場合は準備にも時間が掛かる
自力で退治する場合は、防護服の手配や着用、道具の準備、安全確認や対策などにかなりの時間と手間がかかります。
特に初心者は段取りに戸惑うこともあるので、実際の駆除に入るまでで1〜2時間かかる場合もあります。
さらに蜂が興奮した場合の対応や逃げ場の確保など、想定外の状況も発生することが多いため、時間的・心理的コストは大きくなりがちです。
業者依頼は即日対応できるかが重要
スズメバチの巣を見つけたら、生活圏内にあるような場合は特に、できるだけ早急に対応することが安全確保のポイントです。
多くの蜂駆除業者は即日〜翌日対応をしていますが、スズメバチが最盛期を迎える初夏以降は蜂駆除業者も繁忙期となり予約が集中することがあります。
駆除のタイミングを逃さないためには、「即日対応可能」「緊急対応あり」といった業者を早めにチェックしておくと安心です。
スズメバチ退治に適した時間帯や条件
スズメバチは1日の中でも活動量に波があり、また季節や気温、天候にも大きく左右されます。
退治するなら、蜂の動きが鈍くなるタイミングを狙うのが鉄則です。
スズメバチの特性から、退治に適した時間帯や条件をご紹介します。
スズメバチの活動が止まる夜間
スズメバチは昼行性で、日没後には巣に戻って休む習性があります。
夜間(特に21時以降)は巣に全個体が戻っており、活動がほぼ止まるため、最も安全かつ確実に退治できる時間帯です。
そのため、多くの駆除業者も夜間に作業を行います。
その際、暗がりでの作業は視界が悪くなるため、懐中電灯やヘッドライトを両手がふさがらない形で使用するなど、安全面の準備も万全に行いましょう。
なお、例外として、チャイロスズメバチは夜間も活動することがある種類として知られています。
めずらしい種類のスズメバチなので遭遇率は高くありませんが、夜でも巣の周辺を飛び回っている可能性があるため注意が必要です。
チャイロスズメバチの特徴と注意点はこちらの記事で解説していますのでぜひチェックしてみてください。
女王蜂が単独で活動している初夏
4月〜6月の初夏は、女王蜂だけが巣を作り始める時期です。
この段階ではまだ働き蜂がいないため比較的安全に対応できます。
巣が小さいうちであれば、自力での対応もしやすく、業者費用も抑えられる可能性があります。
蜂の数が少ない今のうちに…という意識で早めの対策をおすすめします。
ただし、女王蜂単独であっても獰猛であることには変わりなく、刺激すればすぐに反撃して刺してくるので、すこしでも危険を感じたら専門業者に対応を依頼しましょう。
一網打尽にできる雨の日
意外かもしれませんが、雨の日もスズメバチ退治に適しています。
雨天時は蜂の飛行能力が下がり、気温も下がるため巣にとどまっている個体が多くなります。
晴れている日は、働きバチが外に出ていて巣を駆除した後に戻ってきてしまうことがありますが、雨の日は働き蜂が外出しておらず、効率よく一網打尽にできるチャンスでもあります。
ただし、作業者が滑って転倒するリスクや、スプレーの飛散が弱まることもあるため、経験のある業者に依頼する方が安心です。
スズメバチを自力で退治する場合の手順
スズメバチを自分で退治するには、十分な準備と慎重な手順が必要です。
ここでは、安全性を第一に考えた自力駆除の基本的な流れをご紹介します。
Step1. 防護服や懐中電灯などを準備
まずは刺されないための準備が最重要です。
防護服(または厚手のレインウェアなど)を着用し、手袋やゴーグルで体を完全に覆いましょう。
足元も靴下を重ね履きして隙間をなくし、長靴を履いてハチの毒針が貫通しないようにすることが大切です。
市区町村によっては防護服を貸し出ししてくれる場合もあるので窓口へ確認してみると良いでしょう。
なお、夜間に作業する場合は、ヘッドライト型の懐中電灯が便利で両手が使えるため安全性も高まります。
その際、懐中電灯に赤いセロファンを貼っておくと、スズメバチが明るさを感知しにくくなり明るさで刺激する可能性が低くなるので安心です。
スプレーの飛散対策としてマスクも着用してください。
必要な道具を事前に手の届く位置に配置しておきましょう。
Step2. スズメバチ専用の殺虫スプレーで退治
スズメバチの退治には、必ず市販の「スズメバチ専用殺虫スプレー」を使用してください。
通常の殺虫剤やアシナガバチ用などでは効き目が弱く、逆に刺激して襲われるリスクがあります。
風下から距離をとって、巣の出入口や蜂が集まっている中心部に向けて一気に噴射します。
巣を駆除する場合、ほとんどの製品では1本全て噴射しきることを推奨しています。
スプレーの射程距離は3~5メートルほどある製品が多いため、無理に近づかずに済みますが、風が強い場合などは効き目が落ちてしまうので日を改めるという選択肢も用意してください。
なお噴射が終わったら、蜂の動きが完全に止まったことを確認してください。
Step3. 蜂の巣は素手で触らずビニール袋に入れて処分
蜂がすべて落ち着いたのを確認してから巣の撤去に入ります。
この際、絶対に素手では触らず、トングや火ばさみなどを使って慎重に取り外しましょう。
また、殺虫スプレーを全て使い切っても、巣の奥に生きている個体が残っている可能性があるので油断は禁物です。
また、下に落ちて死んでいるように見えても、スズメバチは死後も反射的に針が動くことがあり、刺されるリスクが残っています。
死骸でも素手では絶対に触らず、道具で扱うようにしてください。
また、取り外した巣はビニール袋を何重かに重ねて入れて隙間がないようにします。
自治体によっては処分方法が異なるため、不燃ごみや害虫扱いとして正しく分別できるよう、事前に市区町村へ確認しておきましょう。
スズメバチの退治は専門業者に依頼しよう!
スズメバチの駆除は、生命を脅かす危険な作業です。
そのため正しい知識や経験が重要になります。
少しでも不安がある場合は、迷わず専門業者に依頼するのが安全で確実な選択肢です。
スズメバチ駆除業者なら退治の時間が短く済む
専門の蜂駆除業者なら、巣の大きさ・場所・蜂の種類に応じた最適な方法を熟知しています。
また、色々な状況に応じた道具も取りそろえているので、個人でその時のためだけに高価な道具を様々購入する必要もありません。
あらゆる状況下での作業にも慣れているため、自力駆除よりも圧倒的に短時間で安全に処理できます。
さらに後処理や再発防止のアドバイスも受けられるので安心です。
駆除業者を選ぶときのポイント
蜂駆除業者を選ぶ際は、以下のポイントを押さえておくと安心です。
- 「蜂駆除専門」を掲げているかどうか
便利屋さんや害虫全般の業者もスズメバチ駆除の対応をしている場合がありますが、蜂専門ではないと対応が遅れたり、リスクの高い方法を取られることもあるため注意が必要です。
「スズメバチ専門」「蜂駆除専門業者」と明記している会社の方が、経験も装備も整っているので安心です。 - 明確な料金表示・追加料金の有無
「出張費込み」「現地見積もり無料」「夜間割増なし」など、条件が明示されている業者を選びましょう。
なお、閉鎖空間や高所にある場合などは追加料金が掛かることがほとんどです。
また、巣が大きい場合も追加料金が掛かることが多いので、巣が小さいうちに駆除を依頼することをおすすめします。 - 口コミ評価や対応スピードの良さ
生活圏内に巣があるような場合は早急な対応が必要です。
そのため、Googleの口コミや比較サイトなどで、「当日来てくれた」「対応が丁寧だった」といった実際の利用者の声を確認しましょう。 - 保証制度やアフターフォローの有無
スズメバチが巣を作った事がある場所は、それ以降もまた巣を作る可能性が高い環境といえます。
そのため、再発時の無料対応や、蜂が再び巣を作らないようにするためのアドバイスがある業者は信頼性が高く安心です。
総じて、料金が安すぎる業者や、説明が曖昧な業者には注意しましょう。
駆除業者に依頼した場合の費用
スズメバチ駆除の費用は、巣の場所・大きさ・蜂の種類・作業時間帯(夜間かどうか)などによって変動します。
目安としては、¥5,000〜¥50,000程度が相場となっています。
高所作業となったり、屋根裏や軒下、壁や床下など壁板・床板を外さないといけないような場合は追加料金が発生します。
またスズメバチは非常に危険なハチなので、他の種類の蜂駆除と比べても価格が高く設定されていることがほとんどです。
また、巣の大きさによってお金額が増してきますので、初夏以降は金額が高くなりやすくなります。
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蜂の巣を見つけたら、まずはクリーンライフへご相談ください。
放置は命に関わることもあるため、早めの行動が安全への第一歩です。
スズメバチ退治に関してよくある質問
- 市販のスズメバチ用スプレーで本当に退治できますか?
- ピレスロイド系の専用スプレーは即効性が高く、飛んでいる蜂なら2〜3秒で動きが止まることもあります。
ただし、巣が大きい・場所が悪い・蜂の数が多いなどのケースでは1本では足りず、準備や後処理も含めて大変です。
不安がある場合は無理をせず、蜂駆除専門の業者に相談することをおすすめします。
- スズメバチの巣を放っておくとどうなりますか?
- スズメバチの巣は基本的に1年限りの使い捨てで、冬には蜂も死滅します。ですが生活圏に近い場合、巣を放置すると、蜂の数がどんどん増えて攻撃性も高まり、刺傷事故につながる可能性が大きくなります。
また、秋には巣が最大サイズに成長し、近づくだけで襲われることもあります。
一度巣を作られた場所には翌年もまた女王蜂が戻ってくる可能性が高いため、早期の駆除が重要です。
- 防護服はどこで手に入りますか?レンタルはできますか?
- 防護服はネット通販で購入可能ですが、数万円するものが多く、一度のために買うのは非効率です。
一部の市区町村では防護服の貸し出しを行っている場合もありますので、自治体の環境課などに問い合わせてみるのがおすすめです。
なお、今後使用する機会があまりないようならば駆除業者に依頼する方が安心です。
危険ですので、無理せず
まずはプロに相談を!
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