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小さい蜂の巣を自分で駆除してみよう!必要な道具や注意点を徹底解説
庭やベランダで小さい蜂の巣を見つけたら、自分で駆除できるか迷う方も少なくないでしょう。
本記事では、自分で駆除できる程度の小さい蜂の巣の対処法を解説します。
- 「蜂の巣は小さければ安全?」
- 「専門道具は必要?」
- 「自分で駆除できない時はどんなケース?」
上記のような疑問に向けて、自分で蜂の巣を駆除する時の注意点や業者に依頼すべきケースもあわせてご紹介します。小さいからと油断せず、安全性の高い方法で駆除しましょう!
Contents
小さい蜂の巣なら自分で駆除できる!
最初に、どのような蜂の巣なら自分で駆除できるのか、DIY駆除可能な種類や駆除に向いているタイミングを解説します。
自分で駆除できるハチの巣の種類
蜂の巣は、個体によって危険性が異なります。自分で駆除できる巣と、絶対に避けるべき巣の目安となるのは、巣の種類と大きさ。蜂の種類による危険度は、以下の通りです。
- スズメバチ:危険度★★★
- アシナガバチ:危険度★★
- ミツバチ:危険度★
たとえば、アシナガバチやミツバチの、直径10~15cm未満程度の小さな巣であれば、条件が整えば自力で駆除しやすいでしょう。初期の蜂の巣は、働きバチも孵化前で数も少ないので、危険性が低いはずです、
一方で、スズメバチの巣は、小さくてもかなり危険度が高くなります。スズメバチは、蜂の中でも攻撃力が強く、巣を刺激すると一斉に襲ってきます。
刺されると激しい痛みや腫れだけでなく、アナフィラキシーショックを起こして、命まで危ぶまれる結果になりかねないので、自分で駆除するのは避けるべきです。
蜂の巣の種類や見分け方は、以下記事で詳しく解説しています。
駆除に向いているタイミング
蜂の巣の駆除に適したタイミングを見計らうのも、自分で駆除する時にはとても重要です。
まず、年間を通して一番楽に駆除できる時期は、巣ができはじめの4月~6月頃。初期の巣は、まだ蜂の数が少なく攻撃態勢も整っていないため、安全に駆除しやすい時期とされています。
次に、駆除作業を実施するのに向いている時間帯ですが、蜂が巣に戻って動きが鈍る夕方から夜間を狙いましょう。
蜂は昼間に活動し、夜は巣に戻って休むという生活を送っています。つまり、日中は働き蜂が外で活動しているため、この時間帯に駆除しても残りの蜂が戻ってくる恐れがあります。反対に、夜間は蜂が巣に戻っており、行動も鈍るため、駆除の成功率が高まるのです。
タイミング次第で、リスクを大幅に減らせるでしょう。
小さい蜂の巣を自分で駆除する方法
小さくて危険の少なさそうな蜂の巣なら、早速自分で駆除してみましょう。事前に揃えるべき道具と手順を、それぞれ解説していきます。
事前に揃える道具
蜂の巣駆除には、事前にしっかり必要な道具を揃える必要があります。準備すべきものを、以下に挙げました。
<事前に揃える道具>
- 蜂用の殺虫スプレー
- 防護服(なければ厚手の長袖・長ズボン・レインコートで代用)
- マスク・ゴーグル
- 軍手
- 長靴
- 脚立または踏み台(高所の場合)
- 高枝切りバサミ
一般的なドラッグストアでも、強力な蜂用殺虫スプレーを購入できます。強力な分、中身がなくなるのも早いため、複数本用意しておくのをおすすめします。
服装に関しては、素肌をすべて覆う格好を心がけてください。自治体によっては、蜂駆除用の防護服を貸し出しているところもあります。
そして、蜂の巣が高所にあるなら、脚立などを準備して足場を固定してください。脚立に乗って、高枝切りハサミなどが届く範囲かをチェックしてみましょう。
届かない場所は、転倒などのリスクが出てくるので、専門業者に依頼する必要があります。
蜂の巣を駆除する手順
では、実際の駆除手順を解説していきます。以下の手順を参考にしてください。
<手順>
- 香水などは避け、防護服でしっかり素肌や目を保護する
- 適度な距離を保ち、殺虫スプレーを噴霧する
- 翌日、日中に蜂の動きがないか確認する
- 巣の中の蜂が全滅していたら巣を叩き落す
- 巣と蜂の死骸をゴミ袋に入れる
- 蜂の巣があった場所に再度念入りにスプレーして、再発防止対策する
作業自体はシンプルですが、殺虫スプレーを噴霧すると、巣の中の蜂が出てくる恐れも否めません。驚いて脚立などから落ちないよう気を付けてください。
逃げ出した蜂が後々になって戻ってきて、新たに巣を作らないように、最後にもう一度スプレーしておくのも重要です。
小さい蜂の巣を自分で駆除する際の注意点
続いて、自分で蜂の巣を駆除する際の注意点を解説します。
- 駆除した巣は視界が良好な時に回収する
- 二重にしたゴミ袋に入れる
- 絶対に無理しない
それぞれ、しっかりチェックしてください。
駆除した巣は視界が良好な時に回収する
駆除したあとの蜂の巣は、明るく視界の良い時間帯に回収してください。
駆除すべき時間は、蜂の活動が鈍る夕方から夜間が適しているとお伝えしましたが、蜂の巣や死骸を暗い中で回収すると、見落としや死骸の毒針に刺されるリスクが否めません。また、足元が不安定な場所では転倒の危険もあります。
スプレーを噴射したあとは、数時間以上放置して、翌日の明るい時間帯に蜂の動きが完全に止まった状態を確認してから、回収してください。
回収時も、必ず防護服は着用してくださいね。
二重にしたゴミ袋に入れる
駆除した蜂の巣は、必ず丈夫なゴミ袋を二重にして処理してください。
万が一、巣の中に死にきっていない蜂が残っていた場合、一重の袋では刺されたり逃げ出したりするリスクがあります。
また、蜂の出すフェロモンは別の蜂を引き寄せる特性があるため、まわりの蜂を寄せ付けないように密封する意味合いもあります。
外袋は厚手のポリ袋を使い、口をしっかりと縛って、数日屋外の安全な場所で様子を見ると良いでしょう。
蜂の巣の処分方法は、自治体の指示に従ってください。
絶対に無理しない
蜂の巣が小さいからと言って、無理に駆除するのは絶対に止めましょう。
特に、高所や狭い場所、足場が不安定な位置にある場合は、わずかなミスで転倒や刺傷事故につながります。
また、予期せぬ反撃に遭う恐れも否めません。スズメバチだけでなくアシナガバチでも、刺されると強い痛みを伴います。アレルギー体質の方や以前刺された経験のある方は、特に要注意。
少しでも不安があれば作業を中断し、安全第一で判断するようにしてください。
次の項で、専門業者に依頼すべきケースを解説していきます。
蜂の巣を駆除専門業者に依頼すべきケース
蜂の巣駆除を専門業者に依頼すべきケースを、3つ挙げました。
- 7月以降で巣が大きくなっている
- スズメバチの巣ができている
- 難所に巣がある
上記に当てはまらなくても、不安な場合はもちろん業者に相談してくださいね。
7月以降で巣が大きくなっている
7月以降の蜂の巣は、春先に比べてはるかに大きく成長して、蜂の数も数百匹に増えています。
この時期の巣は働き蜂が活発に出入りし、防衛意識も強くなるため、近づくだけで攻撃される恐れがあります。巣の回りには見張り役の蜂も待機しているので、些細な刺激でも集団で襲ってくるでしょう。
大きくなった巣を素人が駆除するのは極めて危険。発見時は小さかったから、と油断していると、急激に大きくなります。対処が遅れた場合は、専門業者に依頼してください。
スズメバチの巣ができている
スズメバチは、蜂の中でも非常に攻撃的で、巣に近づくだけでも威嚇行動を取り始めます。刺されると強い痛みや腫れを引き起こすだけでなく、アナフィラキシーショックなどの重篤な症状を招くリスクは、ご存じの方も多いでしょう。
スズメバチの巣は、初期はフラスコを逆さにしたような形状、成長すると球状の波打っているような独特の見た目になるので、わかりやすいはず。1,000匹以上の蜂が生息しているケースも珍しくないので、市販の殺虫剤や防護服では対処できません。
スズメバチの巣は、迷わずプロに依頼するのが基本です。
スズメバチの巣の見分け方や駆除方法は、以下記事で詳しく解説しています。
難所に巣がある
蜂の巣が、屋根裏や軒下の奥、壁の中、室外機の内部など、手の届きにくい場所にあるケースも、速やかに業者に依頼してください。
高所は足場が不安定になりますし、手の届きにくい場所は完全駆除が難しく、再発する確率が高くなります。刺傷のリスクはもちろん、急に出てきた蜂に驚いて落下する、などの二次被害が起こりかねません。
電気設備が近くにある場合は、感電や設備破損の恐れも出てくるので、安全対策に不安のない専門業者に相談すべき状況です。
室外機に蜂の巣ができた場合の対処法などは、以下記事を参考にしてください。
蜂の巣駆除は小さい時でも専門業者がおすすめ
専門業者に依頼すべきケースをお伝えしましたが、小さい巣でもやはり駆除専門の業者は安心感が違います。プロならではのメリットを、3点お伝えします。
- 生きている仲間バチがいても安全
- 高所や狭所にも対応可能
- 安全管理が徹底されている
それぞれ、見ていきましょう。
生きている仲間バチがいても安全
蜂の巣が小さくても、必ずしも安全とは限りません。
思いのほか巣の中に蜂がいて、一斉に攻撃してくる場合もあります。また、駆除できたと思っても、生き残った蜂がいたり、死骸から出るフェロモンで集まった仲間の蜂が戻ってきたりする事態も起こりえます。
その点、専門業者は、豊富な場数から蜂の動きを読んで安全に作業を進めます。巣を除去するだけでなく、戻りバチへの対策や周囲の清掃、再発防止まで一括して対応できるので、駆除後も安心感が続くでしょう。
高所や狭所にも対応可能
蜂の巣は、外敵から身を守れる場所に作られるため、必然的に高い場所や狭い隙間などの、手の届きにくい場所に現れます。
蜂駆除の専門業者は、難所でも問題なく作業するための機具を揃えているので、効率よく、かつ安全に巣を取り除けます。見えにくい場所でも取り残しがないので、再発防止にも直結するでしょう。
安全管理が徹底されている
蜂の巣駆除のリスクは、蜂からの攻撃だけでなく、薬剤の取り扱いや作業中の事故なども含まれます。
専門業者は、防護服などの装備はもちろん、蜂の習性や天候、時間帯などを考慮しつつ、安全な手順で作業スケジュールを調整してくれるはず。
近隣への配慮や再発防止工程なども含めて、総合的な安全対策を整えているので、長い目で見ると自力で作業するよりもコストパフォーマンスが上がるでしょう。
小さい巣であっても、業者に依頼する価値は十分にあると言えます。
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蜂の巣駆除を依頼する業者の選び方
では、安心して依頼できる業者の選び方もチェックしていきましょう。
- 料金体系が明確
- 実績や口コミが豊富
- 再発防止や保証の有無も確認
上記3点に着目して、詳しく解説していきます。
料金体系が明確
蜂の巣駆除を依頼する際の大前提として、料金体系がはっきりしている業者を選びましょう。
巣の種類や大きさ、場所によって、駆除料金は異なるため、適正相場が判断しにくいケースもありますが、だからこそ、明細のある見積書を出してくれたり、不明点に丁寧に回答してくれたりする業者は、信頼できると言えます。
見積もりは無料か、見積もり価格以外に追加料金は発生するのか、などを事前にしっかり確認していれば、後になって不当な請求をされるリスクも減らせます。
実績や口コミが豊富
蜂の巣駆除は、安全性や確実性が求められる作業です。そのため、過去の実績が豊富で、信頼できる業者を選ぶようにしてください。
公式サイトに施工件数や対応事例が掲載されている業者は、場数を踏んでいる証明になります。
また、実際の利用者の口コミもチェックポイント。点数の高さだけでなく、「すぐに対応してくれた」「説明が分かりやすかった」などの具体的な内容をチェックすると、より優良な業者が見つけやすいでしょう。
再発防止や保証の有無も確認
蜂の巣駆除は、その場で巣を取り除くだけでなく、再発を防ぐ対策まで実施してくれるかが重要です。
蜂は、安全と見極めた場所に巣を作るため、一度作った場所に再度営巣する確率が高く、駆除後の対策がその後の安全に大きく影響します。
戻りバチ対策・再発防止対策の内容を比較検討して、長期的に安心できる業者を選びましょう。
蜂の巣駆除の費用相場
最後に、蜂の巣駆除の費用相場をご紹介します。蜂の種類や巣の大きさごとの相場を、以下の表にまとめました。
蜂の種類 | 巣の大きさ | 駆除費用相場 |
---|---|---|
アシナガバチ | 小(〜10cm程度) | 8,000円〜15,000円 |
アシナガバチ | 中〜大(10〜20cm以上) | 15,000円〜25,000円 |
スズメバチ | 小(〜10cm程度) | 15,000円〜25,000円 |
スズメバチ | 大(20cm以上) | 25,000円〜50,000円以上 |
ミツバチ | 巣の大きさ不問 | 20,000円〜40,000円 |
難所・高所 | 種類問わず | +5,000〜15,000円加算 |
蜂の巣が大きくなるにつれて追加費用が発生するので、早い段階で駆除を依頼するのが得策と言えますね。
蜂駆除の相場は、以下記事で詳しく解説しています。
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小さい蜂の巣を自分で駆除する方法や注意点について、解説しました。
小さいからと言って、巣を守りたい蜂の心理は一緒。油断すると刺されたり怪我したりするリスクがあるので、安全のために専門業者に駆除してもらうのをおすすめします。
『ハチ駆除専門クリーンライフ』は、初期の小さい巣でも見逃さず、再発防止対策まで徹底している実績豊富な業者です。年中無休で最短即日対応も可能なので、ぜひお気軽にご相談ください!
小さい蜂の巣を自分で駆除したいときによくある質問
- 小さければスズメバチの巣も自分で駆除できますか?
- 小さいスズメバチの巣であっても、自分で駆除するのは非常に危険です。
巣を守るスズメバチは攻撃性が高く、巣に近づくだけで集団で襲ってくるケースもあるので、専門の駆除業者に依頼するのをおすすめします。
- 小さい巣にも蜂がいますか?
- 小さい巣にもすでに蜂がいます。
女王蜂が巣を作り始めると、すぐに働き蜂が生まれます。見た目は小さくても、内部には複数の蜂がいる確率が高いので、不用意に近づくと刺される危険があるでしょう。
巣が小さいうちでも油断せず、慎重に対応してください。
- 小さくて蜂の巣なのか判断できません。
- 小さい蜂の巣は、灰色〜茶色の紙のような質感です。たとえば、アシナガバチの巣は穴が見える開放型、スズメバチの巣は、はフラスコを逆さにしたようなすぼまった見た目をしています。
- 小さい巣を駆除したので、もう再発しませんか?
- 小さいうちに蜂の巣を駆除しても、再発しないとは限りません。
一度巣ができた場所は、蜂にとって居心地の良い環境と判断されやすく、新たに巣ができる確率は高いと言えます。
- 小さくても蜂の巣の駆除は依頼できますか?
- 小さな蜂の巣でも、専門業者に依頼できます。
巣が小さくても攻撃される危険があるので、自力での駆除に不安がある場合は、早めに業者に相談しましょう。
危険ですので、無理せず
まずはプロに相談を!
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