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事故最多!都市部で最も危険なキイロスズメバチを解説
事故最多!都市部で最も危険なキイロスズメバチを解説

事故最多!都市部で最も危険なキイロスズメバチを解説

キイロスズメバチの特徴や習性、危険性、そして万が一遭遇した際の対策や駆除方法までを詳しく解説します。

キイロスズメバチは、近年の都市部での蜂被害急増が問題視される中でも、特に危険とされています。

このハチは、攻撃性が強く、繁殖力が高いことに加え、人間の生活圏に巣を作る習性があるため、日本での刺傷例が最も多い危険なハチでもあるのです。(参考:九州大学大学院 農学研究院

特に小さなお子様や高齢者がいるご家庭では、しっかりと知識を持って備えることが重要です。

キイロスズメバチの特徴と見分け方

キイロスズメバチの特徴と見分け方

キイロスズメバチを正しく見分けることは、危険を避ける第一歩です。

スズメバチ類の中でも特に攻撃的なこの種類は、見た目にもいくつかの特徴があります。

ここでは、体の大きさや色の違い、他の種類との識別ポイントについてわかりやすく解説します。

体が大きい

キイロスズメバチは、日本に生息するスズメバチの中でも比較的大型で、働きバチでも体長は約17〜24mmに達し、また女王バチでは30mmを超えることもあります。

そのため、同じく都市部でよく見かける体長12~26mmぐらいのアシナガバチなどに比べると、飛んでいる姿に迫力があります。

なお、スズメバチの種類の中では中型~小型に位置する大きさです。

黄色と黒の縞模様がある

キイロスズメバチの体色は、鮮やかでオレンジ味の強い黄色が特徴です。

腹部には黒い縞模様がありますが、実際に飛んでいる姿を遠目で見ると、縞模様というよりも全体的に濃い黄色一色に見えることが多く、一目で他のハチと区別できるほどです。

また、体表には細かい黄色の毛が密に生えており、光の加減によっては赤みがかって見えることもあります。

このような特徴的な色彩は、単なる警戒色にとどまらず、他種との識別ポイントとしても非常に重要です。

他のスズメバチ等との見た目の違い

キイロスズメバチは、見た目の特徴から他のスズメバチと比較的見分けやすい種類です。

たとえば、日本一危険で世界最大のオオスズメバチの場合は、全体的に茶色みを帯びた色合いで体も27~38mm程度とキイロスズメバチに比べて10mm以上も大きく、威圧感があります。

また同じく都市部でよく見かけるアシナガバチとの見分けるポイントは、体型と飛び方にあります。

アシナガバチは体が細長く華奢で、後ろ足をたらんと垂らしたままふわふわと緩やかに飛ぶのが特徴です。

アシナガバチは大人しい性格なので巣を刺激しなければ襲ってくることはありません。

一方、キイロスズメバチはがっしりとした体型で、飛び方は直線的で素早く、その動きには力強さがあります

キイロスズメバチはこちらから刺激しなくても襲ってくる事があるので、これらの特徴を知っておくことで、遭遇時のリスク判断がしやすくなります。

キイロスズメバチの生態や習性

キイロスズメバチの生態や習性

キイロスズメバチの危険性を正しく理解するには、その生態や生活習慣を知っておくことが欠かせません。

どのような場所に巣を作り、どの時期に活動が活発になるのかを把握しておくことで、遭遇リスクを大幅に下げることができます。

ここでは、日常生活に潜む注意点を中心に、彼らの特徴的な習性を詳しく見ていきましょう。

人間の生活圏に巣を作る

キイロスズメバチは本州を中心に、日本全土に広く分布しており、人間の生活圏に積極的に巣を作る習性があるため遭遇しやすく厄介です。

雨風をしのげる場所に巣を作るので、床下や屋根裏、軒下、庭木など、身近な場所に営巣しやすいのが特徴です。

また、残飯やジュースの空き缶などから糖分を摂取することもあり、ゴミ置き場や公園などにもよく出没します。

巣は丸や楕円形で、マーブル模様や貝殻のような模様をしておりピーク時には直径1mにも達することがあります。

巣内の個体数も非常に多く、最大で1,200匹にもなることから、刺激を与えると大きな被害につながる恐れがあり大変危険です。

活動時期が3月~11月頃と長い

キイロスズメバチの活動期間は3月から11月頃までと非常に長く、他のスズメバチと比較して際立っています。

例えば、オオスズメバチやヒメスズメバチの活動期間は4月から10月、アシナガバチが4月から9月まで活動するのに対し、キイロスズメバチは暖かい地域なら11月下旬まで活動を続けることもあるのです。

この長い活動期間により、巣作りや餌を求める行動が増え、人間との接触の機会も自然と多くなります

特に秋になると食料の需要が高まり、活発に動き回るため注意が必要です。

また、温暖化の影響により、さらに活動期間が長くなる可能性があると考えられています。

このため年間を通しての観察と適切な対策が重要です。

7~9月に最も凶暴化

キイロスズメバチが最も攻撃的になるのは、働きバチが増え、巣が最大化する7月〜9月の時期です。

この時期、彼らはエサを求めて広範囲に活動し、外敵に対する警戒心が非常に強くなります

特に巣に近づいたり刺激を与えたりすると、集団で襲いかかってくる恐れがあるため、注意が必要です。

さらに、繁殖期に入ることで行動が一層活発化し、攻撃性が高まります。

被害は野外活動や庭作業中に多く発生しており、作業の際には、細心の注意が必要な時期といえるでしょう。

キイロスズメバチの攻撃性や危険度

キイロスズメバチの攻撃性や危険度

キイロスズメバチが「最も危険なハチ」とされる理由は、その異常なまでの攻撃性を持ちながら、人間の生活圏に近い場所に生息するという点にあります。

巣の存在に気づかず、うっかり近寄ってしまったことが刺激となってしまい、集団で襲われるケースも珍しくありません。

ここでは、実際にどのような危険性があるのか、またその攻撃の特徴について詳しく解説していきます。

気性が荒く攻撃的で執念深い

キイロスズメバチは、非常に気性が荒く、わずかな刺激にも敏感に反応する攻撃的なハチです。

巣の近くで物音を立てたり、通りがかったりするだけでも敵とみなして襲ってくることがあり、他のスズメバチと比べても怒りっぽい性質を持っています。

巣の警戒範囲は約10m、一度攻撃を開始すると30m以上も追跡してくる執念深さを見せることも。

これはオオスズメバチと並ぶレベルで、チャイロスズメバチ(追跡距離:10m)やヒメスズメバチ(追跡距離:3m)と比べても圧倒的です。

日常の中で突然襲われる事故が多いのも、この異常な気性と執念の強さが関係しているのです。

何度も刺すことが可能

キイロスズメバチは、一度刺しても針が抜けない構造を持つため、何度でも繰り返し刺すことができます。

ハチに刺された際の激しい痛みは、セロトニンやヒスタミンなどの成分が原因で、キイロスズメバチの毒はこれらを多く含んでいるのが特徴です。

また、毒の危険性は「毒性の強さ」だけではなく、毒の「量」や「濃度」にも影響されます。

キイロスズメバチの毒性(LD50値)は3.1とされ、セイヨウミツバチやヒメスズメバチよりも弱いものの、毒の量や成分の性質により実際の被害は深刻です。

さらに、刺す以外にも毒液を飛ばす攻撃方法があり、目に入ると失明の危険性があるため注意が必要です。

仲間を呼ぶことができる

キイロスズメバチは、フェロモンを使って仲間に情報を伝える能力を持っています。

フェロモンは「ここに敵がいる」「危険が迫っている」といったメッセージを伝える手段で、1匹が攻撃態勢に入ると、そのサインをきっかけに周囲の個体が一斉に集まり、集団攻撃を仕掛けてくるのです。

たとえば、うっかりスズメバチを1匹だけ叩いて駆除した場合でも、その個体が放ったフェロモンが仲間を引き寄せてしまうことがあります。

特にキイロスズメバチは巣の中に300〜1200匹もの個体が存在するため、一度仲間を呼ばれてしまうと、大量のハチに囲まれる危険性が高くなります。

安易な自己判断での駆除は、かえって被害を拡大させるおそれがあるのです。

毒性が高くアナフィラキシーのリスクあり

キイロスズメバチの毒は非常に強力で、神経毒や組織破壊成分に加え、アミン類(セロトニン・ヒスタミン)やハチ毒キニンといった激しい痛みや腫れを引き起こす成分を豊富に含んでいます。

中でも注意すべきはアナフィラキシーショックのリスクです。

「2回目に刺されたときに発症する」とよく言われていますが、初めてでも多数のハチに同時に刺されると発症するケースもあるので油断は禁物です。

蜂毒は反応が早く、刺されてから約15分以内に症状が現れることが多く、特に発症が早いほど重症化しやすいとされています。

中には、アナフィラキシー発症から心停止まで15分という例もあり、迅速な治療が生死を分けることになります。

刺されたら、自己判断せずすぐに医療機関へ向かうことが命を守るカギです。

キイロスズメバチの対策と予防方法

キイロスズメバチの対策と予防方法

キイロスズメバチの危険性を避けるためには、遭遇を防ぐことが何より重要です。

特に春から秋にかけての活動期間中は、巣作りを未然に防ぐ工夫や、ハチを遠ざける習慣を意識するだけで、被害のリスクを大幅に減らすことが可能です。

ここでは、家庭でできる予防策や、見かけたときの適切な対応方法についてご紹介します。

屋根裏など閉鎖空間に侵入させない

キイロスズメバチは、屋根裏や床下、換気口の内部など、外から見えにくい閉鎖空間に巣を作ることが多く、気づかないうちに営巣が進んでしまうケースもあります。

こうした場所に侵入させないためには、春先の巣作りシーズン前に通気口や屋根の隙間を埋めたり、ハチが入れない大きさのメッシュ状のシートなどを貼ったりするなど、しっかりと対策することが重要です。

エアコンの配管周辺や換気扇のフードなども、ハチが通れるわずかな隙間があると侵入されてしまう可能性があるため、金網やパテなどでの補強が効果的でしょう。

特に過去に営巣されたことがある場所は、キイロスズメバチが好む環境であるため要注意です。

忌避効果のある木酢液やハッカ油で遠ざける

キイロスズメバチは、特定の強い匂いを嫌う習性があります。

木酢液やハッカ油といった天然の忌避成分は、ハチを寄せつけない対策として家庭でも手軽に使用可能です。

スプレータイプにしてベランダや軒下など巣を作られやすい場所に定期的に散布すると、寄り付きにくくなります。

特に木酢液は独特の燻製のような臭いがあり、ハチにとっては強い刺激になります。

ペットや小さなお子様がいるご家庭でも使いやすく、安全性を重視する場合にもおすすめの対策方法です。

1匹見かけたら巣が近くにある可能性を疑う

「1匹だけだから大丈夫」と油断するのは非常に危険です。

キイロスズメバチは、巣の周辺を偵察する働きバチが常に飛び回っているため、1匹見かけたということは近くに巣が存在している可能性が高いと考えるべきです。

特に短時間に何度も同じ場所で目撃する場合は、巣が住宅のどこかに作られている可能性があるため、注意深く様子を観察しましょう。

また見つけた場合も無理に近づかず、専門業者などに相談して確認してもらうのが安全です。

キイロスズメバチの巣の駆除方法

キイロスズメバチの巣の駆除方法

もし自宅やその周辺でキイロスズメバチの巣を見つけた場合、慌てずに冷静な対応を心がけましょう。

特に巣の規模や場所によって、適切な対処方法は大きく異なります。

ここでは、自力での駆除が可能なケースと、専門業者に依頼すべきケースについて、それぞれの目安と注意点を詳しく解説します。

初期の巣なら自力駆除も可能

キイロスズメバチの巣がまだ初期段階で、女王バチ1匹しかいない場合に限り、自力での駆除も可能です。

この時期の巣はゴルフボール程度の大きさで、春(4〜5月頃)に見つかることが多いです。

駆除の際は、夜間または早朝の活動が鈍い時間帯を狙い、防護服や市販のハチ用殺虫スプレーを準備する必要があります。

ただし、女王バチに刺されたというケースも多発しているので少しでも不安がある場合は無理をせず、専門業者に相談することが大切です。

巣の場所が手の届きにくい場所にある場合も、無理な作業は大変危険です。

大きな巣の駆除は業者に依頼すべき

巣がすでに中期~後期に入っている場合や、直径30cm以上に成長している場合には、専門の駆除業者への依頼が必須です。

この段階になると巣内の個体数は数百〜千匹規模に達しており、刺激を与えると集団で襲ってくる危険があります。

特に住宅の高所や密閉空間にある巣では、安全な駆除には専用の装備と技術が必要です。

無理に手を出してしまうと、大きな事故につながりかねません

安心・確実に駆除したい方には、ハチ駆除専門クリーンライフのような実績のある業者の利用をおすすめします。

蜂駆除の専門業者に依頼する際の費用と流れ

蜂駆除の専門業者に依頼する際の費用と流れ

キイロスズメバチの巣が大きくなってしまった場合や、手の届きにくい場所にある場合には、専門業者への依頼が最も安全で確実な方法です。

なお、蜂の駆除費用は、駆除対象となる蜂の種類や巣の場所・大きさによって異なります。

キイロスズメバチのように攻撃性が高く、巣が大規模な場合は作業の危険度も高くなるため、料金もやや高めに設定される傾向があります。

一般的な相場としては、1万円〜3万円程度が多く、巣が高所や屋根裏などにある場合は追加料金がかかることもあるので事前に無料見積もりを受けられる業者を選ぶと、予算の目安が立てやすく安心です。

キイロスズメバチの駆除はハチ駆除専門クリーンライフに相談!

キイロスズメバチの駆除はハチ駆除専門クリーンライフに相談!

キイロスズメバチは、見た目の特徴や生態からも分かるように、非常に危険性の高いハチです。

巣の規模や個体数、攻撃性、毒性など、どれをとっても自己判断での対処は極めて危険ですので絶対に避けましょう

キイロスズメバチを見かけた場合は、既に近くに巣があるサインかもしれません。

被害を未然に防ぐためにも、専門知識と経験を持ったプロの手を借りるのが最も安心・安全な選択です。

また、キイロスズメバチの駆除なら、ハチ駆除専門クリーンライフにぜひご相談ください。

全国対応・年中無休で、迅速かつ丁寧に対応しているので、蜂のトラブルでお困りの際は、まずは気軽に相談してみましょう。

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