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蜂の駆除方法を詳しく解説!業者に任せるべき危険な蜂も紹介
本記事では、「自力での駆除」と「業者への依頼」、それぞれの適切な判断基準や、蜂の巣を見つけた際の対応方法をわかりやすく解説します。
蜂は種類や季節、巣の場所によって危険度が大きく異なり、対処方法を誤ると刺されるリスクも高まります。
特に注意すべき蜂の種類や、駆除を依頼する際のポイントも紹介していますので、安全な対策の参考にしてください。
Contents
蜂の駆除は自力で行うか業者に依頼の2パターン
蜂の駆除方法には、大きく分けて「自力で駆除する」か「専門業者に依頼する」の2つの方法があります。
状況や蜂の種類によっては、自力での駆除が可能なケースもありますが、無理をすると刺される危険性や巣を刺激してしまうリスクがあるため注意が必要です。
たとえば、巣が小さい・作り始めたばかりの段階で、手の届く安全な場所にあり、かつ比較的おとなしい蜂であれば、自力駆除も選択肢となります。
一方で、スズメバチなど攻撃性の高い蜂の巣があったり、人通りの多い場所に巣があったりする場合は、早めに専門の蜂駆除業者に相談することをおすすめします。
なお、蜂駆除専門クリーンライフでは、種類や状況に応じた最適な対処方法をご提案しており、迅速・丁寧な対応で多くの高評価をいただいています。
ご自身での判断が難しい場合は、無理をせずお気軽にご相談ください。
駆除を考えるシチュエーションとその後の対応
蜂の被害に直面したとき、どのような状況かによって適切な対応は異なります。
たとえば、家の中に蜂が一匹だけ入り込んでしまった場合と、庭先で頻繁に見かける場合、さらには巣らしきものを発見した場合とでは、対処法も危険度も大きく変わってきます。
ここでは、よくあるシチュエーションごとに注意点や対応方法を詳しく解説していきます。状況を正しく判断し、冷静に対応することが大切です。
家に入り込んだ蜂は電気を消して外へ誘い出す
部屋の中に蜂が一匹だけ入り込んでしまった場合、慌てず落ち着いて対処することが大切です。叩いたり追い払おうとすると、刺激を与えて攻撃される可能性があります。まずは部屋の明かりをすべて消し、窓やドアを開けて外の光だけが入る状態にしてみましょう。
人通りがある場所の巣は注意喚起する
蜂の巣が人通りの多い場所や、建物の出入口・通学路付近などに作られている場合は、周囲への注意喚起が最優先です。
まずは、「蜂に注意」といった張り紙をするなどして、人が不用意に近づかないようにしましょう。
特に子どもやペットがいる環境では、保護者やご近所への声かけも重要です。
しかし、見慣れていないと蜂の種類や巣の規模など、その危険度がわからないことも多いので、写真を撮って専門業者に相談するのもおすすめです。
地中に巣を作る蜂かを見極める
蜂の巣といえば木の枝や軒下などを想像しがちですが、実は地面の中に巣を作る種類もいます。
特にオオスズメバチやクロスズメバチ、ドロバチなどは地中や壁のすき間など、見つけにくい場所に巣を構えることがあります。
地面付近を出入りする蜂を見かけたら、その下に巣がある可能性が高いため、むやみに近づいたり、草むしりや穴掘りをしないようにしましょう。
夏以降のスズメバチには手を出さない
スズメバチは夏から秋にかけて活動が最も活発になり、巣も大型化して攻撃性が一気に高まります。
夏以降のスズメバチは、外敵に対して非常に敏感で、少しの刺激でも集団で襲いかかってくることがあります。
特にキイロスズメバチやオオスズメバチは、警戒範囲が広いだけでなく30mもの距離を執拗に追跡してくる習性があるので自力での駆除は極めて危険です。
防護服を着ていても刺されるリスクがあるため、少しでも不安を感じたらすぐに専門の蜂駆除業者に連絡するのが最善策です。
自力で蜂の巣の駆除が可能な条件
蜂の巣を見つけたとき、すぐに業者に依頼すべきか迷うこともあるかもしれませんが、状況によっては、自力での駆除が可能なケースもあります。
作り始めで巣が小さい段階
蜂の巣は春先から徐々に作られ始め、5月〜6月頃はまだ巣が小さく未完成の段階であることが多いです。
この時期の働きバチはまだ育っておらず、女王蜂1匹で巣を作っている状態のため、比較的安全に駆除できる可能性があります。
この段階であれば、短時間で安全に巣を除去できるチャンスでもあります。
ただし、スズメバチなどは女王蜂単体でも攻撃性が高いため、必ず刺されないように厚手の防護服を着るなど肌が露出しない服装で対応してください。
巣の場所が手の届く位置にある
自力で蜂の巣を駆除する際には、「巣の位置」が非常に重要な判断ポイントとなります。
巣が脚立を使わずに届く高さにある、あるいは足場が安定した場所にある場合は、比較的安全に作業できます。
逆に、高所・狭所・屋根裏や壁の隙間などの見えにくい場所にある巣は、特別な道具が必要であったり、作業中の転倒や接近による刺傷など、二次被害のリスクが高まります。
たとえ巣が小さくても、作業環境が悪ければ自力での駆除は避けた方が無難です。
また、巣のまわりに電線や配管などがある場合も、感電や破損などの危険があるため注意が必要です。安全な位置かどうかをしっかり確認したうえで判断しましょう。
蜂の種類が比較的おとなしい
蜂の中には、刺激を与えなければ攻撃してこない比較的おとなしい種類も存在します。
例えばミツバチなどは基本的にはおとなしく、巣を刺激しなければ人を襲うことはめったにありません。
毒性も比較的弱めですが、ミツバチは花粉の受粉を助ける大切な益虫であり、生態系や農作物にも大きな役割を担っています。
そのため、ミツバチの巣を見つけた場合はむやみに駆除せず、専門の業者に相談して引き取ってもらうのが望ましい対応です。
ただし、どの蜂であっても刺されるとアレルギー反応や腫れが起きる可能性があるため、油断は禁物です。種類の判別がつかない場合は、無理せずプロに判断を仰ぎましょう。
自力で蜂の巣の駆除を行う方法
自力で蜂の巣を駆除する場合は、万全の準備と慎重な手順が欠かせません。
小さな巣であっても、蜂の反撃に遭うリスクは常にあるため、しっかりとした事前準備と安全対策を行ったうえで作業を行いましょう。
ここでは、駆除に適した時間帯や必要な道具、実際の作業手順など、安全に巣を除去するためのポイントを解説します。
蜂の巣は夜間に駆除する
蜂の巣を駆除する際は、夜間(20時以降)〜早朝にかけての時間帯がもっとも安全とされています。
これは、日中に外で活動していた蜂たちが夜には巣に戻り、気温が下がったことで動きが鈍くなるためです。
また、暗闇では蜂の視界も悪くなり、人間に気づきにくいため、反撃を受けにくくなります。
ただし、強い光には敏感に反応するため、作業時には赤いセロファンを貼った懐中電灯を使うなど、光の強さと色に配慮しましょう。
なお、例外的にモンスズメバチの場合は夜間も飛び回ることが知られています。
遭遇することは稀ですが、念のためモンスズメバチでないか確認することも重要です。
防護服、剪定はさみ、懐中電灯、ごみ袋、殺虫剤を準備
蜂の巣を自力で駆除するには、事前の準備が非常に重要です。最低限、以下の道具をそろえておきましょう。
- 防護服(できれば専用の蜂駆除用)
- 剪定ばさみ(巣の除去に使用)
- 懐中電灯(赤いセロファンを貼って使用)
- ごみ袋(巣や蜂の死骸の処理用)
- 蜂駆除用の殺虫スプレーまたは置き型タイプの駆除剤
特に防護服は、蜂の攻撃から身を守るために絶対に着用すべきアイテムです。
蜂駆除用の防護服は購入すると高額ですが、市区町村によっては無料で貸し出しているケースもあるため、事前に自治体のホームページを確認してみましょう。
また、使用する殺虫剤は、蜂の種類に応じた専用タイプを選ぶことが大切です。
スプレータイプだけでなく、設置するだけで巣の活動を抑える「置き型タイプ」もありますので、状況に応じて使い分けると効果的です。
蜂の巣の具体的な駆除手順
準備が整ったら、いよいよ蜂の巣の駆除作業に入ります。ここでは、安全に進めるための基本的な手順を紹介します。
- 服装・装備の確認
- 赤セロファンを貼った懐中電灯の準備
- 殺虫剤の噴射
- 巣の撤去
- 作業後の確認と清掃
作業前に、防護服がしっかりと着用できているかを再確認しましょう。肌の露出部分がないか、フードや手袋のすき間が空いていないかも念入りにチェックしてください。
巣に向けて、やや距離をとった位置から1本使い切るように殺虫スプレーを噴射します。蜂が出てこなくなるまで繰り返し、しっかりと駆除できたことを確認しましょう。
蜂の動きが完全に止まったのを確認したら、剪定ばさみなどを使って巣を切り落とします。なお巣の残骸や蜂の死骸には絶対に素手で触らないようにしてください。
落とした巣や蜂の死骸はごみ袋に入れ、密閉して処分してください。
作業後の確認と清掃また片づけた後、周囲に蜂が残っていないかをチェックします。必要に応じて、殺虫スプレーを再度噴射し、清掃を行いましょう。
少しでも不安を感じた場合や、蜂の動きに異常を感じた場合は、途中で作業を中断し、安全な場所に避難することも大切です。安全第一で慎重に行動してください。
自力で蜂の駆除を行う場合の注意点
蜂の巣を自力で駆除する際には、万全の準備をしていても危険がともなう行為であることを忘れてはいけません。
ここでは、自力駆除を行う際に特に気をつけたいポイントを解説します。
絶対に無理をしない
蜂の巣を自力で駆除する際に最も大切なのは、「少しでも不安を感じたら無理をしないこと」です。
蜂の動きが予想以上に活発だったり、巣の中から多数の蜂が出てきたりした場合は、作業を中断してすぐに安全な場所に退避してください。
蜂の種類や個体差によっては、少数でも強い攻撃性を持つケースもあるので「小さな巣だから大丈夫」と過信するのは禁物です。
駆除後でも死骸や巣を素手で触らない
蜂の駆除が終わったあとでも、油断は禁物です。
死骸であっても触った刺激で毒針を刺してくることがあるため、素手で触れるのは非常に危険です。
また、特にスズメバチの巣などは外壁が厚く巣の内部まで殺虫剤が行き届いていない場合があり、後から働きバチが飛び出してくる可能性があります。
駆除後の蜂や巣を処理する際は、必ず厚手の手袋を着用し、袋や道具を使って接触を最小限にしましょう。
巣の破片に蜂が残っていたり、刺激で隠れていた蜂が出てくることもあるため、慎重に作業を進めることが大切です。
屋内の場合は必ず換気を行う
室内で蜂を駆除した場合は、作業後にしっかりと換気を行うことが重要です。
殺虫スプレーに含まれる成分は、適切に使用すれば人体への影響は少ないとされていますが、過剰に吸い込んだり、誤って皮膚に付着させたりすると、頭痛やめまい、皮膚炎などの症状を引き起こす可能性があります。
特に小さなお子様やペットには十分な配慮をする必要があります。
参考:厚生労働省 平成14年度家庭用品に係る健康被害病院モニター報告、日経メディカル 処方薬事典、プロ用ゴキブリ駆除剤 SDS
駆除後の予防対策をしっかり行う
駆除後は下記の対策を行うことで、蜂の再発を防ぎ、安全な生活環境を維持することができます。
- 巣の撤去後に再発防止のための薬剤散布
- 定期的な点検
業者に依頼すべき蜂の種類
蜂の巣を見つけた際に、自力での駆除が難しいと判断すべきケースもあります。
特に以下のような蜂は攻撃性が強かったり、毒性が高い種類であり、プロの蜂駆除業者への依頼が強く推奨されます。
ここでは、業者対応が必要とされる代表的な蜂の種類をご紹介します。
獰猛で執念深いキイロスズメバチ・オオスズメバチ
スズメバチの中でも特に危険性が高いとされるのが、キイロスズメバチとオオスズメバチです。
どちらも攻撃性が非常に強く、毒性も高いので、一般の方が自力で駆除を行うのは非常に危険です。
この2種の巣を見つけた場合は、絶対に近づかず、すぐに専門業者へ連絡することが最も安全な対応です。
参考:アナフィラキシーガイドライン2022 – 日本アレルギー学会
オオスズメバチにかんする詳しい記事もあるのでぜひご参照ください。
おとなしいが毒性が高いアシナガバチ
アシナガバチは、スズメバチよりも体が細く、脚が長く垂れ下がって飛ぶ姿が特徴です。性格は比較的おとなしく、刺激を与えなければ攻撃してこないこともありますが、毒性の高さには十分注意が必要です。
実際、アシナガバチに刺されると強い痛みと腫れが生じ、場合によっては重篤なアレルギー反応(アナフィラキシー)を引き起こすことがあります。
日本アレルギー学会の『アナフィラキシーガイドライン2022』によれば、蜂刺傷によるアナフィラキシーは、アシナガバチによるものが最も多く、次いでスズメバチ、ミツバチの順と報告されています。
巣の規模が小さいうちであれば自力での対応が可能な場合もありますが、蜂の数が多い、あるいは過去に刺されたことがある場合は、無理をせずに専門の駆除業者に依頼することをおすすめします。
環境への配慮も必要なミツバチ
ミツバチは、スズメバチやアシナガバチに比べて性格がおとなしく、刺すことで自身も死んでしまうので攻撃性も低い蜂です。
またミツバチは、植物の花粉を運んで受粉を助ける働きを持ち、農業や自然環境の維持において欠かせない生き物であり人間にとって“益虫”とされる存在でもあります。
そのため、巣を見つけたとしても、安易に駆除するのではなく、専門業者によって“引き取り”という形での対応が推奨されます。
もしミツバチの巣を見つけた場合は、むやみに駆除を試みるのではなく、環境や生態系への影響もふまえて、蜂の扱いに慣れた業者に対応を依頼しましょう。
巣の完全駆除の難易度が高いクロスズメバチ・泥蜂
クロスズメバチや泥蜂(ドロバチ)は、攻撃性こそそれほど高くありませんが、巣の構造や設置場所の関係で完全駆除が難しい蜂です。
クロスズメバチは、地中や壁のすき間など目に見えにくい場所に巣を作ることが多く、出入り口が小さいために発見が遅れるケースも少なくありません。
特に地中に巣を作るクロスズメバチは、不用意に近づくと突然大量の蜂が飛び出す危険性もあるため、早めに業者へ相談するのが安心です。
クロスズメバチに関する詳しい記事もあるのでぜひご参照ください。
蜂駆除業者に依頼する場合のポイント
蜂の種類や巣の場所によっては、自力での駆除が非常に危険となるケースもあります。
そんなときは、蜂の駆除を専門に行う業者に相談するのが最も安全で確実な選択肢です。
とはいえ、いざ依頼しようと思っても、「どこに頼めばいいの?」「費用はどのくらい?」など、不安を感じる方も多いはずです。
ここでは、蜂駆除業者に依頼する際に押さえておきたいポイントを解説します。
蜂駆除の費用相場を把握しておく
蜂の駆除を業者に依頼する場合、まず気になるのが費用です。
料金は蜂の種類や巣の場所・大きさ・作業の難易度によって変わりますが、一般的な相場は8,000円〜30,000円程度といわれています。
たとえば、屋外の小さなアシナガバチの巣であれば比較的安価ですが、屋根裏や壁内部・地中などの作業が難しい場所では費用が高くなる傾向があります。
また、スズメバチのような危険な蜂の駆除や再発防止処理を含む場合は、5万円を超えることもあります。
追加料金の有無や、事前の見積もりが明確かどうかも確認しておくと安心です。
良い業者の見分け方と選び方
駆除業者の中には、相場以上の高額な料金を請求する悪質なケースも存在します。
依頼前には、以下のポイントをチェックしましょう。
- 見積もり以外の追加請求がないかどうか
- アフターサポートがしっかりしているか
- 駆除実績や口コミ、SNSでの評価に問題は無いか
特に、料金が安すぎる業者には注意が必要です。
駆除後の保証がなかったり、十分な処理をせず再発するリスクがあるため、価格だけで判断せず、対応の丁寧さや実績を重視しましょう。
自治体の無料相談や助成制度を活用できる場合がある
実は、市区町村によっては蜂の巣駆除に関する無料相談窓口や、費用の一部を助成してくれる制度がある場合もあります。
たとえば、
- 防護服の貸し出し
- 駆除業者の紹介
- 一定条件下での費用補助(高齢者世帯や公共性の高い場所など)
といった支援を行っている自治体もあります。
自治体の公式サイトや、環境・防災・生活安全課などの窓口を事前に確認し、使える制度は積極的に活用しましょう。
蜂の駆除は無理せずプロにご相談を
蜂の巣を見つけたとき、慌てて自力でどうにかしようとすると、思わぬケガや事故につながる恐れがあります。
特にスズメバチやアシナガバチなどの毒性が強い種類や、手の届かない場所にある巣は、無理をせず専門の蜂駆除業者に依頼しましょう。
蜂駆除専門クリーンライフでは、豊富な実績と確かな技術で、お客様の安全を第一に考えた対応を行っています。
「これって駆除が必要?」「業者に頼むべきか迷っている…」という段階でも構いません。
まずはお気軽にご相談ください。
蜂の駆除方法についてよくある質問
- 自宅に蜂の巣を見つけたらまず何をすればいいですか?
- まずは不用意に近づかず、刺激しないことが第一です。蜂の種類や巣の場所によっては非常に危険なため、写真を撮る・距離を取る・業者に相談するといった冷静な対応が大切です。
- 自分で蜂の巣を駆除しても法律的に問題はありませんか?
- 原則として私有地内の駆除であれば問題はありません。ただし、ミツバチのような環境保護の観点が関係する場合や、公共施設近辺の場合は自治体への相談が必要になることもあります。
- 蜂の駆除にかかる時間はどれくらい?
- 作業内容や蜂の種類にもよりますが、通常は30分〜1時間程度で完了するケースが多いです。巣の場所が複雑な場合や、再発防止処理を含めると多少長くなることもあります。
危険ですので、無理せず
まずはプロに相談を!
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- 現金払い
- 各種クレジットカード対応
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- 銀行振込
- QR決済