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【危険!】スズメバチを掃除機で吸ったらNG?リスクや安全な対処方法を解説
自宅や庭にスズメバチが出現した時に、掃除機で吸って駆除しようと考えていませんか?
本記事では、スズメバチを掃除機で吸った場合のリスクや対処法を解説します。
- 掃除機で吸えば応急処置になる?
- 掃除機で吸ったら殺虫効果がある?
- 安全な駆除方法が知りたい!
上記のような疑問に向けて、掃除機を使った方法が危険な理由やおすすめの駆除方法をご紹介します。一過性の駆除ではなく、再発しない完全除去を目指しましょう!
Contents
【緊急!】掃除機でスズメバチを吸った時の対処法
最初に、掃除機でスズメバチを吸ってしまった時の対処法をご紹介します。吸ったまま放置するのは大変危険!至急、以下の手順を実施してください。
- 10分程度そのまま掃除機を回しておく
- ビニール袋で密閉する
- 室内にスズメバチがいないか確認する
- 駆除業者に連絡する
それぞれ、詳しく解説していきます。
STEP1:10分程度そのまま掃除機を回しておく
スズメバチを掃除機で吸い込んだ直後は、すぐに電源を切らずに、10分から15分ほど回し続けましょう。掃除機の内部温度が上がり、吸引の衝撃とあいまってスズメバチの体力を消耗できます。
ただし、それだけで死滅するとは言えないので、すぐに次の対処に備えましょう。
STEP2:ビニール袋で密閉する
スズメバチは、その他の虫よりも強靭。掃除機内部で生存している恐れがあるため、電源を切ったあとは、掃除機全体を大きなビニール袋で密閉してください。万が一、スズメバチがダストボックスから出てきても、外部への脱出を防げるでしょう。
もし紙パックタイプであれば、紙パックのみで問題ありません。紙パックのみをビニール袋に入れるのであれば、ビニール袋の外側から殺虫剤を慎重に吹き込むと、吸ったスズメバチを駆除できる可能性もあります。
ただし、掃除機ごとビニール内に入れる場合は、内部の樹脂やモーターに影響が出る恐れもあるため、殺虫剤は使用せずに、次の対処法に移ってください。
STEP3:室内にスズメバチがいないか確認する
掃除機を密閉したら、そのまま外に出し、室内にスズメバチがいないか確認してください。スズメバチは攻撃的な性質を持つため、仲間が危険にさらされた際には集団で襲ってくるケースがあります。
もし、室内に他のスズメバチがいる場合は、無理に追い払おうとせず、静かにその場を離れて安全な場所に避難してください。
STEP4:駆除業者に連絡する
室内や周辺にスズメバチがいてもいなくても、速やかに駆除業者に連絡してください。
掃除機の中のスズメバチが死滅しない場合は、そのまま駆除してもらう必要があります。巣が近くにある確率も高いので、専門知識と技術を持つ業者にしかるべき対処をしてもらうのが一番安全です。
「ハチ駆除専門クリーンライフ」にお気軽にご相談ください!
スズメバチを掃除機で吸ったら危険な理由
スズメバチを掃除機で吸ってしまったら迅速な対応を取るべきだとお伝えしました。改めて、スズメバチを掃除機で吸ったら危険な理由を見ていきましょう。
- 強い攻撃性と集団反撃性がある
- 掃除機自体がスズメバチを刺激する
- 巣に近づくだけで威嚇される
それぞれ、解説していきます。
強い攻撃性と集団反撃性がある
スズメバチは非常に攻撃的な性質を持ち、巣が脅かされると集団で反撃します。
掃除機で1匹を吸引すると、その振動や音が巣全体に危険信号として伝わり、他の個体が攻撃態勢に入る恐れがあるのです。
特に、キイロスズメバチやオオスズメバチは、スズメバチの中でも防衛本能が強く、刺傷事故のリスクが高まるので要注意です。
掃除機自体がスズメバチを刺激する
掃除機の動作音や振動自体も、スズメバチにとって外敵の接近と認識されかねません。人工的な操作音は、スズメバチの警戒心を刺激するので、掃除機の吸い込み口を近づけるだけで反撃されるリスクがあるでしょう。
巣に近づくだけで威嚇される
スズメバチの巣に近づくだけで、彼らは威嚇行動を取り始めます。巣の半径数メートル以内に入ると、警戒音を発したり、飛行パターンを変えるなどの行動が見られるため、掃除機を構えて数メートル以内に近寄るのは大変危険。さらに、掃除機の操作音が加わると、高い確率で警戒態勢に入るでしょう。
スズメバチが発する威嚇音については、以下記事で詳しく解説しています。
>>【危険信号】スズメバチの威嚇音とは?カチカチ音から身を守ろう!
スズメバチを掃除機で吸ったあとのリスク
スズメバチを掃除機で吸ったその後にも、リスクが伴います。
- 掃除機内のスズメバチが逃げ出す恐れがある
- 紙パック型掃除機は逆流する恐れがある
- 殺虫効果がなく完全駆除にならない
上記3つのリスクをお伝えしていきます。
掃除機内のスズメバチが逃げ出す恐れがある
スズメバチを吸い込んでも、掃除機内で死なずに生きているケースが多く見受けられます。強い外骨格を持つスズメバチは、吸引だけでは致命傷にならず、内部で動き回り続ける場合がほとんど。掃除機の吸引力が弱まった拍子や、排気口、ダストボックスの隙間などから脱出するリスクもあるのです。
逃げ出したスズメバチが室内を飛び回り、反撃される恐れもあるため非常に危険と言えるでしょう。
紙パック型掃除機は逆流する恐れがある
紙パック型の掃除機の場合、スズメバチが紙パックの中で生存していると、振動や排気の影響で逆流しかねません。内部で暴れるスズメバチがその衝撃で穴を開けたり、破損させて脱出したりするケースもゼロではないのです。
殺虫剤を投入する場合も、紙パック自体を開封するのではなく、必ず別のビニール袋で密閉した中に流し込む手順をおってください。
殺虫効果がなく完全駆除にならない
掃除機での吸引には殺虫成分や高温処理が伴わないため、骨格のしっかりしたスズメバチを確実に駆除する効果はありません。物理的に押し潰されたり窒息するケースはあるものの、多くの場合は生存します。
そもそも、近くにいた1匹のみを吸い込んだからと言って、巣の場所や仲間の存在が特定できなければ、根本的な問題解決にはなりません。それどころか、反撃態勢になった仲間たちに進入されるリスクもあるでしょう。
スズメバチを駆除したい時には、以下の記事を参考にしてください。
>>スズメバチを駆除したい時はどうしたら良い?自力での退治方法とおすすめ駆除方法を紹介!
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スズメバチを自分で駆除するのは危険
スズメバチを掃除機で吸う危険性をお伝えしましたが、スズメバチの駆除行為自体、危険がはらみます。特に危険な以下3点を解説していきます。
- 巣全体を刺激して大群に襲われる
- 駆除後に再発する恐れがある
- 刺されると命にかかわるケースも
それぞれ、参考にしてください。
巣全体を刺激して大群に襲われる
スズメバチの巣には、最大で1,000匹以上の個体が潜んでいると言われています。巣を刺激すると、巣全体の防衛本能が働き、それだけの大群が一斉に攻撃してきます。特に、巣の規模が大きくなる7月から9月にかけては攻撃性が増すため、非常に危険と言えるでしょう。
自分で駆除を試みると、予期せぬ反撃に遭い、重大な事故につながる恐れがあるのです。
駆除後に再発する恐れがある
巣を取り除けたと思っても、実は除去しきれていなかったり、逃げたスズメバチが元の場所に戻って新たな巣を作りはじめたりするケースも起こりえます。
一度巣ができたということは、周囲の環境がスズメバチにとって適していたと言えるため、巣が再発する可能性は大いにありえるのです。
再発を防ぐためには、知識や経験に基づいたプロの作業が必要となり、個人で対応するには限界があるでしょう。
刺されると命にかかわるケースも
スズメバチに刺されると、激しい痛みや腫れだけでなく、アナフィラキシーショックと呼ばれる重篤なアレルギー反応を引き起こす場合があります。
アナフィラキシーショックは、呼吸困難や意識障害、血圧低下などを伴い、最悪の場合は死に至る恐れもある危険なアレルギー反応。特に、過去にハチに刺された経験がある人は、より重大な症状に発展し、命にかかわる事例も報告されています。
おすすめのスズメバチ駆除方法
自分で駆除するにはリスクの高いスズメバチの、駆除を依頼すべき先をご紹介します。おすすめのスズメバチ駆除方法として、自治体に依頼するケース、蜂駆除専門業者に依頼するケースをそれぞれ見ていきましょう。
自治体に依頼する
自治体によっては、スズメバチの駆除に関して以下のような支援を実施している場合があります。
<支援例>
- 無料相談:駆除方法や業者の紹介などのアドバイスを提供する
- 防護服の貸し出し:自力で駆除する場合に必要な装備を貸与する
- 補助金制度:民間業者に依頼した際の費用の一部を助成する制度を設けている
- 無料駆除:条件付きで無料駆除を実施している
ただし、実施している支援は、自治体によって大きく異なります。例えば、東京都新宿区では条件付きで無料駆除を依頼できますが、他の地域では防護服の貸し出しや業者の紹介のみの場合も。
条件も細かく定められているので、まずはお住まいの市区町村の公式ウェブサイトや窓口で確認する必要があるでしょう。
駆除専門業者に依頼する
自治体の支援では希望通りのサービスが受けられないケースがある一方で、蜂駆除専門業者は、臨機応変に依頼できるのがポイント。
スズメバチに特化した駆除方法で安全に作業を進めるのはもちろん、最短即日対応も可能なので、掃除機で吸ってしまった時などの緊急時にも頼りになるでしょう。
費用は状況により異なりますが、相場は1万円〜3万円程度が一般的。駆除だけでなく、戻りバチ対策や再発時に補償が適応される業者もあるので、駆除後も安心が続きます。
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スズメバチ駆除を依頼する専門業者のメリット
最後に、スズメバチ駆除を専門業者に依頼するメリットをご紹介します。
- なによりも安全
- 準備する手間が不要
- 高所や場所が不明でも駆除できる
- 再発防止対策してくれる
上記4点を、それぞれ参考にしてください。
なによりも安全
スズメバチは非常に攻撃的で、刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こします。下手に手出しすると、命にかかわる危険性もある中、専門業者は安全対策を万全に、蜂の習性や巣の構造を熟知した適切な手順で迅速に作業してくれる大きなメリットがあります。
近隣への影響も最小限に抑えられるでしょう。
準備する手間が不要
自力でスズメバチを駆除するとなると、防護服や殺虫スプレーなどの道具を揃える必要があります。巣の場所が高い時には脚立などの準備も必須。費用節約のために自力で、と考えても意外に費用がかかるものです。
専門業者の蜂駆除作業の相場は、1万円〜3万円程度が一般的。二度と使わないかもしれない防御服を購入し、危険と隣り合わせで作業するケースと比べると、はるかにコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
高所や場所が不明でも駆除できる
スズメバチの巣は、屋根裏や軒下、木の高い枝など、手の届きにくい場所に作られますが、専門業者は高所作業に必要な装備や技術が万全。巣の場所がわかりにくくても、経験と知識を活かして迅速に巣を特定します。高所での作業による転落事故や巣の見落としなどのリスクも回避できるでしょう。
再発防止対策してくれる
駆除後の再発防止策も、重要なポイントと言えます。専門業者による徹底した予防対策であれば、戻りバチによる新たな巣作りや巣の見落としが防げます。アフターフォローを提供している業者を選ぶと、より安心感が増しますね。
掃除機で吸ったスズメバチの二次被害は蜂駆除専門クリーンライフで防ごう
スズメバチを掃除機で吸った場合のリスクや対処法を解説しました。
攻撃性のスズメバチは、掃除機で吸うどころか自分で駆除するのも危険です。大事に至る前に、プロの専門業者に駆除を依頼しましょう。
『蜂駆除専門クリーンライフ』は、スズメバチをはじめとする蜂駆除実績が豊富。安全性の確保、手間の削減、高所や不明な場所での対応、再発防止といった多くのメリットを享受できるので、蜂駆除専門クリーンライフまでお気軽にご相談ください。
スズメバチを掃除機で吸った時によくある質問
- 吸ったスズメバチは掃除機の中で死滅しますか?
- 掃除機で吸っただけでは、スズメバチが即死するとは限りません。吸引による衝撃や圧力で弱る可能性はありますが、しばらく中で生きているケースが多いでしょう。
脱出を試みるリスクもあるため、十分注意してください。
- 吸った後、すぐに掃除機を開けても大丈夫ですか?
- すぐに掃除機を開けるのは非常に危険!スズメバチが生きている確率が高く、紙パックやダストボックスを開けた瞬間に飛び出して刺される恐れがあります。
吸った直後はそのまま電源を切らず、しばらく経ってからビニール袋で密閉してください。
- ダイソンなどのサイクロン掃除機はスズメバチを駆除できますか?
- サイクロン式でも、吸引力でスズメバチが即死する保証はありません。掃除機にダメージを与えるので、掃除機で吸いこむ行為自体避けましょう。
もし吸ってしまった時は、ビニール袋で密閉してから駆除業者に連絡してください。
- 掃除機からスズメバチが出てきたらどうすればいいですか?
- 無理に手を出さず、静かにその場を離れてから、専門業者へ相談しましょう。
窓を開けて逃がそうとしても、窓付近に巣がある場合は、他のスズメバチが攻撃態勢に入っているリスクもあります。
- 掃除機で吸ったスズメバチを、自分で処理するのが怖いです。
- 一旦、安全確保のために掃除機ごと外に出しましょう。ビニール袋で全体を密閉し、日差しの当たる場所に置くと内部が高温になり、スズメバチを弱らせられるはず。
その間に、速やかに専門業者を呼んでください。
危険ですので、無理せず
まずはプロに相談を!
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